お写真は恩師「長尾弘」先生が大阪の柏原市でお話を
されていた時、生けてあったまだ固い蕾だった
十五、六本のチューリップが一斉に開花したものを
この場にいた学びの友の方がカメラに収めたものです。
恩師のご著書「愚か者の独り言」講演集(一)
自然界の証明の例Ⅲとしてこの時の説明文あり(138頁)
このお写真は小生が恩師のご講演を拝聴に大阪の会場へ伺った時、
会場受付で頂戴したものです。
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
16、学生モーガラージャの質問
1116、モーガラージャさんがたずねた、
「わたくしはかつてシャカ族の方に
二度おたずねしましたが、
眼ある方(釈尊)はわたくしに
説明してくださいませんでした。
しかし『神仙(釈尊)は第三回目には
説明してくだる』と、わたくしは聞いております。
1117、この世の人々も、かの世の人々も、神々と、
梵天の世界の者どもも、
誉れあるあなたゴータマ(ブッダ)の
見解を知ってはいません。
1118、このように絶妙な見者(みて)に
おたずねしようとしてここに来ました。
どのように世間を観察する人を、
死王は見ることがないのですか?」
1119、(ブッダが答えた)、
「つねによく気をつけ、
自我に固執する見解をうち破って、
世界を空なりと観ぜよ。
そうすれば死を乗り超えることができるであろう。
このように世界を観ずる人を、
〈死の王〉は見ることがない。」