10月31日(土) 晴
さくらは、がんを病んだおかげで糖尿病が見つかった幸運な患者である。
亡き姉も父も、「グルメ、グルマン」を自称して憚らず、姉は後年糖尿病性網膜症を病み、「目が見えずらくなって、人生の楽しみの半分を失った」と嘆いておられた。
血糖値が400(普通は70~110)を超えていた25年前のさくらに主治医の先生は、「頭がぼんやりしませんか?」と案じてくださったが、糖尿病患者のほとんどは自覚症状がないため、病の発症に氣づかず、入院中に、「ある日突然シャッターが下りてくるように目が見えなくなった」、「下肢が腐ってきて足浴をしているが、崩れてきた」、「糖尿病性腎症で、人工透析をしている」など、重篤な合併症に悩む病友がたと、たくさんお知り合いになった。
原因の多くは無症状なので、「手足がしびれて」、「心疾患で受診して見つかった」、「眼科受診で見つかった」など、他の病因から見つかるケースが多く、したがって重篤な結果を告げられることにもなる厄介な【国民病】である。
一般に、空腹時血糖が70~110mgを正常とされ、さくらの主治医先生は69以下の低血糖症状を「脳細胞への酸素欠乏を招き、認知機能が衰える」と心配してくださるけれど、20余年におよぶ糖尿患者さんとのお付き合いを通じて、【高血糖の合併症(糖尿病性網膜症、糖尿病性神経疾患、糖尿病性血管阻害、糖尿病性腎症)は、恐い!】と実感してきた。
とりわけ、腎症の場合は人生の終末になって週に3回もの人工透析を受けつつ病が進化するという、辛い苦しい闘病人生を多く見てきただけに、高血糖への恐怖が大きいのだ。
毎月の受診時にその旨をお願いしても、たびたび低血糖を起こすさくらを案じて、インスリン投与を控えるよう処方してくださったDrも、今月から「僕は、あなたについて行きます」と冗談っぽくおっしゃって、インスリンを3本持ちで治療していくことになった。
画像の上から、1週間に1回打ちのトルリシティ、1日に1回夕食前打ちのライゾデグ、毎食直前打ちのヒューマログ。
1か月後に、胸を張ってDrに3本打ちの好結果を報告できますように、食事と運動(と言っても、毎日のウォーキングと週1回の踊りとコーラスだけだけれど)に精を出す。
糖尿病は、さくらのように家族性の因子を持った者が、そうでなくても悪しき生活習慣を続けた結果、発症に至ることが多いので、どうぞ、今一度食生活と生活習慣を見直していただけたら、と切にねがう。
インスリン注射の3本打ちを続けてから、血糖値は安定に向かい、懸念された低血糖も起こしはしたけれど、マイナス1の数値なので、高血糖続きだったこれまでに比べて数値ストレスは無い。
食事と運動をうまくコントロールして、理想のHbA1c(月内血糖値)を手に入れよう!
夕ご飯は、近くの長男一家を招いて「みるく鍋」♪
牛乳6本。 ベーコン、焼き豚、鶏肉、鶏皮、ソーセージ、鶏肉つみれ、豆腐、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、れんこん、キャベツ、レタス、もやし、ほうれん草、えのき茸。
シメのリゾットは、ごはんにサラダ豆を併せて、キリのチーズはのっけ盛りで。
あぁ、美味・健食!
食後のスィーツは、三孫が作ったパンプキンケーキ。
外側がカリッとして、中はしっとり。
「美味しいねぇ!」、「ママに手伝ってもらったの」
紅茶は、リプトンの黄色パック。
加齢のせいもあるのでしょうが、神経鞘腫の患いで上肢下肢とも軽い麻痺と痺れで筋力の低下と闘っておりますよ
でも嘆くより打ち負かす事を心がけて動いております
昨晩のお月さま愛でる事が出来ました
風流を感じた時間でした
息子の事も常に気にかけて頂き嬉しく拝見しております
さくら♪さまもどうぞ病に立ち向かって活動しておられる事に御加護がありますよに祈っております
有難うございました
有難うございました
この分野も、いまや格段の進歩をみていますので、KENさんの強いマインドを武器に、ご一緒に頑張りましょう。
私の糖尿病は、20年以上も前からの本態性なので、栄養と運動のバランスに氣をつけながら、明るく、強く、前向きに!