11月6日(日) 曇時々雨
昨日はパパ宅で餃子パーティーのお招ばれにあづかり、なので今夜はばば様のキッチンで、イワシの天ぷらとアスパラガスと人参の肉巻き揚げの下準備をする。
ママは自治会の会議があると言うので、先に1人分をカリっと揚げて、「ささ、どうぞ♪」
パパは昨日休みをもらって家族そろって食事が出来て良かったね、など言っていたら、今日はまた出勤だそうで、いったい、どういうシフトの会社かしら。
…ほんうとうに、ね。
息子たちが子どもだった頃、天ぷらやフライは我が家の夕食の定番料理のひとつだった。
親も子どもも、ささやかな青雲の志を抱いて励んでいた。
いま、父親は逝き、子どもたちは社会人として二人の子供の親になれた。
父と子をつなぐ天ぷら。
「おいしいね♪」と息子が言い、「美味しいね!」と孫が応える。
幸せいっぱい、夢いっぱいのばば様は、一人ひそかに喜んでいる。
. . . 本文を読む
11月5日(土) 雨
終日、小雨が降り続く。
上の奥歯のクローム冠が外れて40日も経った。
ムリして予約を入れても次の予約が入れられないようなタイトな日々を生きていたので、やっと月が変わって腰を据えて治療をしていただきましょう…と、行きつけのアップル歯科に予約を入れて、今日の受診となったものだ。
「ホワイトニングは、うまく行ってますか?」
「えっ、えぇ…、なんか忙しくてホワイトジェルを装着するヒマが無いんですぅ」
「そうのようですね、お忙しそうですね」
「…なぜ、ご存じなんですか?」
「あ~、ブログを拝見しているものですから」
. . . 本文を読む
KLC本社での編集会議を終えて、羽ちゃんと帰る道すがらのことだ。
四人掛けのコンパートメントに、お若い先客が二人、スマホに夢中である。
電車に乗り込む前に、羽ちゃんが言った。
「名張に着いたら、バイクで走るの?」、「はーい♪ 前輪カバーが割れてほかにも擦り傷いっぱいの愛車で帰りますー」
言いつつ、ふと向かいに座っておられるお若い女性と目が合った。
目が笑い、体全体が「笑いたい!」オーラ全開である。
「えっ、おばちゃんの話がそんなに面白い?」
「面白いですー。なんか、漫才を聞いてるみたい」
なぎさちゃんとあづさちゃんは、 . . . 本文を読む
11月4日 (金) 晴
晴れた空、光る風♪
健やかな心と体で仕事に向かう今日が、ほんとうに嬉しいさくらです。
午前10時の電車で京都経由滋賀守山に向かう。
車中はわたしの書斎と心得、周囲の皆さまが静かに眠っておられる様子を良いことに、いま入院中の、或いは外来で抗がん剤闘病中の、またご自宅で腹水の辛さを訴えておられる病友方に、メールを届けている。 . . . 本文を読む
11月3日(木・祝)晴
昨日、津と松阪で慌ただしく生きた。
始まりは、近鉄・伊勢中川駅で友人の紀久子さんと出会うことからだった。
その中川駅で、「あら! 畑先生♪」
久しくお会いしなかったウィッツ青山学園高等学校・畑康裕校長にばったり♪
所用で名古屋に行かれるわずかの時間に、目いっぱいお話をした。
. . . 本文を読む
11月2日(水)晴
今日って日は、まったく、なんて一日だったことだろう!
そもそもは、朝8時の急行で、津の正夫義兄さんのところに行き、金継ぎ茶碗の技法を教えていただき、それから松阪に戻って、市民病院に入院中の良子さんを見舞って名張に戻る予定になっていたのだ。
名張を出る直前に電話をした伊勢中川の友人・紀久子さんが、「私も良子さんのお見舞いに行きたいわ♪」と言ってくださったので、午前中の正夫義兄さんの楽々窯訪問もご一緒することになった。
. . . 本文を読む
土曜日は午前9時半に楽屋入りし、西川先生に舞妓さんの頭を作っていただき、プログラムの第一番に出演させていただき、舞台を降りたらすぐに衣装を脱いで、先輩の渡邊さんに「申し訳ありません、持ち帰って衣装に風を通して置いてくださいませ~!」
平身低当して午後1時の特急に飛び乗ったの。
それで、雨の中を宝塚まで2時間半!
. . . 本文を読む
11月1日(火) 晴
先週末の夜は、金つなぎの病友・西川くんと雪岡さんの3人で恒例の天龍会を開催したのだけれど、逝友の松原孝子さんの訃報が入ったので、ブログにアップするのが憚られ、静かに楽しませてもらったのだった。
お酒の飲めない病院勤務の雪ちゃんが、飼い猫と犬の病院代などを捻出するため働いておられる小料理・天龍。
若旦那とさくらの気に入りのお酒があって、料理がいずれも抜群のお味なので、最初の1会で終わるはずが、2か月に1回程度盛り上がっている。 . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?