
10月13日(火) 晴
毎週火曜日が恒例の、ひまわりコーラス練習日。
先週は睡眠不足と疲れとで、来客の前で眠りこけてしまい、結局コーラスには参加できなかった。
寄る年波のせいでもあるか?
今年創立30周年を迎える「ひまわりコーラス」(主宰;富永智江子先生)は、もともと地域の老人クラブの婦人部から興った会だけに、平均年齢が75歳超。 会の代表・川北鈴さんは、96歳で、メゾパートを歌われる!
来春の記念コンサートに向けて、今日は曽我ひとみさんの『お帰りなさい』、『青い空は』、金子みすゞ さんの歌曲『私と小鳥と鈴と』、『このみち』、『大漁』を。
さくらはいつも、『青い空は』を歌うたびに、心の涙壺に涙があふれる。
講演に招かれた広島のホテルの目の下に、太田川が流れ、長老から「この川に、原爆で焼かれた死体が、ぎっしり詰まって流れんかったです」と聞き、「広島市内の川は、潮の満ち引きで流れが逆転するので、川の中の死体は海までなかなか流れ出なかった 、1か月ほどは行ったり来たりしとったよ」とも聞き、胸のふさぐ思いをしたのだった。
作者の小森香子さんは東京生まれの詩人、作曲の大西進さんは三重県生まれで、金子みすゞ さんの全詩に曲を付けるという偉業を成し遂げておられる。
♪青い空は 青いままで 子どもらに伝えたい
燃える八月の朝 影まで燃え尽きた
父の 母の 兄弟たちの
命の重みを 肩に背負って 胸に抱いて
燃える八月の朝 影まで燃え尽きた
父の 母の 兄弟たちの
命の重みを 肩に背負って 胸に抱いて
最初のフレーズの、強いメッセージ性を際立たせるように、緩やかに豊かに寄り添うメロディーが、まことに上質な反戦歌となって心に沁みる。
「父の 母の 兄弟たちの・・・」のくだりは、のびやかにうねりを持たせて、心の琴線を激しく揺さぶる。
名歌!
反戦歌!
◆
最後に『童神(わらびがみ)』を歌った。
沖縄の歌手;古謝美佐子(こじゃ みさこ)さんの作詞。作曲は佐原一哉さん。NHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』の挿入歌で世に知られた。
【ヤマトグチ バージョン】 ♪天からの恵み 受けてこの地球(ほし)に 生まれたる我が子 祈り込め 育て イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐゎ) 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 太陽(てぃだ)の光受けて ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー 健やかに 育て |
女声三部合唱で、心をこめて、伸びやかに歌った。
指揮しておられた富永先生が、感極まったご様子で立ち尽くし、ハンカチで涙をぬぐわれた。 「ごめんなさいね。 感動してしまって・・・」と。
「先生に教わった通りに歌っているのですよ」。 皆の声なき声が集まって富永先生を包む。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

練習帰りに、補聴器センターに立ち寄り電池を購入。 万歩計が伸びていないので、夕方から徒歩でメガドンキに行く。
それほどの買い物もないのに、ね。
本日、8364歩。

昨日、留守の間に置いてくださった野菜は、畑友だったミヤオカさんが届けてくださった大根葉のヌキナとピーマンで、ピーマンはまるでパプリカのような味わい♪
生のまま、調味料もかけずに、いただく。
ありがとうございます。
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