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さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪百歳翁と八十六歳媼に励まされ、松阪市に途中下車!

2011年10月17日 09時55分26秒 | さくら的非日常の日々
10月17日(月) 晴

昨日は、ピンクのジャケット姿も若々しく前人未到の百歳ドクターの途を爆進なされる日野原重明先生が、「自らの百歳は、次なる百十歳へのスタート」と意義づけられ、「逆風にもくじけず、自らの運命をデザインせよ」と教えてくださった。

健康に留意して生き延びて、さて、その命をどう使うのか?

金つなぎの会でも、いつも申し合わせている、この大きな命題に、日野原先生は聖書の言葉でお答えになった。
『人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない』(新約聖書「ヨハネ福音書15章13節)

言葉は違うけれども、『誰かのために何かの出来る幸せ』なのですよ、皆々さま。
今日もまた、Kintunagi-roadの確かさを再確認し、このお言葉を金つなぎの皆々さまへのエールと受け止め、勇躍帰途についた。

ご一緒に行ってくださった瞳ちゃんのいとこに当たる中谷久美生先生も、御歳86歳の女丈夫だ。
明日は趣味の俳句を学ぶため大阪の朝日新聞社・カルチャーセンターに行かれると聞いて、驚き感嘆し、【流石は我が恩師♪】と、その烈々の気概にも励まされ、夕方松阪でMさんにお会いすることを決めた。

プライマリーのドクターに、持病の糖尿病をうまくコントロールする治療を受けられないまま月日が経過し、腹痛で地域の基幹病院を受診してすい臓がんが見つかった
という。

            

日野原先生の今日の講演内容を縷々お伝えし、Mさんに喜んで頂いた。
「そうして、夢を天空に描く!」んですって!

「はい。 私の夢は、【生きて皆さんのお役に立つこと】。 生きたい!、生きたいです!!」

Mさんはこぶしを固く握り直し、大きな瞳に涙をいっぱい溜め、それが今にもこぼれ落ちそうだ。
「OK、大丈夫ですよ! まだまだ、闘う武器が有ります。 ご一緒に、治る道を行きましょうね♪」

やがて、駅構内の喫茶店が閉店になったので、Mさんと別れて名張に帰った。


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