「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

101掃海隊☆ようこそ!博多へ! ~一般公開2日目「まえじま」編~

2016年02月29日 | 海上自衛隊

…「2日目」と書いてあるのは、間違いでもなんでもありません。


101掃海隊が博多に入港したのは、金曜日で、私が一般公開に行ったのは土曜日なので、まぎれもなく2日目で、これが、私にとっての、初日でした。


午後イチで見に行こう~と、張り切って出かけたら…ベイサイドプレイスに到着した瞬間、ポツポツと…そして、



地本さんのテントに到着したとたん、土砂降りに変わりました…(ノД`)・゜・。


手荷物検査を終えて、しばらくすると、1300、午後の見学解禁になりました…が、土砂降りはやむどころか、ますます激しくなっているかんじ。


数名は、意を決してラッタル渡ってましたが、私は、まだしばらくテント内にいました。



…わかりにくいですが、ちょ~雨降ってます…。








…今回、来てくれたのは、掃海管制艇の「まえじま」と「くめじま」の2隻です~


テントは、まえじまの前にありましたので、テント内から撮影。



そして、一向に止む気配のない雨であることを悟り、もう、意を決してラッタルを渡ることにしました( ;∀;)


見学は、艇内のみとのこと…そりゃそうでしょう。


でも、雨の中、敬礼でお迎えしてくれた「まえじま」の皆さんに、じ~んとしてラッタルを渡り終え、まず目に入ってきたのが…



おお~さっそく見たことないものが



前後見切れてますので、なんか、望遠鏡みたいですけどね、これ。


むしろ、見た目は、カワイイ魚雷(「轟沈♪」ではない…)…オシャレ魚雷?的な?かんじです(笑)


舷門のところにいらして、 艇内の入口前まで案内してくれた海曹さんが、


「これは、別に防衛機密でもなんでもなく、防衛目的に作られたものでもないんですよ」


と、話してくれました。


「え???そうなんですか?」


「もともと、民間の海底調査のために作られたものです」


そうなんだ


「それを、機雷を探すのにも使えるんじゃないかということで、導入されました」


ほほう…。


と思ったところで、気になったことを聞いてみた。


「あの、今さらなんですけど、掃海管制艇って、普通の掃海艇と何が違うんですか????」


「掃海管制艇は、浅い所の機雷を探します。掃海艇は中くらいの深さ、掃海艦は深いところを探します」


へぇぇぇぇぇぇ~~~そうなんだ


「この艇には、EODはいません」


「いないんですか


「はい。代わりに、無人のSAM(↓↓↓コレ…艦橋にあった模型)という物を使います」



これで、浅いところの機雷を見つけるんですって~。


なるほどね~。


さらに、こんなものがありました。



…スパイ映画とかで見るよね、こういうの…( *´艸`)


なんかウキウキして見ていると…



目力強い海曹さんがいらっしゃいました~。


「あっ、どうも~。この機械の第一人者です」←自分で言った(笑)


「第一人者って、すごいですね


「あ~、いや…、実はこれを操作する人間が少ないんですよ(笑)」


なるほど…競技人口が少ないわけね…しかし、まぁ、第一人者には違いあるまい(自己申告だけど)ということで、


先ほどの方が、バトンタッチされましたので、その第一人者にお話を伺いますと…。



「ここにカメラがついていて、海の中を探すんです」


そして、          ↓↓この辺にある黒い機械…



これは、元々、警察や消防が水中のご遺体を捜索して引き上げるために使用していたものを、これまた、海上自衛隊でも使えるんじゃないか、


ということで、導入されたものだそうです。



第一人者の手。


ここで、挟むんですね。



こんな感じで…(笑)


で、先ほどのスパイ映画っぽいケースで、操作するんだそうですかっけ~


「すっごい楽しいですよ~


とのこと(笑)


「ラジコンみたいなかんじですか???」


「ラジコン派は、こっち」



「ドローン派は、こっち」



なんだそうです(笑)


ちなみのこの、オシャレ魚雷みたいなの(確か、レイマスって名前だった…よな…)は、Wi-Fi飛ばすらしくて、


さらに、イリジウム(衛星電話)もついてるらしい


す~ご~い(通信料はべらぼうに高い…)


さらに、潜った時のための通信機器だってもちろんある




うわ~かわいい~( *´艸`)


このカワイイのは、通信機器で、「右行け~」とかちょっとした命令をキャッチして伝えることができるそうな。


…と、お話しいろいろ聞きましたが、ブログに書いたのはその一部です(笑)


もう、スタートから、たまらんくらい楽しかったです(*'ω'*)


第一人者の海曹さん、ありがとうございます


ちなみにここには…




こんなのもいました…(笑)


一応、足は地についてたんですけどね…その…どう見ても、首つってる人にしか見えなかったよ…私…。






笑いをかみ殺しながら、いよいよ艇内へ。


まず、入ってすぐ士官室があったのですが、驚くべきことに、一般公開されていました


珍しいです…結構びっくりしました。


しかも、中は…



こんな感じでしたよ


カッコいい~( *´艸`)


テーブルには、




これを被って、記念撮影ができるようになっています。


素晴らしい



そして、時計がなんかかわいかった~。





さらに奥に行くと、そこは科員食堂でした。


奥には、



艦内神社が。


掃海艇は、だいたい、科員食堂内にありますね。


お祀りされていたのは「牛窓神社」でした。


ですよね~やっぱり…って思ったんですが、その話はまた、後程。


そして、掃海管制艇ももちろん木でできていますので、艇内、あちこちカワイかったり、味があったりします。




こんなのも、そそりますね~








そして、お次は艦橋へ。

ここで気になったのは…




窓です。


「何ですか?この丸いのは…」


と尋ねると…


「これはですね~…」


と言って、下のスイッチをかちっとしてくれました…すると…




写真じゃわからないと思いますが、円のところが回り始めた


「ええ????何?なにこれ???」


「…これはですね、今日ちょうど雨なので分かりやすいですが…」


「あ!水滴が…」


「そうです、水滴を飛ばすんです。ワイパーよりも見えやすいんですよ」


…なるほど~。


ちなみに、この2隻の掃海管制艇は、元々古くなった掃海艇を掃海管制艇にしたものなので、


今の艦艇では、あまりお目にかからないものを、こうやってみることができました。


もう一つがこちら。




真下のCICにつながってるんだそうです。


今は、ここに口を当てて使うことはしないので、こうやって、コードを通して使用しているんだそうです(笑)




ややハイテク?になりました…というか、させた、というべきか…。


と、こんな感じで、まえじまを見学させて頂きました。


これはまだ初日。


もちろん、翌日もまた行きましたのでね、またまたレポートします。


おっと、その前に、後ろにいる、くめじまに行かないとね~…ってことで、続く(笑)







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海上自衛隊協力会主催の祝賀会※加筆しました  ~祝賀会食編~

2016年02月25日 | 海上自衛隊

では、祝賀会食へ…参ります、が、その前に1つ。


実は、講話のあと、質疑応答の時間が少しだけありました。


ということで、私、勢いよく挙手しました(←どうせ誰も挙げないと思ってたので…したら、他に一人だけいた


質問は、総監のお話しが潜水艦ネタから始まったので、それに関連して…。


1.潜っている潜水艦を見つけることは、すごく難しくて、それは日本の優秀な海上自衛隊だから、見つけることができたと思うのですが、

  逆…つまり、海上自衛隊の潜水艦が向こうで同じことをしたら、見つけることは難しいですか?



2・オーストラリアにそうりゅう型潜水艦を売る、という話がありますが…私は、いやだなぁ、と思っているんですが、
  
  でも、ハードウェアだけ優れていても、使う側の能力の問題もあるので、そんなに心配しなくてもいいのかなぁ?とも思ったりするのですが、

  実際のところはどうなのでしょうか?


…まぁ、ほぼこのままの頭悪そうな話し方で、質問をしました(笑)…さすがに、ちょっと緊張して、頭悪そうな話し方になった(笑)


1に関しては、だいたいはわかるんですけど、あえて質問させて頂きました。


1の答えは、「海上自衛隊は、アメリカやオーストラリアにはないものを持っている、と思います」というもの。


さすが、言葉を選んでいらっしゃるのだなぁ…としみじみ思いました。


私は、応援する立場の人間なので「世界一優秀な海上自衛隊」って言えますけど、その組織を率いる側の方からすると、


あまりそういうことは、なかなか明言できないのではないかと、推察する次第です。


2の答えは、こちらが技術提供することで、こちらも向こうの技術を得られるチャンスでもある、ということでした。


これを言われて、こちらの技術が盗まれる心配ばかりしていたけど、得られるものある、Win-Winの関係もある、ということが分かり、


少しほっとしました。








…というようなことを経て、講話の会場を出て、隣の会場に入ろうとした、まさにその時見つけましたよ


席次で私を歓喜させた、お隣に座られる方を


その人は、何を隠そう…護衛艦いせ前艦長の藤原秀幸一等海佐です~


念願の再会です昨年の夏の人事を見て、いせの神戸入港時に行かなったことを、どれほど後悔したことか…


で、この時に、実は、二人とも席次見てびっくりしていたんですけど、


お互いがお互いに、「相手がそういう席にしてくれるように頼んだ」のだと思っていたんです(笑)


…そう、つまり、偶然この席だったんですよもう、びっくり


これは、伊勢のご縁、天照大神さまのお導き以外のなんであろう…


というわけで、再会を果たしての記念のツーショット



お互いに、めっちゃテンション上がって、話が止まらない(笑)


さらに、面白いことが起こりました。


その、藤原一佐のもう一つお隣に座ってらした女性が、異常に盛り上がって話している我々を見て、


「あの…もしかして、みね姉さんですか


…いかにも…って、え…と、びっくりしていると、私のブログを読んでくださっていて、コメントも下さっていた方でした


す~ご~い~一体なんなんだ、これは


とまぁ、こんな感じで、始まる前からクライマックス調に盛り上がってしましたよ(笑)


ちなみに、私の反対のお隣は、FBでのみ繋がっていた方で、今回、お誘いくださった方。


そして、そのお隣…なんと護衛艦ちょうかいの佐藤正博一等海佐でいらっしゃいました


すぐ言いましたよね、もちろん


「…この前は、ミサイル対処お疲れ様でした


と。


こう書くと、なんか「この前はお世話になりました」的なトーンに見えてしまいますが…そんなじゃないよ


しかし…ちょうかい、一週間前、珍しく呉でイージス艦見てテンション上がってたら(←呉にイージス艦いるのは珍しい…)


「ちょうかい」だったのでびっくりしたんですけど(←ミサイル対処は南だったから、なぜ?呉に?)


今回ここに参加って…お休みされていないのでは?と、なんかもう、びっくりすることだらけでした。


また、他のテーブルには、昨年の修理地回航でお世話になった、じんつうの松本艦長もいらっしゃってて、


なんかもう、盆と正月と誕生日とクリスマスがいっぺんに来た的な会食でした(笑)


全体的には、艦長、司令クラスの海上自衛官がそろい踏みで、総監ご自身が、


「今、冷静になって考えたら、ここにこんな…艦長、司令クラスを集めちゃっていいのかな?!って、今さら心配になってきました(笑)」


と、最後の締めのごあいさつで、仰るくらいのすごい状況でした


練習艦隊の入港歓迎行事でも、ここまで集まらないぞ…うん。


大村の航空部隊からもたくさん、来られてましたからね~


この祝賀会に、これほど現役自衛官がお越しになったのは、初めてだったらしいので、私って本当にラッキーというか、引き寄せるというか(笑)


そういう感じなのですが、そもそも、総監の文字通り、鶴の一声で現実になったのです。


藤原一佐ともお話ししていましたけど、こういうのは、総監のお考え一つ。


山下総監は、非常に広報に熱心であられる方だということが、講話の時のお話の様子でも伝わってきました。


祝賀会のスピーチでも、


「我々制服を着た自衛官は、一人ひとりが広報官である」


と仰ってらしたことからも、そのことが伺えます。


以前、チャンネルNipponで「現代の将軍たち」という「将官」をテーマにした記事を書いたのですが、


自分が書いていたことが間違っていない、という、確信をこの時深めました。


また、総監は、


「先ほどの話で、一つ、言い忘れたことがあります。それは、今は、自衛隊は統合運用をしていて、

 3自衛隊が、それぞれの特徴を持って協力しあっているということです」


とお話しされました。


講話では、海上自衛隊の特性についての話になっていたため、他幕の重要性については触れられなかったからだと思います。


海上自衛隊の話についての講和だったので、それに問題があるとは、私は全く思いませんが、おそらく、祝賀会では、


同テーブルに、陸上自衛隊第4師団副師団長 片岡義博陸将補と、航空自衛隊西部航空総務部長 西谷正文一佐がいらしたことへの、


総監のご配慮ではないかと推察します。(こういうところが、さすがだなぁ…と思います)


その後、副師団長のスピーチもありました。


つかみが面白かったです(笑)…そして、その後に、陸上自衛隊のPKOにおける活躍の話…さすが


その後、総務部長のお話しが…(笑)…たぶん、司令の代理でお越しで、将官席だったため、すっごい緊張されてたんだとおもうんです(笑)


スクランブルの回数や、ミサイル対処の話をされてて、たぶん、話が飛んじゃったんだと思うのですが、間が空いたかと思ったら、


「大丈夫です!!!!(笑)」(…ん?「履いてますよ」…?)


…いやいや、絶対大丈夫じゃないだろう(笑)って感じでしたが、


「え~…大丈夫ですお任せください(笑)」


でしめられたので、会場中の笑いをさらっていかれました(笑)


その後、紹介された自衛官が一言だけ「おめでとうございます」とか「よろしくおねがいします」とかと言われてたんですけど、


大村の航空部隊の方は


「大丈夫です(笑)」


でした(笑)…空の人たちは、「とにかく明るい」のが好きなんですかね?(笑)






そして、シャンパン…ではなく、乾杯用のスパークリングが各グラスに注がれ、乾杯をし、ご歓談スタート


今回は、なんと、コース料理でした


しかし、楽しすぎて写真撮っていないので、メニューだけでご勘弁を…。



そして、テーブルが素敵だった



これだけでテンション上がります


「…てっきり、立食だと思っていたのでびっくりしました」


とは、藤原一佐。


私もそう思ってました(笑)


ですけど、いろんな方とお話ししにいくので、せっかくのコース料理だけど、全然ゆっくり食べてない…。


もちろん、藤原一佐と一番お話ししてましたが(笑)


昨年、夏の護衛艦いせの洋上慰霊式の話になった時、


「洋上慰霊式、晴れましたか


と聞かれた(笑)


一昨年の冬、藤原艦長だった時、雨だったんですよね(笑)(その時の様子はコチラ)←雨衣をお召しの藤原艦長がいらっしゃいます。


「昨年は、ばっちり晴れました(その時の様子がコチラ)


あと、


「…この前、くろべの修理地回航に行った時、しらねがいました(ノД`)・゜・。」(「いせ」の前は「しらね」の艦長でいらっしゃいました)


と、報告。


あと、あらためて、ステキ~と思ったのが、


ブログの読者さんと、藤原一佐と3人で、お写真を撮るときに、同席の、


ちょうかいの佐藤艦長が撮って下さったのですが、藤原一佐が、


「いやぁ・・・艦長にお願いしてしまって、申し訳ない・・・」


と、仰ったことです。


自衛官としてはもちろん、艦長としても、藤原一佐が先輩でいらっしゃるのですが、


艦長を退かれた先輩に当たる方が、現役艦長にに敬意を払われる場面を、目の当たりにし、


シーマンシップのなんたるかを、身近に感じた思いでした。


・・・すてきすぎます







とまぁ、いろんなお話をしたのですが、じ~んと来たのが、私が、コチラの件で、改めてお礼を申し上げたところ、


「…実は、応援してくれる方たちを、ずっと大切にしていこう、と、前艦長から言われてまして、私も、そのことを今の艦長に伝えました」


と仰いました。


初代星山艦長を、私はお目にかかったことがないのですが、しかし、星山艦長から始まって、梅崎艦長、藤原艦長、高田艦長と、


確かに、思いが受け継がれいるんだな、ということをはっきりと感じ、見えないバトンが、しっかりと受け渡されている感じがしました。


また、同時に、護衛艦いせの艦長であるということは、最も尊い神様を頂いている特別な艦の長なのだという、


誇りと責任も受け継がれているということも、伝わってきました。


「そんなに「いせ」を好きでいてくれて、本当にうれしいですよ。これからも、「いせ」をよろしくお願いします」


と、最後に仰ったその言葉が、そんなふうに言っていただけることが、むしろありがたく、幸せでした。


大好きな「いせ」…その「いせ」が私にくれたもの、くれた機会、ご縁は計り知れないものがあります。


今、こうして自衛隊を応援することに、心血を注ぐきっかけになったのも、「いせ」でした。


いわば、現在の私の原点なのです。


そうした思いを再確認でき、「いせ」とのご縁を確かに感じた1日でもありました。


幸せな1日と、この日出会った方々、そして、何より、この日にお誘いくださった方に、心から感謝いたします。


ありがとうございます。





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海上自衛隊協力会主催の祝賀会  ~佐世保総監講話 後編~

2016年02月23日 | 海上自衛隊

さて、いやらしい終わり方をしてしまった、前回の続き行きます。


総監のお話しそのままでなく、お話を聞きながら私が感じたことを交えていますので、その点ご注意ください。







次にお話しされたのは、ロシアの野心的方針(←やっぱ赤文字だろうここは)についてです。


このタイトルからもお分かり頂けると思いますが、非常に言葉を丁寧に選んでお話しされていました。


一般的には「ロシアの脅威」と書きそうなところを「野心的方針」と書いてあったことに、危機感を煽りすぎず、かつ楽観視もしていない、


絶妙な言葉を選んであるように感じました。


で、ロシアが何を企んでいるのか、ということですが…


「大洋の」海軍
を再興させようとの腹積もりであるらしく、パワーポイントに映し出されたこの言葉を見た瞬間、


私の脳裏に浮かんだのは、「バルチック艦隊再び」という言葉でしたね。


同じことを、中国も企んでいますが、さしずめ「北洋艦隊再び」というところでしょうか?


まぁ、いづれにせよ、二つとも我が国の海軍に負けたわけですけどもね…(笑)








それはさておき、総監のお話に入ります('ω')ノ


ロシアは中国とのパートナーシップが強固になっていて、


日本の庭先でたびたび合同訓練をしています → な~ん~で?


北朝鮮もたびたび、ミサイルを撃ってきます → な~ん~で?


中国が第2列島線と第1列島線の間をぐるぐると海洋観測をしています → な~ん~で?


…この「な~ん~で?」は総監のお話そのままです(笑)誠に畏れ多いことながら、この「な~ん~で?」がかわいくで大好きでした


もう一度、総監の「な~ん~で?」が聞きたい…


しかし、この、「な~ん~で?」がポイントですよ。


そして、アメリカは中国の無法者をどう思っているのか?ですが、


ワシントンの方々は、驚くべきことに、南沙諸島の現状を知らないのだそうです…。


結構これはびっくりしました。


それだけでなく、「え?領有権くらい、YOU 認めちゃいなよ」(注※ 総監はそんな言い方はされていません)と言ってくる始末。


これには、本当に驚きました…。


アメリカが、フィリピンから撤退するわけだわ、こりゃ、と思いましたね


発表あったように、米軍は日本を護るといっているけど、結局議会が承認して大統領の承認がなければ、現実無理なわけでして…。


しかし(前まで論外だった軍事力しかなかった国の)能力が高くなっていて、その意図が明らかに問題があるのが、現状です。
                                  (↑この赤文字部分は、総監が仰ったまま)


そして、総監が仰ったのが…


脅威 = 能力 × 意図


この公式、私的にはE=MC2くらいのインパクトがありましたすごくわかりやすい


曰く、


「脅威とは、能力掛ける意図で、この意図が重要。そして、この意図が不明であることがまさに脅威」


と。


簡にして要を得るとは、まさにこのことでしょう。


先ほどの「な~ん~で?」は、つまり、この意図が不明なので、脅威ということですよね。


そして、この脅威に対抗するには、


⇒ 1.対処による能力の低下


⇒ 2.抑止力および関与による意図の変更



この2つであるということでした。


そして、まさに、この2の「抑止力および関与による意図の変更」に自衛隊の存在意義があるのだと。


1の「対処による能力の低下」とは、実際に戦うことで、相手の戦意を挫くことなら、


2は戦わずして戦いを避ける=意図の変更となりますから、自衛隊の存在意義は、まさにそうであると、私も思います。


そしてこの「抑止力」とは「お互いやめようよ。損するよ。でもやるならやるけど?」=脅し


「関与」とは「お互いやめようよ。損するよ。しないでおこうよ~」=説得 (※←こちらの「」内の言葉はうろ覚えです…すみません…)


しかし、この「抑止力」と「関与」はわかりやすかったです。






続いて、海上自衛隊役割についてですが、


こうした背景を踏まえると、海もっとも重要であるとのことでした。


海上防衛力とは、機動性、多目的性、柔軟性、持続性、国際性を併せ持っているもので、その特性は陸・空と比べても特殊であるということでした。


機動性ですが、艦艇は「国そのもの」であるので、行動自体がプレゼンスを占めしています。


さらには、国から国に移動する途中で、他の国に寄港したり、別の任務を行うことが可能です。


以前、海賊対処から帰る途中で、墜落した航空機の捜索にあたる、ということもありましたが、まさに機動性と柔軟性・多目的性がこれでしょう。


持続性という点において、艦艇は、補給さえ受けられれば、洋上で行動し続けることが可能なのです(人がこれに耐えられるかは別問題ですが…)


以前、ある知人の若手航空自衛官幹部から、


「艦艇ってすごく不思議ですよね。武器の中で生活も仕事もしている感覚って、我々はよくわかりませんから」


と言われたことがありますが、総監も、



「艦艇では、生活しながら任務も遂行する」



と同じようなことをおっしゃっていましたが、それが故の機動性だと思います。








そして、最後の国際性ですが、これは、外交的機能とも言われていました。


これこそが、艦艇の行動は艦艇そのものが国であるがゆえに、「国境を引っ張っていくことができる」海上自衛隊ならではの行動なのです。


先ほど出てきた、「関与」についてですが、これを、海上自衛隊は、


色々な国と話し合い、訓練を通じて話をすることができるし、直接対話ができない国とでも、間接的に、その国とかかわりを持つ、


日本が交流のある国を通して対話をすることができるのだと仰っていました。


また、海上自衛隊の行動をもっと具体的に言うなら、海上警備行動において国土を護ることはもちろん、


抑止によるプレゼンスの維持として、各国海軍との合同訓練や、ソマリアの海賊対処や、そういった行動に際しての、戦略的寄港があります。


私は、この「戦略的寄港」という言葉がとても響きました。


知っている人も多いと思いますが、例の中国の南沙諸島進出の抑止?牽制?として、


ソマリア海賊対処の行き帰りに、ベトナムに寄港した(する)とかがそうですが、寄港が戦略となりえることって、すごいなぁと思うんです。


さらには、国際性ということで、今回初めて知ったのですが、


海軍だけの国際会議…ISS(国際シーパワーシンポジウム)なるものがあり、


世界188か国のNavyが集まり、多国間の協議によって、海洋の安全保障の安定に関与するのだそうです


すごい


先ほどの、脅威 = 能力 × 意図 の式の、


能力に直接働きかけること = 戦争 


意図に働きかけること = 抑止



になるので、この「意図に働きかけること = 抑止」これができるのは、Navyだけとのことでした。


各国海軍の制服(軍服)は似ていますが、それを着ているだけで、言葉は通じなくても、ハグして仲間になる…船乗り独特の仲間意識が、


戦争になりにくい。


ましてや、洋上には国境がないので、その海を行くNavyたちは価値観が同じであるから、それによって、政府に働きかけるのだということでした。


これこそ、海軍の真骨頂といえましょう。


よく言われる、Navyは外交官という、まさにこれですね。






総監が掲げていらっしゃる言葉は、


精強 即応 常在


なのだそうですが、この「常在」は山本五十六の「常在戦場」の「常在」からとってあるのですが、これをさらに、


実際に戦争にならないように、まさに今、戦っているのだという、その気持ちを忘れるな


何のために自分たちがいるのか、このことを常に忘れるな


そういう思いを込められているのだそうです。





1時間でしたが、あっという間でした。


本当に、簡単な言葉で、分かりやすく楽しくお話ししてくださいました。


もう少し、上手にまとめられれば良かったのですが…なかな納得のいくまとめ方にならなかったのが残念です。


しかし、総監のお話の一端なりと、お届けできれば幸いです。


また、ぜひお話をお聞きしたいです


ありがとうございました


…それでは、会食会に参ります








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海上自衛隊協力会主催の祝賀会  ~佐世保総監講話 前編~

2016年02月22日 | 海上自衛隊


先日、さるご縁により、福岡海上自衛隊協力会主催の新年祝賀会にお邪魔してまいりました。


開催場所が、博多のホテルオークラということで、これだけでもテンションが上がったわけですが、


何といっても、始めにある、佐世保地方総監 山下 万喜海将の講話が、もう楽しみで楽しみでたまらずに、ワクワクして行きました


だって、昨年の佐世保カレーグランプリの時のスピーチからして、絶対に面白いに違いないって思ってたから


…というわけで、わくわくしながら、オークラに足を踏み入れますと…



ありました~。


…ちなみに、控室の「あかつき」って、艦名でありそう~( *´艸`)と、一人でニヤニヤ(笑)


会場に向かい、受付をすますと、こちらのプログラムと、席次表を渡されました。



これこれがですね私、開いて自分の席を確認した瞬間、叫びそうになりましたですよ←興奮して日本語がヘン(笑)


ま、それは、次回で書きますけどもね。(FBで繋がっている方は、もう分かってるけど(笑))







席次表だけで、アホみたいに満足した私は、文字通り浮足立って会場入り。


まずは、総監の講話だ…落ち着け、私。


ということで、中途半端に前の席に座りました。(一番前のど真ん中に座らなかったことを、非常に後悔しました…


さて、非常にシンプルな司会のあいさつの後、さっそく総監の講話が始まりました。


総監は、始終笑顔でお話しされていたのですが、何よりすごいと思ったのが、


ものすごく分かりやすい、絶妙な比喩を使ってお話しされるていたことです。


基本、防衛の話は、固い上に専門用語が多いので、特に年配の女性には難しくなって聞きづらいと思うのですが、


ものすごくかみ砕いて、簡単な言葉で、非常に分かりやすく説明してくださったことに感激しました


では、その貴重なお話をシェアさせて頂きます。


あ、もちろん、総監ご本人に掲載のご了解は得ております。






始めは、私が大好きな「潜水艦」の話からでした。


おりしも、つい先日、国籍不明の潜水艦が、対馬沖で見つかりましたよね?


…実は私、ずっと、勝手に「国籍不明」って「本当はわかってるくせに、秘密にしてるだけなんじゃないの?」って思ってたんです(笑)


ちがった……ぜんぜん違ったよ…(◎_◎;)


「国籍不明」=「浮上していない」ってことなんですね…


言われてみれば、そうなんですけどもね…「浮上していない」ことと、「国籍不明」が私の脳内で繋がってなかったんですよ( ;∀;)


やっとつながった瞬間でした…お恥ずかしながら(笑)


…そして、こういう「言われてみれば、そうだって思うけど、聞かないとないこピンとこない事」を一つ一つ丁寧に説明して下さったんです。


海中では、海温とか塩分とか、季節とか時間帯で音が曲がるとかね…だから、潜水艦が見えない中、音だけで索敵するのがどれほど大変か、ということと、


だから、海洋調査がいかに重要かということとか。(←なので、ここで「にちなん」とかの重要性が分かるわけでして…)


しかも、「潜水艦が発見された」というフレーズだけ聞いたとしても、ごく普通の民間人のほとんどが全くイメージできないであろう事が、


潜航したままの潜水艦を見つけることがいかに可能性が低いか、ということではないかと思います。


「見つかったんだ。へ~」


って思うだけでしょう???


しかし、ここで総監が説明してくださったのは、それが、どれほどの奇跡かということでした。


曰く、


「プールに落とした、一本の短い針金を見つけるようなもの」


…ムリでしょ…それ…


しかし、今回、あさぎりと、P3Cは見つけたのです


海上自衛隊、なんてすごいの~~~


…っていうかんじで、最初の10分くらいで、早くも大満足してしまった私でした(笑) (←早すぎ(笑))


さらに、その前の北朝鮮の衛星飛ばすって嘘ついて、なんか違うのを飛ばしたらしい事件においての話です。


例の対処行動には、2隻のイージス艦とPAC3載せた輸送艦が出ていきましたが、


撃たれたミサイルを捕まえるのが、どれほど困難か、という例えが…


「博多から志賀島のハエを見つけて捕まえるようなもの」


で、ましてや、それを撃ち落とすとなると、


「銃から撃たれた弾を、別の銃で撃ち落とす」


くらいの事で、(↑ゴルゴ13が1回やったらしいです:総監談)これだけで、どれだけ困難かが分かるというものです。


こういうミサイル対処は、海と空の連携プレーで行われていることを、私もこちらの記事で書きましたが、


本当に、自衛隊全能力を結集して、対処を行っているということを、ひしひしと感じます。







続いて、本題に入りました。


まずは、海上貿易の重要性ということで、シーレーンについての説明からでした。


以前の、梅崎司令の講演の時もそうでしたが、やはり、海上自衛隊の存在意義については、シーレーンの重要性を理解しないと、


全く理解できないと思いますので、当然の話でしょう。


で、ちょっと詳しくなると「シーレーンの重要性」というのを、さらっと口にするものですが(私もよく言う…)、


その重要性もまた、イメージできる範囲は「日本に石油、その他が入ってこなくなって、困る」くらいの、ざっくりしたものだと思いますが、


お話は、もっと具体的でした。


日本が輸入している原油が、年間2億キロリットル→10万tタンカー2000隻分→これが、数珠つなぎになって日本にやってきてる→


→10万tってどのくらい?→クルーズ客船くらい→原油だけでこれだけ


どれだけ、日本が海上輸送に頼っているかが、よくわかります。






そして、ここからの、ロシアの野心的な方針についての話に…


…なるのですが、次回にします(笑)


続く('ω')ノ





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大人の修学旅行第二弾!!航空自衛隊芦屋基地見学に行ってきました!  ~後編~

2016年02月21日 | 航空自衛隊
さて、またまた車で移動しまして、次の目的地の格納庫に向かいました~('ω')ノ


この格納庫、たしか、航空祭でイベントやってたり展示していたりした場所だったと思うの。


今回は、見学者が我々だけだったので、めっちゃ広く感じました…いや、実際、広いんだけどね(笑)


そして、そのだだっ広い格納庫内に…



はいど~~~んっ


T-4練習機、レッドドルフィンでございます


カッコいい


そして、カワイイ


白と赤でおめでたい感じと、ドルフィンなので、イルカの絵が描いてあって、ちょ~カワイイ



そして、



この時、すでに2016と書いてありました。


っていうか、やっぱり戦闘機見ると、人間って無条件にテンションが上がるものですね(笑)…不思議と(笑)


そして、今回説明をしてくださった、超ベテランパイロットさん



見学者の中に、この方とめっちゃ仲良しさんがいらっしゃいまして、すごく楽しそうにノリノリで説明してくださいました(笑)


その中で、一番盛り上がったのが、コチラ↓↓↓



これ、手前にあるのは手荷物でして、ここは荷物入れなんですよ、っていう説明です(笑)


ほらあの~、飛行機の座席の頭上にある、手荷物入れ…ありますね?


あれです、あれの戦闘機バージョン。


戦闘機の手荷物入れは、機体の外にあるんだそうです


なので、入れるものはちょっと考えないと、いろいろ大変らしい…(笑)


練習機前にしてなんなんですが、この日、一番の盛り上がりを見せたのはここでした(笑)


とまぁ、こんな感じで、くわしく、というよりはざっくりと(笑)


でも、それでいいというか、むしろその方がいい(笑)


だって、早くコックピット座りたいも~~~ん( *´艸`)


そして、もちろん皆座らせて頂きましたよ、今回も


前回もT-4のコックピットに座らせていただけたわけなので、また同じなのに、何か楽しいのか?と突っ込まれそうですが、


そりゃあ、楽しいに決まってるじゃん


今回、色が違うし(←コックピット関係なし)


いやいやいやいや・・・・色違うと、違うものっぽくって、やっぱり気分違うし


それに、そもそも、練習機とはいえ、戦闘機のコックピットなんて、そうそう座れるものでもないので、そりゃあ、テンション上がりますよ


そうやって盛り上がっていると、訓練生が帰って来るのや、これから飛ぶぞ~、みたいな感じもあって、また盛り上がるわけです。


ちなみに後ろには



前回載せて頂いた、スタンダード(?)なT-4が


しかし、どの機体も、さすが自衛隊…ピッカピカでした


新品って思うくらい、ピカピカ


当然、格納庫だってチリ一つ落ちてないわけでして…いつも、陸海空、こういうところに本当に関心します。






さて、T-4堪能した後は、元の建物に戻って、今度は1階の資料館を見学します。



奥のゼロ戦は、レプリカです。




広瀬中佐のお写真もありました( *´艸`)






みんなが、「欲しい!」と言ってた模型。


この模型も、自衛官が制作されたもので、これらをひたすら作るお仕事もあるのだそうです


…何のためにだったかは、ちょっと忘れましたが…。


創るの好きな人は、天職でしょうね(笑)


自衛隊って、本当にいろんな仕事がありますね…。


で、私のお気に入りは、コレ(笑)



芦屋基地の航空地図に、


「戦闘機はこうやってきて、ここから着陸するんですよ」


っていう説明の時に、この差し棒が登場(笑)


めっちゃカワイイ( *´艸`)




あと、このデフォルメされたドルフィンのイラストがカワイイ



そして、ヘルメット。


今回はかぶりませんでした(笑)





…っていう感じで、この日も一日、すっごく楽しかったです


広報官さんも楽しくてノリがいい方だったし(笑)←ココは大事!


いっぱい笑って、はしゃいで、たくさんの感謝と笑顔があふれた1日でした。


芦屋基地見学は、お電話で申請されると可能です。


ただし、とても人気なので、2~3か月待たないといけないこともありますが、ぜひぜひ、行かれてみてください。


航空自衛隊のお仕事を、身近に感じることができる、貴重な機会ですよ~





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