さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 「ごめんなさいね。 感動してしまって・・・」と、 平均年齢75歳のコーラス団員を率いる富永先生が

2020年10月13日 23時05分08秒 | さくら的非日常の日々
10月13日(火)  晴

毎週火曜日が恒例の、ひまわりコーラス練習日。
先週は睡眠不足と疲れとで、来客の前で眠りこけてしまい、結局コーラスには参加できなかった。
寄る年波のせいでもあるか?

今年創立30周年を迎える「ひまわりコーラス」(主宰;富永智江子先生)は、もともと地域の老人クラブの婦人部から興った会だけに、平均年齢が75歳超。 会の代表・川北鈴さんは、96歳で、メゾパートを歌われる!

来春の記念コンサートに向けて、今日は曽我ひとみさんの『お帰りなさい』、『青い空は』、金子みすゞ さんの歌曲『私と小鳥と鈴と』、『このみち』、『大漁』を。

さくらはいつも、『青い空は』を歌うたびに、心の涙壺に涙があふれる。
講演に招かれた広島のホテルの目の下に、太田川が流れ、長老から「この川に、原爆で焼かれた死体が、ぎっしり詰まって流れんかったです」と聞き、「広島市内の川は、潮の満ち引きで流れが逆転するので、川の中の死体は海までなかなか流れ出なかった 、1か月ほどは行ったり来たりしとったよ」とも聞き、胸のふさぐ思いをしたのだった。

作者の小森香子さんは東京生まれの詩人、作曲の大西進さんは三重県生まれで、金子みすゞ さんの全詩に曲を付けるという偉業を成し遂げておられる。
 ♪青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい
  燃える八月の朝 影まで燃え尽きた
  父の 母の 兄弟たちの
  命の重みを 肩に背負って 胸に抱いて 

最初のフレーズの、強いメッセージ性を際立たせるように、緩やかに豊かに寄り添うメロディーが、まことに上質な反戦歌となって心に沁みる。
「父の 母の 兄弟たちの・・・」のくだりは、のびやかにうねりを持たせて、心の琴線を激しく揺さぶる。

名歌!
反戦歌!
                       ◆
最後に『童神(わらびがみ)』を歌った。
沖縄の歌手;古謝美佐子(こじゃ みさこ)さんの作詞。作曲は佐原一哉さん。NHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』の挿入歌で世に知られた。
【ヤマトグチ バージョン】
  ♪天からの恵み  受けてこの地球(ほし)に
  生まれたる我が子 祈り込め 育て
  イラヨーヘイ イラヨーホイ
  イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ)
  泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
  太陽(てぃだ)の光受けて ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー
  健やかに 育て

女声三部合唱で、心をこめて、伸びやかに歌った。
指揮しておられた富永先生が、感極まったご様子で立ち尽くし、ハンカチで涙をぬぐわれた。 「ごめんなさいね。 感動してしまって・・・」と。

「先生に教わった通りに歌っているのですよ」。 皆の声なき声が集まって富永先生を包む。

ありがとうございます。
ありがとうございます。
                 
練習帰りに、補聴器センターに立ち寄り電池を購入。 万歩計が伸びていないので、夕方から徒歩でメガドンキに行く。
それほどの買い物もないのに、ね。  

本日、8364歩。
                
昨日、留守の間に置いてくださった野菜は、畑友だったミヤオカさんが届けてくださった大根葉のヌキナとピーマンで、ピーマンはまるでパプリカのような味わい♪
生のまま、調味料もかけずに、いただく。

ありがとうございます。



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