
9月16日(木) 曇
いつものメンバーのうち、恭子ちゃんがお仕事、ひろこちゃんはリハビリ、紀久ちゃんもお休みで、少し寂しい9月の楽々会。
陶房に到着するなりコーヒータイムが始まり、「今日はナニを創りましょうか?」、「わたしたちは、クリスマスリースよ。 ありきたりの色付けはしないの。 素焼きのリースに銀色と金色のモミの葉、真っ赤な実をあしらって…」
先月、仕上げたお湯飲みが、瑠璃釉ならではの深い瑠璃色に輝き、ところどころに顔を見せる地色の複雑な色合いもシックで、ゆきちゃんが大喜び♪
不二子ちゃんは、リースの葉っぱの型抜きに余念がない。

さくらは、緒方乾山の「色絵竜田川図透彫反鉢」( MIHO MUSEUM蔵)にチャレンジすることにしたものの、ひも状の年度を積み上げてしばらくしたら、先生が「はい。 ここからは傍でいろいろ意見を言うてください」とおっしゃって、「紅葉ではなく、桜花文にしたいですぅ」、「器の縁(ふち)をもう少し広げていただけませんか?」、「周囲に、さくらの花弁や丸を抜きたいです」。いろいろ言っている間に、先生はろくろを回しておられる。
自分でろくろを回さないのか、って?
恥ずかしながら、無理ですぅ。


メンバーそれぞれの事情で少ない人数ながらも楽しく和気藹々とした楽々会の様子が目の前に繰り広げられ延々と(?)響く笑い声も響いてくるようです。
ちょっと大げさかもしれませんが屈託のない少女(?)たちとそれをちょっと持て余し気味の先生の様子も浮かんできます。
そんな中・・・さくらさんの「口福」に繋がるようなシイタケの飾り切りがなぜかひときわ目につきました。