6月1日(土)曇
朝、大阪の光代さんから連絡があり、「今日、名張に行くんだったよ、ね?」、「えっ、明日でしょう? 桑の実取りは…」
光代さんとは、さくらが妙子ねえさんの看護と葬儀の後始末でへとへとになり、20日間入院させていただいた、赤目養生所の同期生である。
同じ糖尿病患者同士で、同学年とあって、格別に仲良くしていただいた。
規律厳しい赤目養生所で、深夜に2階の病室からふたりで食堂に降りて、ノンカロリーの紅茶やハーブティ、時にはコーヒーなどを隠れ飲んだ。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?