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『傷物語 III 冷血篇』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の15本目@梅田)

2017年01月28日 | 映画(か行)
『傷物語 III 冷血篇』
総監督:新房昭之
監督:尾石達也
声の出演:神谷浩史,坂本真綾,堀江由衣,櫻井孝宏

おそおその時間から北新地で韓国料理を食べる約束あり。
午後休を取って、そのお店に比較的近いタイムズに駐車。
TOHOシネマズ梅田までテクテク歩き、フリーパスで3本ハシゴ。

しかし、この日は両眼に違和感。
久々に「めばちこ」かと思ったら、どうも結膜炎らしい。
前週なかばには風邪で発熱した日もあったので、体が相当弱っています。
それでも行くのかよ、映画に。(--;
ドラッグストアで目薬を購入し、点眼してから鑑賞。

そういえば、風邪薬を飲もうとしたおかげでわかったことひとつ。
鑑賞前にコンビニで昼食と水を購入ししようと思ったら、
お昼休み時とあってコンビニのレジに長蛇の列。
あきらめてTOHOシネマズでフォカッチャサンドとアイスティーを購入し、
「ミネラルウォーターって販売されていますか」と尋ねたら、
「お薬を飲まれる場合に限り、お水をお渡ししています」とのこと。
ドリンクと同じ大きめのカップに半分ほど水を入れてくださいました。
なんと、そんなサービスがあったのか。スバラシイ。

西尾維新原作のTVアニメ、3部作の第3部。
確かほかに観るものがなくて観た『傷物語 I 鉄血篇』(2016)。
そうしたらこれがえらい面白さで、『傷物語 II 熱血篇』(2016)も劇場で。
ここまで来たらもちろん第3部も観たいです。やっぱり面白い。

瀕死の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助け、
助けたせいで自分も吸血鬼にされてしまった男子高校生・阿良々木暦(あららぎこよみ)。
四肢を失ったキスショットの従僕として務める。

暦は人間に戻してもらうため、キスショットの四肢を取り戻そうと、
彼女の四肢を奪った吸血鬼ハンターと対決。
そして見事にハンターたちを倒し、四肢を奪還する。
これが第2部までのあらすじ。

第3部の冒頭は、暦とハンターのために戦う場を設けた交渉人・忍野メメが暦と語るシーン。
キスショットは四肢を奪われただけだと暦は思っていたが、
実はメメがひそかにキスショットの心臓を抜き取っていた。
暦が四肢と心臓をキスショットに返すと、彼女は完全復活する。

しかし、復活したキスショットは食欲も戻り、人間の肉体を欲するように。
瀕死だったキスショットを暦が助けたがために、
人間を食い散らかすキスショットを復活させてしまった。
落ち込む暦に同学年の巨乳優等生・羽川翼(はねかわつばさ)が言う、
「仕方がないよ。彼女が人間を食べるのは、私たちが牛や豚を食べるのと同じ」。
そして、「彼女を殺せるのは阿良々木くんしかいないのでは」と。

こうして暦はキスショットと対決することに。
キスショットを殺せば、人間は吸血鬼に怯えることもなくなるし、
暦自身も人間に戻ることができるのだが……。

3部作通して非常に面白かったです。エログロのバランスも相変わらずイイ。
西尾維新か監督か、はたまたどちらも巨乳好きなのか、
キスショットと翼の乳はスゴイです(笑)。
暦がキスショットと対決するさいに巨乳に気を取られぬよう、
翼の乳を揉ませてくださいと頼むシーンは爆笑。
その妄想シーンは堂々たるエロアニメと言ってもいいぐらいです。

それはさておき、ストーリーがわかりやすく、絵も綺麗。
登場人物がとても少ないから、相関図がややこしくなることもない。
西尾維新独特の漢字の見せ方や音楽の使い方も好きです。

タダじゃなくても絶対に観たいアニメです。

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