10月4日(日)
昨夜、新宮から松阪に戻り、ホームを変えて8時前の近鉄で名張に帰った。
松阪駅で電車を待つ間に、駅舎の上にまん丸い十五夜の月が上がっている。
月影の いたらぬ里はなけれども 眺むる人の 心にぞすむ
浄土宗宗歌を心に刻む。
松月院博譽智心光風大師。
さくらのお戒名に宗歌の月を生かしてくださった、松阪の三縁山清光寺、横井信之法性さまから頂いたありがたいあの世への途しるべ。
戒名なんて葬式仏教の名残り…、という人もおられたりするが、私をこの世に生かしてくださっているのは、強いご先祖が生き延びてくださったおかげ。
ご先祖のどなたかが子供を産む前に亡くなっておられたら、いまここに私は、無い。
3度の氷河期を生き残り、飢饉にも疫病にも獣禍にも勝ち残った強い遺伝子を、私たちは体内に組み込まれて今を生きている。
難有り、有難し!
難儀こそは、まことに有難いものなのだ。
『われらが往生は、ゆめゆめ、わが身のよしあしきにはより候まじ。
ひとえに佛の御ちからばかりにて候べきなり.
罪の軽重をいわず、ただ念佛だにも申せば往生するなり、別の様なし.
往生は一定と思えば一定なり、不定と思えば不定なり』(法然上人御詞)
昨夜、新宮から松阪に戻り、ホームを変えて8時前の近鉄で名張に帰った。
松阪駅で電車を待つ間に、駅舎の上にまん丸い十五夜の月が上がっている。
月影の いたらぬ里はなけれども 眺むる人の 心にぞすむ
浄土宗宗歌を心に刻む。
松月院博譽智心光風大師。
さくらのお戒名に宗歌の月を生かしてくださった、松阪の三縁山清光寺、横井信之法性さまから頂いたありがたいあの世への途しるべ。
戒名なんて葬式仏教の名残り…、という人もおられたりするが、私をこの世に生かしてくださっているのは、強いご先祖が生き延びてくださったおかげ。
ご先祖のどなたかが子供を産む前に亡くなっておられたら、いまここに私は、無い。
3度の氷河期を生き残り、飢饉にも疫病にも獣禍にも勝ち残った強い遺伝子を、私たちは体内に組み込まれて今を生きている。
難有り、有難し!
難儀こそは、まことに有難いものなのだ。
『われらが往生は、ゆめゆめ、わが身のよしあしきにはより候まじ。
ひとえに佛の御ちからばかりにて候べきなり.
罪の軽重をいわず、ただ念佛だにも申せば往生するなり、別の様なし.
往生は一定と思えば一定なり、不定と思えば不定なり』(法然上人御詞)
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