♪息子たちが子どもの頃、 天ぷらやフライは定番だったので…

１１月６日(日)　曇時々雨

昨日はパパ宅で餃子パーティーのお招ばれにあづかり、…なので今夜はばば様のキッチンで、イワシの天ぷらとアスパラガスと人参の肉巻き揚げの下準備をする。

ママは自治会の会議があると言うので、先に１人分をカリっと揚げて、「ささ、どうぞ♪」

パパは昨日休みをもらって家族そろって食事が出来て良かったね、など言っていたら、今日はまた出勤だそうで、いったい、どういうシフトの会社かしら。

…ほんうとうに、ね。

息子たちが子どもだった頃、天ぷらやフライは我が家の夕食の定番料理のひとつだった。
親も子どもも、ささやかな青雲の志を抱いて励んでいたのだった。

いま、父親は逝き、子どもたちは社会人として二人の子供の親になれた。

父と子をつなぐ天ぷら。
母が伝える、天ぷら。
「おいしいね♪」と息子が言い、「美味しいね！」と孫が応える。

幸せいっぱい、夢いっぱいのばば様は、一人ひそかに喜んでいる。

　　　　　　　　　　

朝から病友への手紙などを認め、心ばかりのお品をゆうパックに託し、夕方郵便局から集荷に来ていただく。

早や年賀状が届けられ、年賀欠礼のご挨拶状も数枚届いている。
なぜ、こんなにも気ぜわしく季節は過ぎ去ろうとするのか。

ゆるゆると。
ゆるりと。

心豊かに、静かに楽しく、生きていきたいのだけれど…

　　　　　　　　　　

息子一家と食後のスィーツを楽しみ、女子バレーの惜敗を悔しがり、「また、１週間を体に気をつけて、頑張ろうね！」と言いつつ、見送った。

玄関の造花の奥で、みるくも「さようなら～♪」って。