浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2021-04-05 00:18:16 | 明来闇去

     恩師のご著書「思いの中に生きる」より


         見えないものの存在

死んでから、蛇の姿になりあるいは狐の姿になって、
迷っている方がいっぱいあります。
本当は、蛇とか狐とかあるいは狸とか、
そういうものは人を化かしたり祟ったりしないのです。
そういう意識になり下がった人の意識が禍を起こします。

そういうことがわからないものですから、
「これはえらいことだ。祀れ。
供養せなあかん」ということになるのです。
地神さんというのは大体蛇の姿を見せます。
それは「人の執念」です。

これをゴミにたとえてみますと、
拝み屋さんが来て「ここ祀んなはれ」と言って
地祀りあるいは棚祀りをすることは
ゴミを掃除してゴミ箱に入れて屋敷の側へ
置いているのと同じことです。
うまいこと管理しないとまた出てきます。
神主さんが来て「祓い給え、浄め給え」とやったら、
チリ叩きでゴミを払っているようなものです。

その時はなるほどきれいになるけれど、
またそのゴミはそこへ落ちます。
一番いいのは掃除機を持って来てバーッとゴミを
皆吸ってしまって然るべく処置をしてしまうことです。
もう出てきません。
私の場合は掃除機でそういうゴミを
全部吸い上げてしまいますから、
後がうまくいきます。



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