さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪100日間祈り続けたごまちゃんのアマリリスが華麗に開いた!

2013年06月26日 10時00分20秒 | さくら的非日常の日々
6月26日(水)雨

まことに梅雨らしい雨が、朝からしとどに降り続く。

昨日は深夜まで大阪にいたので、今日は午前中かかりきりでメールの返信に追われる。

薄暗い玄関で、ごまちゃんのアマリリスがいま満開である。
1本の茎から次々に4厘も咲いた。
命のほむらが燃え上がるようだ。

病友の奥さま・ごまちゃんからアマリリスの球根を頂戴したのは、昨年の12月。
夫君には、がんのほかにも不具合があって、独りで支え続けて泣かれることの多かったごまちゃんが、NTT西日本病院の「がん・なんでも相談」に毎月のようにお顔を見せてくださるようになり、だんだんと明るくなられ、昨日は病院の前で4日の「がん講演会」のチラシ配りも手伝ってくださった。

「誰かのために何かが出来る!」
辛いけれど、哀しいけれど、自分にはそんな余裕がまだまだ有るのだ、というささやかな喜びと矜持が、私たちを笑顔にしてくれる。
心を強くしてくれる。

ごまちゃんのアマリリスは我が家のお仏壇に供え、100日の間在宅の日は必ず般若心経を上げさせていただき、アマリリスに込められたごまちゃんの夫君の快癒を祈り続けた。

4月に入って、植木鉢に植え込んだ。
祈って、願って、植え込んだ。

やがてアマリリスは真っ赤な新芽を伸ばし、「ナニ、これ?」といぶかるうちにもぐんぐん伸びて、1輪2輪、そして3輪と咲き、1輪目が萎れたあとに4輪目が咲いた。

もっと早く水をやっていれば、もっと早く花開いたことだろうに、それでも豪華に凛として咲き続けている。

少しは、ごまちゃん夫妻にこの喜びが届きますように!
雨に祈っている、私がいる♪

        
        

自己流のラッピングをして、ご仏前にお供えをした。
佐渡の白百合と妍を競う姿も美しい。

♪皆で聴こう 楽しいオルゴールを
らりらり、らりら
調べは アマリリス

岩佐東一郎作曲、ルイ13世(アンリ・ギス)作曲と伝えられ、幼いころ愛唱したフランス民謡を図らずも思い出し、口づさんで愉しむ。
フランス王が自ら作曲されたと人口に膾炙するこの歌。 王さまが作られた…なんて、なんか、愉しい♪

日本にも、皇后陛下・美智子さま作詞による珠玉の名歌「ねむの木の子守唄」があるし!

        

雨に濡れた前栽のどくだみの花も綺麗!

亡夫が「がんに効くから!」とひともと植えてくれた裏庭の花が、毎年勢力を広げ、今年は玄関前にまで広がってきた。

がんを病む人たちの守り神♪
ひたすら、祈る!








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1 コメント

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アマリリス (ごまちゃん)
2013-07-07 10:19:20
見ましたよ綺麗です  何時も見守って頂き有難うございます
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