たまたま
休日が一緒になって
末っ子と一日を共にした
朝
末っ子が最近始めた
ゴルフの練習につきあって
野球やん・・と言われつつ
私も数十球打った
ソフトボールの型が
身に付いているのは仕方ない
昔はキャッチャーで三番
その後
陸上競技場でひそかに孫の応援
末っ子が孫の競技を見るのは初めてで
「〇〇ちゃん県で一位なん?」
『そうやで』
「凄いやん、県やで・・」
『何言うとるん、この前、全国へ行ってきたやん』
まあすっとぼけの末っ子
『全国で入賞したって言うたやん』
親のことであろうと
兄弟のことであろうと
誰のことであろうと
端でドタバタ騒いでいても
聞いているようで興味のないことは
なにも頭に届かない末っ子
一生懸命説明していても聞いてない
話のどこかでちょっと
喰らい付きたい部分にふれると
今まで聞いとったんはなに?
というくらい
話を元に戻さなあかん羽目に遭う
いつも自分の思いで一杯なのか
耳が興味のあるなしを選別するのか
脳への回路は閉ざされている
言ったやん
聞いてない
そんなやり取りは日常茶飯事
四人の娘に伝えなあかんこと
誰に言って
誰に言ってないかって言われれば
二度も三度も伝えた娘に
一度も言ってない子がいるのも確か
どうしても伝えなあかんことは
個々に伝えるのでなくて
長女から回してもらうほうが確か
気が合うのか合わんのか
末っ子と私は
ギスギスしている二人だけの家族
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