~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
11、ナーラカ
694、ところが、この世におけるわたくしの余命はいくばくもありません。
(この方が悟りを開かれるまえに)中途で死んでしまうでしょう。
わたくしは比なき力ある人の教えを聞かないでしょう。
だから、わたくしは、悩み、悲嘆し、苦しんでいるのです。」
695、かの清らかな修行者(アシタ仙人)はシャカ族の人々に大きな喜びを
起こさせて、宮廷から去っていった。
かれは自分の甥(ナーラカ)をあわれんで、
比なき力ある人の教えに従うようにすすめた。―――
696、「もしもお前が後に『目覚めた人あり、さとりを開いて、真理の道を歩む』
という声を聞くならば、そのときこそこへ行ってかれの教えをたずね、
その師のもとで清らかな行いを行え。」
~ 感謝・合掌 ~