「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

青い衝撃に魅せられて

2013年10月28日 | 航空自衛隊
これまで、海自イベント記事ばかり書いてきて、


思い出したように、昨年の総火演の記事を書いちゃって、


それでも足りなかったもの、それは


航空際の記事(というか空自の記事)


これではいけないと思い、昨日行って参りました、


築城の航空際へ!!!


はっきり言って、そんなに飛行機自体に興味ない私。


だけど、ブルーインパルスが飛ぶと聞いたら、


さすがに行く事を即決しました(笑)


空飛ぶ広報室は、一話と最終回しか見ていなくて、


正直、画面を通してみても、そんなに心惹かれなかったんです。


でも、実物は見たいな~と思って、軽い気持ちで行って参りました。


通常、6万人くらいが来場するらしいこの航空際、


今年は8万人だったんだとか。


これもそのドラマの影響でしょうね(←自分もそう)


私は、なんだかんだで、12時過ぎくらいにようやく、


築城に到着したのですが、


ここで、朝から来ていたお友達に連絡。


この激込みの中、


どうにか無事に出会えたその場所は、


ブルーインパルスの6番機と予備機の間のまん前


そんな時間にのこのこ現れて、


そんなイイ場所で見ることができたのは、


一重に、熱い空自ファンの方とそのお友だちのおかげです…。


この場所をキープされている方々は、そう、


開門ダッシュ組ですよ


つまり、開門と同時に、場所取りのために猛ダッシュして、


キープされた場所。


しかも彼らは、おしなべて、ものすごい高そうなカメラを持っています。


中には、バスーカ砲みたいなのから、TVカメラマンのようなカメラを持った方まで。


そんな機材を抱えての猛ダッシュ、お疲れ様でした…。


心の中でそんなことをつぶやいていると、


合流した友だちが、


高そうなカメラを持った男性に、


「あ、ほらいせのお姉さんが来たよ」


と紹介。


いせのお姉さんって…(笑)


ま、悪い気はしませんけども~。


むしろ、うれしい…


しかし、この人もごっついカメラもってるなぁ…


…そう、なんだか報道陣の中にいるような気分でした(笑)


四方八方、高そうなカメラに囲まれてましたからね~。


とうぜん、ここにいるのは、みんな空自ファンですから、


なんですか、私、ちょっとアウェーな感じを拭えません


そんな時、2時方向に整列している、F-15戦闘機が目に入りました。

↑この子達


思わず、戦闘機がいせの甲板に着艦している様子を妄想(笑)


ムリなのは分かっているから、妄想だけです…。


でも、どうせなら、F-15よりもF-2かなぁとか、どうでもいい妄想をしていると、


青いつなぎを来た方々(わりとイケメン揃いと見た)がさわやかに登場。


しかも、9時方向では、さわやかに最前列の人たちになにやら手渡している様子。


空自知識ゼロの私は、一瞬パイロット?と思ったのだけど、


それにしては、人数が多い…


ん???


この人たち、整備員なの?!


手を振ったりしている様子は、ディズニーのキャストもかくやと思われる笑顔。


なかなかの衝撃でした…。


ブルーインパルスって、整備員までカッコイイのね~


しかし、こんなのは序の口…


しばらくして、いよいよパイロットが登場した、その時、


拍手に混じり、


「○○さぁ~~ん(←名前しらない)」という黄色い声が


そして、各パイロット達、最寄の最前列の人たちの所に向った、その時、


サインしてる


もう、びっくり


さ、サイン???


だってさ、確かにかっこいいけど、彼らは、


公務員よ?!(←それは言っちゃいけない)


公務員にサインもらう発想は、ちょっとなかった…


しかし、ここにこそ、


ブルーインパルスの存在理由と意義があるということがよく分かりました。


つまり、ブルーインパルスとは、(以下防衛省HPより転記)


航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」。青と白にカラーリングされた6機の機体が、大空で展開する一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技――次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスは、初めて観る人にとっては驚きの連続に違いありません。地上は大きな感動と歓喜の声に包まれます。その美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高い評価を得てきました。これからもブルーインパルスは、「創造への挑戦」を合言葉に、より多くの人に「夢・感動」を感じていただける展示飛行を求め続けていきます。


なのですが、つまり、広報ですね。


なので、そのブルーインパルスのパイロットは、


技量とか協調性とか精神性とかはいうに及ばず、


社交性も要求されるらしいです。


っていうか、自衛官ってほんとに、いろんなこと要求されますよね…。


しかも、


ブルーのパイロットにいたっては、こんなスターっぽい扱いをされてしまうのだから、


いろいろ大変だろうなぁと思ってしました


あ、でもチラッと見えたパイロットの白いマフラーが、


個人的には萌えポイントでした(←いつもながら細かい)


さわやかな笑顔で手を振りながら、乗り込むパイロットたち。


20分くらい?すると、いよいよ機体が動き出しました。



一番機からゆっくり、滑走路に向います。


もちろんこの時だって、笑顔とお手振りはMUST


ここでおもわず、手をふってしまうのは、人間の性でございましょう(笑)


やっぱり、動き出すとうきうきしますね。


1機づつ連なって動きだす様子は、なんかかわいいです


ず~っと奥の滑走路に並んだ6機。


すると、私の5時方向にいるヲタ…もとい、


空自に相当造詣が深いと思われる二人組みの若いMensが、


「お!ダイヤモンドだな」


とか言っている。


これは、ダイヤモンド・テイクオフという、


詳しくは存じ上げないが、飛び立つ時の隊形の1つことらしい。


私はてっきり、天気が良くて機体や窓(どうやらキャノビーとかいうらしい)が、


キラリと光って、


ダイヤモンドのように見えいていたので、


てっきりその事かと思っていた、空自オンチな私(笑)


でもほんとにキレイだったのよ~


しかし、このヲタ熱心なファンの二人組みは、


このあともずっといろいろ解説くれていたので、非常にありがたかったです(笑)


そしていよいよ、


6機は次々と、雲ひとつない快晴の青空へ飛び立っていきます。


しばらくすると(たしか)4機が右手から現れ、あとは一気に左に向って一直線に…


と思いきや、機体がひらりと裏返ってそれぞれ離れてった…


こういうの、画面上の映像では観たことあるけど、


実際に見ると、インパクトが全然ちがう


もう、言葉では表現できないので、


あとは画像をお楽しみくださいませ









う、美しい…


機体に乗って、機体を自由自在に動かして、空を飛ぶということは、


本当に限られた人だけに与えたれた技術だと思うのですが、


特に、このようなアクロバット飛行の技術は、


どれほどの訓練を重ねて、技量を身につけると可能になるものかと、思わずにはいられません。


「永遠の0」を読んで以来、


パイロットの過酷さ、危険さをわずかながら知りうることができて、


この、「パイロット」という人たちの、ひたすら個人技を研鑽し、


その動きを芸術の域にまで高めるということに、とても畏敬の念を抱いています。


動きが変わるたびに、一体、彼らにはどれほどのGがかかっているのかと、


思わずにはいられませんした。


過去はもちろん、事故があったこともあるようですので、


危険なことには変わりないのですから。






…ところで、ブルーインパルスは、


スモークで絵を描くことを得意とする、アクロバット飛行なのです。


私が(というか「空飛ぶ~」を見た人はみんな)楽しみにしていたのが、


コチラ↓↓↓↓



これは、この日くらいとってもお天気がいい時でないと見られないものなんだそうです。


かわいい~~~~


これは、キュンとしますよね







これもキレイです。


海外(アメリカだったっけ?)で、大絶賛されたものらしいです。


これは星なのですが、大きすぎて、みんな


「でかすぎ!!!」と騒いでました(笑)


なので、おさまりきれてないのです。


ちなみに、写真提供(ほぼ全部)は、お友達のRayちゃんです。


ありがとう~~~


一通り終わったら、


また順番に着陸してゆっくりもとの位置に戻ってきます。


そして、機体から降りるパイロットたち…



このあと、ならんで、挨拶されました。


どんだけかっこいいの


このあとは、F-2戦闘機が2機、飛び立ちました。


↑この子


ブルーインパルスと比べると、


音が重くて鈍いですね。


その辺が、戦闘機っぽいな~と。


そのあと、F-15も飛びました。


↑もう一回、この子たち

F-2とくらべると、やや音が高い気がします。


まぁ、戦闘機ですからね、


ブルーのあとだと、どうしても地味な感じがしてしまいますが、


日本の空を護ってくれているのは、


こちらですからね!みなさん!


だから、ブルーが終わったからって、


帰るんじゃな~い!!!!!!!


気がつけば、あんなに人がいたのに、急に人口密度が減少している。


しかし、驚いたのは、その時、


ブルーインパルスのパイロット達のサイン会が行われていたことです。


さ、サイン会


1時間以上の長蛇の列なのだそうですね・・・・。


すごいな~。


当初、全く興味なかったのですが、


築城基地勤務の自衛官さんから、


ブルーインパルスと裏が戦闘機のクリアファイルを頂いて、


どうせなら、サインもらいたいな~と思った。


でも、並ぶのは嫌いなのよね。


とか思っていたら、お友達と話したりしていると、


ん??


サインの列が極めて短くなっている(2~3人くらい)


チャ~~~~ンス
(byエヴァンゲリオン アスカ)


というわけで、


サインを頂きに行きました。


それがこれ。




残念ながら、6機分全てではないですが。


それにしても、パイロットって、ほんとにカッコイイですねぇ


隊長の田中公司一等空佐、


サインしながら、


「最後までいてくださってありがとうございます」


と。


まぁ、なんて素敵なのかしら~


「実は私、今日初めてブルーインパルスを見ました」


というと


「そうなんですか?!初めてで今日の天気というのは、相当運がいいですよ!」


と笑顔で言ってくれました。


えぇ、そうです。


自衛隊に女神がいるのなら、


きっと私はその女神に愛されているに違いない…


そう確信しましたね…


初めての陸自イベント⇒総火演


初めての護衛艦乗艦⇒いせ


初めての航空際⇒最高の天気でのブルーインパルス


どうですか


うん、私、絶対愛されてる


しかも、いつも一番長蛇の列になるという、


5番機の乃万三等空佐、


ほぼ並んでません(笑)(超・ラッキー


っていうか、この方一番人気なのもわかるわ


(↑写真提供Hさん)


見えにくいですが、このステキな笑顔は、


ちょっと反則では(笑)


こ~れ~は~女子は…ねぇ…きゅんってなりますよね(笑)


ちなみに、お手にあるのは、Hさんお手製のブルーがついたペン。


こういうのは、頂くとうれしいでしょうね♪


っていうか、プレゼントもたくさんもらってたみたいだし、


ほんとに、スターみたい


くりかえしますが、公務員…(ぼそっ)


頂く、といえば、今回もそうですが、自衛隊のイベントに行くと、


なぜか増えていくのが、


クリアファイル(笑)


今回、先ほどのブルーのパイロットサイン入りがその仲間に加わったのですが、


おまけに、Rayちゃんが、


先週の博多湾入港の「みょうこう」でもらったという、




コナンくん~~~~


これを譲ってくれました~!


これはうれしかったです♪


そして、



和柄バージョンも


うれし~~~い


本当にありがとう!!!!!


さらに、GETしたのが、



これも、空飛ぶ広報室で出てましたね~。


色は違うけど。


でも、かわいい~


そしてこれがまたかわいい~


Hさんに頂いた、F-15とF-2のチロルチョコ。


溶けて、ちょっと無残な形になっちゃいましたが…


マグネットとかも、かわいかったな~。


海自も、艦艇バージョンで、チロルチョコとか作って~~~


ぜったいかわいいから


あと、このタイプのボールペンとかも~~~


艦艇でもけっこうカワイイと思うのよね


お願いします。


…って、最後はやっぱり海自の話にもっていくのか?といわれそうですが、


だって、一番好きなんだもん、何か?(笑)


たしかに、ブルーインパルスの衝撃波はすごかった。


乃万さんも確かに素敵だった…。


だがしかし、私はやぱり海が好きぃ~~~~


なんです。


でも、来月また、芦屋にブルー観に行くけどね(笑)(←行くんかい
















































なんてったって、艦隊が好き♪

2013年10月24日 | 海上自衛隊
昨日のブログでちょこっとだけ触れましたが、


さる艦長さんより、か~な~り~ステキな写真を頂いてしまいまして(くどいようですが自慢です


ウッキウッキ♪なのでございます。


その中でため息が出るほど美しかったのが、


ある演習での艦隊行動の全体写真です


実物はお見せできませんから、イメージはこんな感じです↓↓↓




ま、私が頂いたお写真はこんなものではなく、


総勢24隻からなる艦隊行動ですよ!!!!(←おちつけ~)


もうね、その美しさたるや、筆舌に尽くしがたい…


ため息しかでません…(ほぅ…






って、スタートから興奮しっぱなしで申し訳ございません(笑)


そもそも艦隊って何?!って方もいらっしゃるでしょうから、簡単に説明しますと、


軍艦2隻以上で編成された海軍の部隊のことです。(←簡単すぎ?)


ただ、自衛隊の場合はもちろん、正しくは自衛艦隊と呼称します。


これが、(もちろん2~3隻とかでなく)大好きなんです!私。


私が海上自衛隊の何が好きなのか?と聞かれると、


いろんな要素があるのでひと言では言えないので、


その時の気分で最初に出てくる理由が違ったりします(笑)


ある時、護衛艦はるゆきの補給長さんに


「海自のファンです」と言ったら、


「海自の何が好きなの?」と聞かれ、その時答えたのが、


「私、艦隊が好きなんです


でした。


補給長さんは、


「か、艦隊が好き????」


と目をパチパチさせてました(笑)(←そんな答え初めて聞いたんだろうね)


「はい艦隊が好きなんです


と再度言うと、


「…艦隊が好き…」


と相当不思議そうにしていらっしゃいました(笑)


端的に言うと、私は、超ミクロと超マクロが好きなんでしょうね~。


艦自体や武器とかスペックにはさほど興味ないのですが、


自衛官という人と、細かい変なもの(溺者とか、守則とか(笑))か、


ものすごく拡大して、艦隊という全体行動が好きなんですね


なんでかというと、


それは、面白いものと美しいものが好きだからなんじゃないかと…たぶん?


艦隊は、統制の取れた行動に美を感じるわけですよ。


また、その艦隊が、敵・味方に分かれて打ち合う演習とか、


もうたまりません~~~~


一度でいいから見てみたい…


まぁ、この辺にこんなに惹かれるのは、間違いなく、


銀河英雄伝説の影響なのですが(笑)


…そんなわけで、


次回の観艦式はどんな手を使ってでも行きます









自衛官とのゆるやかな会のブログを立ち上げました
↓↓↓↓
ゆる会ブログ


ゆる会ネタonlyブログです♪

















自衛艦が美しい理由

2013年10月23日 | 海上自衛隊
ココまで海自LOVEな私なので、


さぞ、昔から船や船乗りが好きだったのだろうと思われるかもしれませんが、


全くそんな事はありません。


むしろ、興味なかったですね~船には。


高校生の時に、銀河英雄伝説にハマるまでは、


軍とか自衛隊にもそんなに興味なかったんです。


それどころか、


子供心に、船って錆びててなんだか美しくないな~(ごめんなさい…)


というイメージでしたので、ほんとに興味なかったですね…。






そう!船って錆びてるイメージがすごくあったのです、


が、


海上自衛隊の艦艇見学に行くと、


全く錆びていないことに気づきます。


それは、いせのような新しい船に限らず、です。


よく艦艇見学に行かれる方は、ご存知のことと思いますが。


当たり前だけど、いつも海の上にいる船は、


当然、錆から逃れられないはずなのですが、


そこは、大日本帝国海軍時代からの伝統墨守な海上自衛隊、


その中には「品位を保つ義務」というものがあるらしいです。(←そんな所がステキ


これはもちろん、海上自衛隊に限った話ではないようですが、


制服をビシッとしておく等々、人目にふれるところはきちんとしておく義務があるんですね。


最も目立つ艦艇は言うに及ばず、キレイにしておかねばならいということでしょう。


これは、自衛官としての品位を保つ行動はもちろん、


そこには、やはり国民の血税で賄われているものなので、


大切に扱わねばならない、という考えもあるように感じます。


それは、帝国海軍時代の、


軍のものは、天皇陛下より下賜されたものなので、


大切に扱わねばならない、


という教えの、形を変えたものではないかと思うのです。


加えて、軍はなんといっても規律が大事です。


規律正しく統制がとれている組織かどうかは、


物が美しく整然と汚れなく配置されているかどうかをみれば


分かるのではないでしょうか。


つまり、


他国の全ての海軍の艦艇が、こんなにいつもキレイなわけじゃない、


ということです。


私も、全ての国の艦艇を見たわけじゃないですが、


まず容易に想像がつくのは、中国とかロシアの艦艇。


絶対、キレイじゃないって断言できる(笑)


共産国家って、そういうところ無頓着だと思うんですよね。


だいたい、軍に品格というものがないもの。


私は以前、中国共産党軍の佐官の方数名と、


上海で一緒に食事をしたことがありますが、


はっきり言って、ただのおばちゃんとおっさん。


しかも、おばちゃんは中佐階級でした(←自衛隊だと「ニ佐」に相当)


軍服着てたけど、品格とかは一切感じませんでしたね~。


普通に楽しかったですけどね(笑)


以前の記事でも書きましたけど、


宿舎が掃除されてないのに、


艦艇はキレイにするなんてあるわけないだろう、と。


ロシアも、旧ソ連軍のやりようを見ていると、


容易に想像がつくというものです。


と、まあ、ここまでは、推測ですが、


実際に違いを写真で目の当たりにして、びっくり。


それは、米国原子力空母ジョージ・ワシントンと、


我が国が誇る某護衛艦(←ヒ・ミ・ツ)のツーショット写真を見た時です。


この写真、お礼ということで頂いた貴重な生写真なのですが(←あ、自慢です(笑))


めっちゃかっこいい~~~と眺めていて、ふと思った…


ジョージったら、さびさびじゃないの?!と。



↑この人

ツーショットの護衛艦がかなり新しくて、


ジョージは古いって事を差し引いても、


ジョージってば、はるゆきくんとほとんど同じ歳よ?!


古くても、きちんと手入れされているはるゆきくんを見ているので、


ちょっとこれは~~~と思っちゃいました…。


米国海軍が、別に演習なんだから、いいじゃん~。


って思ったかどうかは知らんけども、


米国海軍の威信とかないのかなぁ…。


そこへいくと、英国海軍とかはキレイにしているのではないかと。


日本の海軍が手本にしたのが英国海軍だし、


なんといっても女王陛下の海軍ですもね。







とはいえ、なんでもそうですが、


維持する、ってことは大変です。


もちろんコストがかかることなので、そんなことをいちいち、


アウトソースするわけにはいきません。


では誰がやるのかといいますと、


やはり、乗組員さんたちの手によって、です


彼らは、大切な大切な艦をキレイに維持するために、


細かい作業をしてくれています。


艦の鎖などは、1つ1つ穴に布を通して、彼らによって磨かれているのです。


もちろん、ペンキ塗りも。


ひどい錆びはハンマーで落として、


あの大きな艦艇をムラなく均一に塗らないといけない上に、


当然、外だけでなく中も塗らないといけないそうで、


かなりの広範囲を塗装しないといけないという事が分かります。


煙突なんかももちろん塗られます。


どうせそんなところ黒くなるし目立たないからいいじゃ~ん、


と思いたくなりますが、


そんな理屈はもちろん通用しません。


高所は命綱をつけての作業らしいので、なかなか命がけの塗装作業です…。


当然、こういう作業は人目にふれる前に行われるものなので、


民間人が目にする機会はあまりないと思います。


ですがやはり、艦艇広報の前はみなさん、


いつもよりも気合を入れて、より丁寧に塗られるそうです。


艦艇見学となると、どうしても分かりやすいものに目が行きがちですが、


1点の錆びも、汚れも、ムラもない、キレイなその艦艇の細部にも目を向け、


見えないところで、がんばっている人たちがいるんだということも、


感じてみてください♪











大村陸海空4部隊合同記念行事に行ったよ☆ 海自編

2013年10月15日 | 海上自衛隊
タイトル、ちょっとおかしいですね?(笑)


合同記念行事といっても、90%は陸自のイベントの中、


わずか2%ほどの海上自衛隊の展示スペースを発見し、向かいました♪


なので、ここからはその2%分のレポートです。


当然ここは、陸上自衛隊の駐屯地ですからね


で、海上自衛隊の展示スペースは、航空隊による展示。


とはいえ、ヘリとは一切ない、地味な展示です。


だがしかし!


そんな2%分でも、私のハートをわし掴みにしてくれましたね(笑)


そんな海自展示コーナーは、コチラ↓↓↓
KIMG1304.jpg


これは何かといいますと、


救命ボート及び、その中身一式です(笑)


こんなものに大喜びするのは、たぶん、私くらいかと…


なんでこんなものが、私のアンテナに引っかかったかというと、


例の護衛艦はるゆきの副長さんが、


以前、護衛艦あるあるを話してくれたことに由来します♪


「これ、知ってます~?」


って感じで、次々と教えてくれたのは、だいたいこんな話。


護衛艦のお風呂は海水なんですけど、瀬戸内海にいる時は、

 海洋深層水のおかげで、お肌がトゥルントゥルン☆(←ってほんとに言ってた)
 
 になるんですよ~!で、それはいいんですけど、インド洋にいる時は、浄化しても汚くて、

 湯船に藻が浮いているんですよ!」(←差が激しい…)


「艦のトイレの水も、もちろん海水なんですけど、夜は艦内は電気を消すので真っ暗なんです。

 真っ暗な中、夜中トイレに行くと、たまに海水に夜光虫がいる時があって、

 光るブルーレット[emoji:i-189]状態で、ものすごく幻想的でキレイなんですよ~(笑)」

 (↑ただし昼間は茶色くて汚いらしい)


そして、この話が出た。


「艦にはもちろん、救命ボートがあるんですけど、その中には数日分の乾パンと、なんとですね、

 『あきらめるな!必ず助けは来る!』っていう、希望を与えるメッセージが入っているんです!」


私、ここで大爆笑。


なんかほっこりする話じゃないですか!


こういう話が大好き~ヽ(´▽`)/


この話を聞いて以来、もう、このメッセージが気になってしかたなかったので、


このコーナーには、もう、一人エキサイティン(笑)でした(´艸`)


念願のメッセージと、対面できるかもしれない!


そんな期待を込めて、近くの自衛官に話かけた。


「あの~、これって全部あの救命ボートの中に入っているものですよね?」


「そうですね~」


「コレ全部そうなんですか???」(←予想外のアイテムの多さに、ちょっとびっくりでした)


「はい、そうです」


「(この人、反応薄いなぁ…)あの、ところで、釣りざおなんかも入ってるって聞いたことあるんですけど~」


「釣りざお?????いや~?釣りざおはちょっと見たことないです」


話しかけた自衛官を失敗した、そう思いながら2時方向を見ると、


別の二人の自衛官が、ヒソヒソと、


「釣りざおって言ってますよ???知ってます?」


「釣りざお???」


笑いながら話しているのが目に入った。


その人たちのほうが、おもしろそうな人たちだと踏んだ私は、


「あの!釣りざおってないんですかぁ~?都市伝説だって言われたこともあるんですけど~」


と話かけてみた(笑)


すると、一人が、こっちに来て、


「あのですね、昔はあったらしいんですよ」


と笑顔で教えてくれた♪


「あ、じゃあ、今はないんですね?」


「そうなんですよね」


「あの、じゃあですね…」


「はい」


「なんか、必ず助けが来る!みたいなメッセージがあるって聞いたことあるんですけど、

 それはここにあるんですか???」


「ああ!ありますよ!」


といって、ビニールシートに踏み入り、ある手帳を取ってくれた。


「どうぞ」


KIMG1308.jpg


「ありがとうございますぅぅぅ♪♪♪…手帳なんですね~」(メモみたいなのかと勝手に想像してた)


「そうなんです」


「中身みてもいいですか?」


「どうぞ」(←とても親切♪)


中身を開くと、そこには…


書いてあったじゃないですか!あのメッセージが!


 生きて再び大空に飛ばん

 望みを捨てるな
   救助は必ずやってくるのだ
  
  いかに苦しくても、生きる希望を捨ててはならない
  (中略)
  必ず、諸君らは発見され、救助されるのだ



書いてある!! 


ずっと、そのページを眺めていた私。


彼らの自衛官生活において、こんなものにこんなに反応する女を見ることは、


恐らく二度とあるまい…。


「…ありがとうございましたぁ~



「ところで、これなんですけど、絶対に絶対にネットにアップしないので、このページだけで、

 写メってもいいですか?☆」


とお願い。


すると、ちょっと待ってください、といってもう1人の人に確認してくれて、


「Okです!」といってくれた~!


ありがとうございます!


なので、皆さまには、表紙のみでご勘弁いただきますね


もう、大満足でした♪


この日は戦車(しかも動く)にも乗ったけど、


それよりも私個人の満足度は遥かに高い(笑)


しばらくその人とお話してました。


写真見て


「このヘリって、いせとかに乗っかるヘリですよね~?」


自「そうですよ」


「いせにいかれたことはありますか?」


自「ありますよ~。あ、行かれたことありますか?」


「あ、はい3回くらい♪♪♪」


自「さ、3回????」


「はい♪唐津と呉と下関に♪」


自「すごいですね(笑)」


この人には、私はいせのおっかけ(というかストーカー)に映ったことだろう…。


まぁ、あながち間違いじゃないので、否定はしませんけども(笑)


そんなこの場所で見つけた、もうひとつの私の心を捉えたものが、コチラ↓↓↓

KIMG1305.jpg


ヘリのヘルメットをかぶっているのは、


アンパンマンのお面です(笑)


やっぱり、海自おちゃめ~ヽ(´▽`)/


常にユーモアを忘れない、それが海軍です♪


祝賀会はちょっと淋しかったけど、


最後は楽しい締めくくりで、この合同記念行事での1日を終える事ができました♪


大満足!!!!




何日も前から準備し、


当日も炎天下見学者が楽しく、怪我がなく楽しめるように、


あたたかいお心配り、おもてなしをしてくださった自衛官の皆さま、


本当にお疲れ様でした!


お陰様で楽しい時間を過ごすことができました。


ありがとうございます♪





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大村陸海空4部隊合同記念行事に行ったよ☆

2013年10月14日 | 陸上自衛隊
タイトルを見て、必ず突っ込まれると思うので、


最初に言います。


陸海空って3つなのに、なんで4部隊なのか?と…。(←私が思ってた)


それは、陸は2部隊参加していたからです。


ちなみに、なんの記念日なのかは、最後までわかりませんでした(←おい!)



今回の移動手段は、


ありがたいことに、お友だちの自衛隊ファンつながりで、


車に便乗させて頂くことに


ほんとうに、ありがとうございました


朝6:00に出て、7:30前には到着したので、


正門の前で、1時間ほど車内待機。


KIMG1275.jpg


陸上自衛官が徒歩や自転車で出勤、と思えば、


海上自衛隊の幹部さんが某高級外車でご出勤されたり、


陸・海のもっとエライ方が運転手付きでご出勤されたりと、


さまざまな出勤風景を眺めていると、


今度は、陸自のいろんな車両が出勤してくるので、


退屈せずにすみました(笑)


特に、インパクト大だったのが、


ミサイル(ダミー)の御出勤でした(笑)






さて、合同記念行事のタイムスケジュールは、ざっと以下の通り。


記念式典:観閲式


模擬射撃訓練


記念祝賀会(来賓のみ)


体験試乗


私は、ここで観閲式を初めて見ました


細かいところですが、


個人的には、来賓挨拶の時の、「休め」の時の、


顔を壇上にピッ、と向ける瞬間が萌え~でした(←すごく細かい


…しかし、この日はほんとに暑くて、10月なのにほぼ夏日!


照りつける日差しの容赦の無さは、尋常ではなかったのですが、


そんな中、つまんない話を長々と立ったまま聞かされた、受閲部隊の皆さま、


本当にお疲れ様でした。


ですが、最初ワケのわからないことを、話していると思ってた、地元議員のおじいちゃん、


よくよく聞いていると、なかなかおもしろい事を話しているでないの!


次に話した、若い元自衛官の参議院議員もそうでしたが、


「自衛隊の皆さんが、任務を果たしやすい環境にするために、

 憲法改正を必ず行う!」


と熱く語っていました。


この場で、そういう事を明言する熱さ、私は好きですね~。


ぜひ、がんばって頂きたいです。


話が終わって、音楽隊の演奏の中、行進が行われました。







行進が終わると、


竹松のホーク部隊の和太鼓演奏や、


海自のOBや家族などによるよさこいなんか披露され、


続いて、模擬戦になりました。


戦車なんかも出てきて、


けっこう大きな音が響きます。(←お子様は確実に大泣きするボリューム)


なかなか迫力ある光景なのですが、


ほら、私、総火演に行っていますので、


まぁ、わりと平気です。


ここで、「きゃっ」とか言うと、かわいいんでしょうけどもね…


…しかし、私、


陸自の初めてのイベント⇒総火演


初めて見学した海自の護衛艦⇒いせ



なので、なんといいますか…


最初にそこ?!っていう体験をしてしまうのも、いけませんねぇ…


え?あぁ、もちろん自慢ですが、何か?(笑)(←ヤな女~






え~っと、で、そうこうしているうちに、


祝賀パーティの時間になったので、


会場へと移動しました。


あ、いちおう、ワタクシ、来賓でして…。


で、まぁ…唐津のレセプションパーティをイメージしていた私には、


結構なカルチャーショックでしたね…


まず、民間人の割合の方が圧倒的に多い!


1テーブルに一人くらいの割合で自衛官ですので…。


しかも、私のテーブルの人、来てないし…


同じテーブルは、大嫌いな某・国内保険会社のおばちゃん集団…


私をこのテーブルに割り振ったヤツ、出てこーい!!!!!


接遇係の方は、忙しく動き回っているので、


とても話しかけられる雰囲気じゃないし…


いろんな自衛官とお話したかった私は、ちょっと…いや、相当残念


もう、ひらきなおって、会費分は飲み食いすることに。





さて、


会場を見回すと、んっ?


「海自カレー」の文字を10時方向に発見!!!


たぶん私「海」という文字の認識能力が無駄に発達したんだと思う(笑)


だがしかし、私の位置からは対角にあるといってもいいくらい、距離がある。


お料理は、バイキング形式だったのですが、


人がごった返して、乾杯が終わるや否や、


ものすごい勢いで群がるおっさんたちとおばちゃんたち…


見た瞬間げんなりして、もう、カレーに一直線に向かいました。


おいしかった~。けっこう、辛口でしたね。


あとは、鏡割りの日本酒を枡で配布していたので、GET

KIMG1301.jpg


持って帰っていい、とのことで、飲み終わった後も、ずっと手に持っていると、


隣に立っていたおじちゃんもくれました~。


ありがとう、おじちゃん!


そして、枡2個を手に持ってカチカチしていると、


接遇担当の若い自衛官が


「あ、そちらどうぞ」


と受け取って下げてくれようとしたので、


「あ、いえ。これは頂けるとのことでしたので…」


というと、


「あっ!大変失礼いたしました!申し訳ございません!」


とものすごく丁寧に謝罪をされました…。


そう、やっぱり今回も自衛隊のホスピタリティの高さを目の当たりにした私。


枡酒を柱の影でチビチビ飲んでいると、


すかさず、接遇係りのWAC(陸自の女性自衛官)が


「なにか、お食事お持ちしましょうか?」


とステキな笑顔で声をかけてくれた。


そういえば受け付けした時も、


名札とリボンをつける時に、手渡してはい、どうぞ~


ではなく、


名札とリボンをもったWACが、


「失礼してよろしいですか?お洋服に穴があいてしまいますので、こちらで止めますね」


と、はさむ方で留めてくれました。


ここまでしてくれるって、そうそうないですよ


サービスは一流ホテル並…それが自衛隊の接遇なのです


私、自分が某グランドハイアット(って日本に2つしかないけどね)で、


ブライダルの仕事していたことがあるので、


接客にはものすごくシビア。


なんだけど、


まぁ、自衛隊って、なんだかんだ言っても軍隊ですよ、呼び方が違うだけで。


普通、軍隊にホスピタリティや、


ハイレベルの接客なんて、求めないですよ?


いろんな諸事情もあいまってのこととは思いますが、


私が知る限り、どの民間企業よりも、接客(接遇)のレベルが高いです。


これは、いつも思います。


これは、上から厳しく言われているのはもちろんのことだと思いますが、


やっぱり、仕事において責任の範囲が広い…


つまり、国や国民を護る、という自分の仕事の責任が及ぶ範囲が非常に広いわけです。


それは、どんな民間企業より、責任の範囲が広いと言えます。


有事においては、敵の攻撃から国民を護り、


平時においては、国民に対してこの上なく丁寧に接遇してくださる…


こんな軍隊(のような存在)が他の国にあるでしょうか?


私としては、会場でお給仕をして下さるのが、非常に申し訳なく感じてしまった次第です…。


いつも、私なんかよりずっとずっと、大変な訓練をしてしんどい思いをしている若者に、


国を護ってくださっている方たちに、そんなことさせて申し訳ないなぁ、と。


これも仕事だし、任務といえばそうなんでしょうけど…ね。


そんな事を考えながら、


ちびちび枡酒を飲みつつ、会場をウロウロしていると、


そこかしこで、非常に不快なものを目にしました。


このパーティの参加者、やたらと生命保険の営業が多い!


目ざとく、階級が高い人を見つけては、


名刺交換を促す上司とその部下のおばちゃん。


または、キャバ嬢か?っていうカンジの
(はっきり言って国内生命保険の営業の女性は水商売の掛け持ちが多い。そして金融の知識もない)
 ↑つまり、キライ(笑)


30前後くらいのムチムチした女性集団が、自衛官に攻め込んでいた。


まぁ、生保業界からすると自衛隊って、カモにされやすいだろうなとは思っていたけど、


これはひどいわ…


なんというか、切り込み方が下品…。


こういう場所は、営業する立場からするとおあつらえなので、


わからないでもないけど、


ハイエナみたいでした


つまり、ガツガツしているんですよ。


生命保険会社が3社くらい来ていたので、


それはそれは熾烈な名刺交換合戦が繰り広げられていたことでしょう。


まぁ、昔は私もあんなカンジの営業してたっけな、と、


ノスタルジックな気分にもなりましたけどもね(笑)


そんな感じで、人間観察いろいろ、な


祝賀パーティでした。


長くなったので、次に続きます(笑)




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