グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

下痢と思い出

2007-02-18 21:53:25 | Weblog
どうも、昨日の夜からお腹の調子が悪い。
痛くて何度も下痢を繰り返している。

同じものを食べた夫は何ともないから
食べ物が原因ではないと思う。

やっぱりあれか、副作用。

怪しいと睨んでいるのは、ジェイゾロフトだ。
パキシルにするのが怖くて、結局抗鬱薬は変えなかった。
「少しお腹が痛くなったり下痢をしても我慢できるので続けます」
なんて言ってしまったが、何日か続くのはちと辛い。

下痢用の頓服、ロペミンを飲むとピタリと止まる。
しばらく下痢なんてなかったのにどうしたんだろう。
私の体の中で何か変わったのだろうか。

何年か前に数ヶ月、下痢と起床時の吐き気(吐くことが多い)が続いていた。
最初は風邪かと思ったが、他に症状らしいものはなく、
食べ物をいくら消化のよいものにしたところで変化がないので、
普通に食べて、下痢して、毎朝胃液を吐いていた。

今、考えると、「仕事のストレス」と「躁」と「躁による自身への不安」が原因だと思う。
その頃精神科には通院していなかったが、(以前入院した病院で治療終了ということになっていた)
自分がどんどん壊れていくようで、あるツテを使って評判のいい病院を予約した。
なんと、2ヶ月も先の予約だった。

その2ヶ月は凄まじかった。
夫よ、よく耐えてくれた。
なんとか仕事も続けていたし、友人との交流もあったが、
イライラは強いは、観念奔逸だは、すぐ怒るは…。
自分でセーブしようとするんだけど、止められなくて
いろんな人を巻き込んで大迷惑だったと思う。

やっと2ヶ月経って、病院に行ったとき、
波はいくらか収まっていたが、まだ勢いがあった。
イライラは収まらず、医師に聞いた。
「下痢と吐き気が続いています。
 自分はおかしくなってしまったように感じます。
 私は人格障害なのでしょうか?
 性格的におかしいのでしょうか?
 治療をすれば治ることですか?」

医師は、今回の診察で人格的な異常は見受けられない。
性格的な問題だとしてもカウンセリングなどで
考え方を変えていくことはできる。
下痢については精神的なことも考えられるが
内科的な検査をしたほうがいい。
お腹の調子を整える薬と気持ちを落ち着ける薬を処方する。
次回からカウンセリングも始めると告げた。

カウンセリングをしたいから2ヶ月も待ったのだ。
原因は分からなくても、これでなんとかなる、と救われたような気がした。

この1ヵ月後、しっかり鬱転して、自分から双極性障害ではないかと告げた。
自分が双極性障害かもしれないことはその1年前から本で調べて知っていたのだ。
もう認めざるを得ないと思って、自分からエピソードを話した。

「こんなに世界的にも有名な疾患なのに、前の先生はどこに目をつけていたんだろうね。」
前の病院の紹介状を読み直しながら、医師がそう話したとき、
この人なら分かってもらえると思った。
もう、下痢は治っていた。