浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2020-05-06 01:04:47 | 明来闇去

~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
   
               第四 八つの詩句の章 

            三、悪意についての八つの詩句


780、実に悪意をもって(他人を)誹る人々もいる。
    また他人から聞いたことを真実だと思って
    (他人を)誹る人々もいる。
    誹ることばが起こっても、聖者はそれに近づかない。
    だから聖者は何ごとについても心の荒むことがない。

781、欲にひかれ、好みにとらわれている人は、
    どうして自分の偏見を超えることができるだろうか。
    かれは、自ら完全であると思いなしている。
    かれは知るにまかせて語るであろう。

782、ひとから尋ねられたのではないのに、
    自分が戒律や道徳を守っていると言いふらす人は、
    自分で自分のことを言いふらすのであるから、
    かれは「下劣な人」である、と
    真理に達した人々は語る。



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