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『パラレルワールド・ラブストーリー』 (TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の1本目@西宮)

2019年06月21日 | 映画(は行)
『パラレルワールド・ラブストーリー』
監督:森義隆
出演:玉森裕太,吉岡里帆,染谷将太,筒井道隆,美村里江,
   清水尋也,水間ロン,石田ニコル,田口トモロヲ他
 
ちっとも映画を観る機会のない6月。
ダンナの海外出張中を狙って、6,000マイルを使うことに。
通算10回目のTOHOシネマズ1ヶ月フリーパスポートをつくりました。
 
実は玉森裕太くんの顔が苦手です。
役者として好きとか嫌いとかはいっさいなく、とにかくタイプじゃない。
ファンの方に怒られそうですが、彼ってオバハン顔してませんか。
って、オバハンに言われたくないやろけど(笑)、
三角巾と(白の)割烹着、そう、給食のおばちゃんスタイルが似合いそうな顔だなぁと以前から思っていました。
 
そんな玉森くん主演だから、いくら東野圭吾原作でも積極的に観に行く気になれず。
DVDでじゅうぶんだわと思い、スルーするつもりでした。
けれどもフリーパスをつくったから、タダでならいいかと。
 
大学院生の敦賀崇史(玉森裕太)は、通学の途中に行き交う電車の車窓越し、
毎朝見かける女性にひそかに想いを寄せていたが、名前も聞けぬまま卒業。
その後、最先端研究をおこなうバイテック社に入社する。
 
ある日、崇史は親友で同じ会社に勤務する三輪智彦(染谷将太)と待ち合わせ。
智彦が自分の恋人だといって連れてきたのは津野麻由子(吉岡里帆)、
なんと電車で毎朝見かけていた女性だった。
激しい嫉妬に襲われ、なんとなく智彦と麻由子を避ける崇史。
 
ところがある朝、ベッドで目を覚ました崇史の隣には麻由子がいる。
ふたりは恋人同士で同棲生活を送っており、
智彦はもうずいぶん前にアメリカ本社に移動したらしい。
 
違和感を拭えないが、麻由子との暮らしは幸せに満ちている。
ずっとこのままであることを願っているのに、
智彦の恋人である麻由子の世界と、自分の恋人である麻由子の世界が交互に現れ、
次第に崇史は何が真実なのかわからなくなり……。
 
やはり主演がタイプじゃないとツライですね(笑)。
ついでに吉岡里帆、可愛いけどどうも演技は好きになれない。
さらにさらに、染谷将太の役柄もイマイチ。
崇史の先輩社員役の美村里江、旧芸名ミムラは歳を取った感が否めず、
上司役の筒井道隆は髭もなんだか汚らしいオッサン。
田口トモロヲは相変わらずながら、特に挙げるべき点なし。
 
とにかく誰にも共感できず、陳腐な印象。
原作も読んだはずですが、こんなに陳腐ではなかったよなぁ。
若手人気俳優のふたりを半裸にはしてみたラブシーンも当然背中だけ、
サービスで盛りました、てな感じでつまらん。
 
森義隆監督は『聖の青春』(2016)がよかっただけに残念です。
キャストに惹かれて観に行くことは大事なのかもしれない。(^^;

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