我ながら天晴れ

痛みに耐えかねても
この病気で死ぬことはないですよと

転けることの無いようにと
難病を告知されていた

その頃はどういう訳か
よく転げた

転ける瞬間
しまったこれで不随かと

その頃は旅先で動けなくなったらと
旅行に行くのも不安だった

お陰さまで時々
人様より固まりやすい筋肉を

ほぐし治療（マッサージ）
するくらいで病気の治療は

急激な変化がなければ
１年後にCT検査と経過観察

まあ大した症状もないから
普段通り転けない生活を

年とともに転びやすくなるところへ
病気由来の転びやすさもある

でも慣れなのか数年前に比べると
転ぶことが少なくなって

病気を気にして行動を狭めるのも
嫌になって始めたテニス

それがお嬢様スポーツでない
なかなか激しく難しい

私は平均年齢の最中
上の人は80歳を過ぎていて

動きは機敏ではないけれど
無駄がない

私はと言えば予測も瞬発も
なにもあったものでない

はじめは誰でも同じと
慰められて無駄走り

真冬にいい汗流し
ついでに冷や汗も流している

土曜は練習日