
11月6日(金) 晴
夕方、用足しから帰ったら石塀の笠石に沿って長く枝を伸ばしていた、のうぜんかずらの枯葉が次々に落ちて、隠れていた桜花の電飾が光り出した。
節電のため巡らせた太陽光発電の100球が、のうぜんかずらの青々と茂った葉と緋色の花に隠れて、かすかに瞬くのが見えていただけなのに、今夜からは鮮やかに情報発信をするらしい。
一年中、昼は太陽の恵みを受け、夜には静かに瞬いて、全世界のがんと難病患者さんの、安寧と逝かれた方々の鎮魂をねがってくれる。
昨年からは、同い年の垣添忠生先生の安寧と逝かれた愛妻・昭子夫人の鎮魂も併せて祈らせていただくようになった。
【逝者鎮魂・生者安寧~祈りの電飾】と名付けたイルミネーションを飾り付けて、今年で27年目を迎える。
毎年11月1日から飾り付けて、12月に入ったら恒例の点灯式だ。
今年は、8日に『金つなぎNews』発送を控えて、いまだ取材をしている有り様で、ほんと、シャレにならないわ。

どんなに原稿が立て込んでいても、時間に追われていても、健康保持のため一日5000歩以上の歩行を欠かさない、さくら。
わたしの街には、花を育てておられるお宅が多く、道すがら本当に、心が慰められる。
ありがとうございます。

長男宅に立ち寄り、三孫が植えた香草・バジルの葉を摘んで帰る。
「生まれ育った家のように」と私たちが庭を造り、長男も又、同じように築山を作り、延べ石や踏み石を配した庭を造った。
前庭には芝を植え、なんとも手間のかかる庭を造って草引きに追われ、母はなぜか、申し訳ない気分がしている。
それと言うのも、最近のお若い方たちは、家を建てたら駐車場を3、4分台作り、あとは小砂利を敷いたり、人工芝を植えたりしておられるのだ。
我が庭にしたところで、私の亡きあとは更地にしてやらなければ、息子たちが困ることになりそうで、秋の夜長、頭の痛いことだ。
原稿書きに追われ、悩んでいる時間はないのだけれど。
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