夜な夜なシネマ

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『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』

2021年11月02日 | 映画(さ行)
『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』(原題:The Harder They Fall)
監督:ジェイムズ・サミュエル
出演:ジョナサン・メジャース,ザジー・ビーツ,イドリス・エルバ,レジーナ・キング,
   デルロイ・リンドー,ラキース・スタンフィールド,ダニエル・デッドワイラー他
 
イオンシネマ茨木にて、前述の『最後の決闘裁判』の次に。
 
11月3日(つまり明日)よりNetflixで独占配信されるオリジナル作品
一足先の10月22日から劇場公開されています。
契約しているんだから家で観てもいいのですけれど、
なんとなく大きな画面で観ようかという気持ちになりました。
 
が、しかし、『最後の決闘裁判』は上映時間153分。
その後25分空けて上映される本作は138分。長っ。
月曜日からこんな夜更かしして大丈夫かよ私、と思いながら。
 
監督はイギリス出身のシンガーソングライター、ジェイムズ・サミュエル。
製作国はアメリカで、出演者はイギリス人とアメリカ人が入り交じっています。
 
幼い頃、目の前で両親を殺されたナット・ラブは、復讐を誓って生きてきた。
今は仲間のビル・ピケット、ジム・ベックワースを従え、
銀行強盗を働いた輩集団から金を強奪している。悪い奴らから頂戴するだけ。
 
ビルとジムがある強盗団を待ち伏せて金を奪い取り、
最後のひとりを撃ち殺そうとしたときに、そいつが妙なことを口走る。
「誰の金だと思っているんだ。タダじゃ済まねぇぞ」。
そのまま殺すのも気になって、そいつを連れてナットのところへ戻る。
 
ナットの夢は、両親を殺したルーファス・バックを殺すことだったが、
当のルーファスは死ぬまで獄中にいるはず。
ところがこのたび釈放されたとそいつは言うのだ。
 
信じようとしないナットの前に今度は昔なじみの警官バスが現れ、
ルーファス釈放が真実であることを知らされる。
ナットとバスは手を組み、ルーファスを仕留めようと決めて……。
 
西部劇はイマイチ得意じゃないのに、なんと面白いことよ。
ナットとバス、ピケット、ジム、そこに加わる美女メアリーとカフィー。
タランティーノ作品を観ているような気もちょっぴりします。
 
ナット役にジョナサン・メジャース、ルーファス役にイドリス・エルバ
実はこれを観に行こうと思ったのは、イドリス・エルバが出ていると知ったから。
憎いだけのはずの彼の隠された秘密を知ったときにはホロリ。
 
バス役には久しぶりに見るデルロイ・リンドー
彼はもうじき70歳なのですね。こんな爺ちゃんがいたら素敵だ~。
敵の紅一点、トルーディー役のレジーナ・キングがとても嫌な女で○。
メアリー役の美人、ザジー・ビーツも、
凄腕の女ボディガードのカフィー役、ダニエル・デッドワイラーもイカしています。
ジム役のRJサイラーって、氷川きよしに似てませんか。
 
上映終了時刻は23時50分。帰宅すると当然日付が変わっている。
でも面白い映画を2本続けて観られた日は、夜更かししても翌日しんどくない。

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