夜な夜なシネマ

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『オゾンビ』

2013年11月03日 | 映画(あ行)
『オゾンビ』(原題:Osombie)
監督:ジョン・ライド
出演:コリー・セヴィエール,イヴ・マウロ,ジェイソン・ウェイド,ダニエル・チャクラン他

オサマ・ビンラディンがゾンビになって生き延びていた!
この設定だけでワロてしまい、劇場に観に行きはしなかったものの、
先月のDVD化に合わせてレンタル。

『ゼロ・ダーク・サーティ』の突入そのもののようなシーンからスタート。

2011年5月2日、米軍はアフガニスタンにてビンラディンの潜伏先を急襲。
開け放たれた扉からゾンビがうようよと出てきて驚くが、
次々と頭を撃ち抜いて、ビンラディンのいる部屋へ。

その頃、ビンラディンは自らゾンビ菌を注入。
そうとは知らずに部屋にたどり着いた米軍は変化前のビンラディンを射殺。
遺体を軍機へと積み込んで帰還しようとするが、
上空でゾンビと化したビンラディンが暴れ、軍機は墜落する。

アメリカ政府はビンラディンが生き延びていることを隠し、死亡と公表。
レギスタン砂漠では特殊部隊がビンラディンを本当に抹殺すべく、
機密を保持しつつゾンビ退治に励んでいる。

特殊部隊のリーダーがゾンビにやられてしまい、無線も失う。
残った隊員のドク、チップ、トムボーイ(紅一点)、ジョーカー、DC、チャポの6名は、
ゾンビとなったビンラディンの新しい潜伏先を探しに向かう。

途中、ゾンビに襲われかけた女性ダスティを保護。
彼女はこの砂漠のどこかにいるはずの兄デレクを追ってきたと言うのだ。
デレクは元消防士で、9.11同時多発テロで仲間を失った無念を晴らしたい。
無謀な兄妹にあきれる隊員たちだったが、助けなければ仕方ない。
こうしてみんなで行動をともにするのだが……。

生物兵器が変化してゾンビ菌となっちゃったんだそうです。
ビンラディンを守るために志願してゾンビになる人もいるという設定で、
手榴弾を携えた「自爆ゾンビ」に至っては、笑っていいのか駄目なんだか。

体調の如何によって歩くゾンビと走るゾンビがいるのが可笑しい。
それと、「ゾンビだってクソするはずだ、
どこでクソしてるんだ」という疑問にも妙に納得してしまったりして。

穏やかな海や映る夕日が普通の映画のように美しく、
『ウォーム・ボディーズ』を思い出しました。
はい、それ以外に特に感想はありません。(^^;

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