
4月10日(木) 晴時々小雨
パワーリハビリがウリの半日ディ施設「かんプロチアリーダー」の送迎運転手さんが、特別に名張運動公園のさくら道を通ってくださった。
助手席から花の道を愛でる贅沢に巡り合い、携帯カメラで動画撮影しながらはしゃいだは良いが、ファイルが大き過ぎて携帯をフリーズさせてしまい、仕事の電話の約束も叶わず、はらはらした。
幸い午後には修復し一安心。 便利さに慣れてフリーズにあたふた。

午後、うららかな陽気に誘われ富貴ケ丘の東の法面にズラリ並び立つ「笹尾桜」を見に行った。
我が家から徒歩10分、50年近く前、この住宅団地が開発され人が住み始めた頃東側の法面はススキが生い茂って、ガード柵もなく、ある時住人のお一人がバイクでススキの法面を滑り落ち、4㍍崖下で亡くなられたという。
近くにお住まいの笹尾氏が休日を利用してススキ退治に乗り出され、整備された法面に桜の若木を植えてくださり、半世紀の時を経て、見事な桜並木に育ったのだ。
笹尾氏の遺志を継いだ福井氏ご夫妻や老人クラブ・富貴の会ボランティア部の山村部長、富貴ケ丘自治会の丸田元自治会長といった方々のおかげで、この桜並木は眺める人らに「命の豊穣と惜別の事実」を迫ってくる
桜咲くや死ぬるその日も紅さして 光風
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