「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

じんつうちゃんで海を行くin唐津  ~午前中 艦橋編~

2014年07月29日 | 海上自衛隊

…大変お待たせいたしまして、申しわけございません


出航ラッパが鳴って、出航ヨ~イって言っておいて、


いつ出航すんだよって感じでしたね…申しわけないです。


ようやく出航しますよ~いいですか~(←いいから、早く行けよ)





で、本日のFMラジオでも流した、出航ラッパが鳴りました。(もちろん、じんつうの)


…ラジオで出航ラッパ&出航ヨ~イとか、流すのって私だけだと思われますが、


一部の方には、大変喜んで頂けたようでよかったです(笑)


それはさておき、


最後の舫いがとかれ、ゆっくり岸壁から離れていきます。


その間、甲板作業を…ごめんなさい、高見の見物させて頂いておりました。


入出航の甲板作業見るのも好きです


特に、前日お話させて頂いた、これまた素敵な水雷長さんがいらっしゃいまして、


やっぱり、コミュニケーション取った方のお仕事されてる姿は、


また、感慨深さもひとしおで眺めておりました


そして…めっちゃ暑そうでした…


艦橋も暑かったですけど、こちらは蒸す暑さで、


ウィング近くだと風が入ってくるので、そうでもないのですが、


やっぱね、上甲板はね…じりじり来ますよね…。





ゆっくりと動くじんつうの艦橋では、


最初は艦長が操艦されています。


で、ここで、私がど~しても聞きたかったフレーズをじっと待っていました。


それは、


艦長が航海長と交代された後の、航海長の


「いただきます」(←分からない人ごめんなさい)


です(笑)


必死に耳をそばだてていましたが、聞き漏らしたらしく、


午前午後の両方とも聞こえませんでした…


聞きたかったなぁ。


ま、これは、次回の展示訓練の時にリベンジだわ


それにしても、


今回、知り合いの海自さん達に「今度じんつうに乗るの~


って言うと、皆から、


「じんつう揺れるから」「揺れるから」「揺れるよ」


と、とにかく揺れるのオンパレードの返事が来たので、


敏感すぎる三半規管の持ち主の私は、けっこうビビってたんですけどね、


そうでもなかったです。


ほら、私って自衛隊の女神に愛されてるじゃないですか~


だから、すっごくいい天気&ベタ凪でしたの


おかげで、揺れによる船酔いとは無縁でした。


が、


感じましたね、揺れ。


ん?なんか揺れてる?


みたいな揺れですけど、感じました。


まぁでも、「いせ」「うらが」とかみたいに、大きいと、


全く動いているのを感じないけど、


動いているのを感じることができるのが、これまた楽しいわけで


って、まぁ、艦にのれれば、なんだって楽しいわけですけどね。






ところで、この時、司令が席をはずしていらっしゃる時に、


司令の側にいた士官が、突然、


「みね姉さんですよね?」


と話しかけてこられたので、


「?????」


と、きょとんとして見ていると、んっ


「あ~○っ○い(←ニックネーム)」


「あ、はい。そうです。お久しぶりです」


つまり、制服姿を初めてみたので、気づかなかったんです(笑)


「え~~~どうして?どうしてここにいるんですか?

 遠洋航海に行ってたんじゃ


「あ、私はひと月くらいの短いコースでしたので」


「え?あ、B幹の方の遠洋航海だったのてっきりA幹の方かと思ってました」


「あ、いえいえ」


「え?じゃ、どうしてここに?」


「今、私、隊司令付(A『アルファ―』さんでした)でして」


「あ~そういうことですか


てな感じで、知人とまさかの再会を果たしたわけです。


びっくりしたわ~。


そんな矢先に、隊司令がお戻りになって、


「ん?どうしたの?」


と例の渋い声でご下問。


かくかくしかじか…と説明すると、


「あぁ、そう言えば名簿見て、知ってるって言ってたよね」


と。


そうだったのね。


いや~びっくりでした。


そして、気になったのが、その隊司令付Aさんの双眼鏡の帯の色。


士官は青、二佐艦長は赤青、一佐赤…で、Aさんのは


「あの~、ずっと気になっていたんですけど、

 その緑色はどういう意味なんですか?」


「あ、これは幕僚です」


「へぇぇぇぇ~~~そうなんですね…


参謀とか幕僚という響きがとにかく好きな私。


憧れていた職業、参謀という私。


そんなちょっと頭がおかしい私のテンションが、ここで上がらないわけがない(笑)


も~、うっきうっきで、お写真を取らせて頂きました



こんな感じ。


ありがとうございました





…というあたりで、すみません、


最近、疲れ気味で、もう限界なので、次回に続きます…。


まさかの、午前中3回構成に(笑)


では、また明日お会いしましょう!明日…(←大丈夫、明日書きますっ

じんつうちゃんで海を行くin唐津  ~午前中 前編~

2014年07月23日 | 海上自衛隊

というわけで、迎えました体験航海


タイトルの副題「午前中編」にご注目(笑)


これは、今回、


午前と午後の2回、体験航海にぶっ続けで参加したからです


そんな人、確実に私だけだったよね(笑)


なんでそんなことになったのかというと、


説明すると長くなるので割愛しますが、


午前は一人で、午後は家族&友人と乗艦しました。







と、いうわけで、夜更かしした上に


楽しすぎて興奮して眠れない夜を明かした後、


珍しく早起きして妙見岸壁…じゃなかった、妙見埠頭に向いました。


午前中の受け付けは0800時から、


なので、別に0830時くらいに行けば問題なかったのですが、


ここで、はた!と気づいた。


0800時に行けば、自衛艦旗の掲揚が見られるじゃないか


これはもちろん、行くしかないでしょう


ってことで、午後から体験航海参加のSちゃんに愛車を飛ばしてもらいました。


もう、ほんっとにギリギリで到着しました(笑)


この時点では、ソーラス条約によって、金網の中には入れないので、


残念ながらイメージしていたよりは、遠目で見学することになっちゃいました。


でもでも、ラッパは聞けたし、


自衛艦旗の前に整列している乗員の皆さんと、


ゆっくりと揚げられる自衛艦旗を拝することができて、


朝から胸がいっぱいでした






そして、そのじんつうですが、


あいかわらず、全体像を撮影するのを忘れたので、


今回もネットから頂いてまいりました…



写真でもお分かり頂けるかと思いますが、


速射砲の後ろにアスロックがありませんので、上甲板が広く感じますね。


まぁ、上甲板にはすでに3回は倉島の一般公開で見ているので、


今回はそちらには目もくれずに、艦橋に直行しました。


余談ですが、前夜のレセプションパーティの後の二次会で、


じんつうの海曹さんとお話していた時に、


「3回は一般公開で見た」


と言うと、


「そうやろいや、ずっと、見たことあるな~って思ってたもん


と言われました。


「しかもさ、岸壁からもず~っと見てたよね


「え…えぇ…まぁ…いましたね…」


「(当直の)みんなでさ、また来てるし、まだ見てるよ~。

 こりゃ絶対に(艦内に)誰かに好きな奴でもいるんじゃないかって言ってたんだよね(笑)」


「あ~…すみません、好きなのは艦です(笑)」


「ってことだよね(笑)…あれね~、お前らじゃなかったわ~って言っとくわ」


「あ、ぜひお願いします。誤解を解いておいてください(笑)」


という、私はじんつうに片想いしている誰かがいる、ということになっていたらしいことが判明。


意外と覚えられてるもんなんですねぇ。






…で、気持ちを新たに艦橋に上がると、


位置的にすぐに目に入ったのは、左側の座席。


一瞬、あれ???と違和感。


艦長席は右だし、艦長さんは二佐だから赤青のはず。


この赤の座席って…と思った瞬間、思い出した


そっか今回は、隊司令がいらっしゃるんだった


この司令の席にカバーがかかっていたのは初めて見たよぉ


ってことで、初の体験にがぜんテンションが上がる私



ここに、あの渋い素敵な隊司令がおかけになるのかぁ~


私の体験航海中のベストポジションは、


大抵、この司令席の前なのだけど、今回はもう、いさぎよくあきらめて、


司令席の後方にたたずむ事にしました。


キルヒアイスの立ち位置って言えば分かりますか?(←分からない人の方が多いよ)


出航までずっとココにいようと思っていたけど、


あと1時間くらいあるので、


ちょっとだけウロウロして、戻る。


それでも30分は、艦橋でおとなしく待つことに。


そうしていると、


艦橋も混みだして来て、いろんな人が入ってきた。


そこで、イライラするのが、


勝手に双眼鏡やらそこら中の物を出して触りはじめるガキ子供。


見た目年齢的に、おばあちゃんなのか母親なのか判別がつきにくい女性が、


「もう、なんにでも興味がわく子で~」


とかほざいた時に、


オーベルシュタインの義眼もかくやと思われるような眼つきで睨みつけたのは言うまでもない。


いやいやいやいや…そういう問題じゃないだろう。


日本人なら、


「人の物を勝手に触ったり取り出したりしちゃいけません」


くらい躾なさいよ、と


しかも、司令席に座ったまま、


「ここがいい~」


と言っておりないんだよ、このガキ子供が。


全体的に、午前中って、自衛官に対する質問含めて、


失礼でマナーがなっていない人が多かったですね。


…人気が出るのはいいことだけど、


こういう、失礼な輩が増えるのが本当にイヤだ。


護衛艦を遊園地のアトラクションかなんかと勘違いしてないか?


そしてイライラしていると、


艦長が艦橋にお越しになりました~


こちらに気づいてくださったので、挨拶させて頂くと、


とっても優しい笑顔で、御挨拶してくださったので、


さっきのイライラは瞬時に消えました


さらに、


艦橋の空気が一瞬変わって、皆が入口に向かって敬礼されました。


隊司令のお越しです


キルヒアイスポジションにいた私は、当然、司令をお迎えする感じになっていたので、


もう、満面の笑みで挨拶させて頂きました


ら、あの渋~~~~~いお声で御挨拶してくださいました


朝からステキです


ウキウキしていると、やがて、


艦橋の前方部分に縄が張られ始め、出航の準備が佳境に入ってきました。


民間人が立ち入ることができる場所が狭くなったので、


ここに人が新たに入ってくると、かなりの混雑状態。


そこに、小学生たちがわんさか入ってきて、


出航ラッパを吹く海曹さんの周りに溜まりはじめ、


海曹さんは、小学生に取り囲まれました(笑)


この中の女の子が、受話器をみつけて、海曹さんに


「これって、どこにモシモシするの~?」


とめっちゃかわいらしい質問をしてた


「これはね~、下の別のお部屋と話すんだよ」


と海曹さん。


すると女の子曰く、


「じゃあ、おうちにモシモシできないの~?」


海曹さん、答えて曰く


「おうちにモシモシできたら、大変な事になっちゃうね~(笑)」


と、出航前の緊張感漂う艦橋を、なんともほっこりさせてくれました



すると、艦橋にいたとある士官さんが、


小学生たちに向かって、


「あともう少しするとね、このお兄ちゃんが、

 もんのすごくカッコよくラッパを吹いてくれるからね


とのたもうた(笑)


小学生たち、もちろん一斉に海曹さんに注目。


「かっこいいラッパ吹くの?」


と純粋な質問をする小学生たちに、海曹さんは、


側にいた別の海曹さんに向かって、


「もう少ししたらね、このお兄ちゃんが、めっちゃかっこよく、

 『出航よ~~い』って言ってくれるからね


と切り返した(笑)


プレッシャーの掛け合い合戦が勃発。


艦橋の緊張感が大好きで艦橋にいたんだけど、


今回はおもしろかったわ。


この人、こんなにハードル上げられて大丈夫なんかな?


と思っていたら、大丈夫だったみたいですね。


軽やかにラッパが鳴り響き、


「出航よ~い!」


が告げられました。


ってことで、次回に続きます





 

じんつうちゃんで海を行くin唐津  ~レセプションパーティ編~

2014年07月22日 | 海上自衛隊
護衛艦「はるゆき」くんで海をいく♪
私の中での、7月最大のイベント、護衛艦はるゆきの体験航行に行って参りました~はるゆきくんです体験航行なので、もちろん、実際に動いて海にでてくれるわけです。...



お待たせいたしました!申しわけございません!


お待たせした分、久々の大ネタ、体験航海シリーズ参りますよん


ちょうど、「1年前の記事がこれですよ」というお知らせが、


gooブログから届きましたので、そのリンクもヘッダーに貼ってみました。


そう、私が、人生初の体験航海を「護衛艦はるゆき」でさせて頂いてから、


早1年ということです…しみじみ…。


ちょうど、そんなやりとりを、メールで元はるゆきの副長さんとさせていただいてました


しかしまぁ、なんですか…


1年前の記事を読むと、自分の素人っぷりが恥ずかしい感じですね(笑)


思えばこの頃は、まだ、


アスロックやCIWSのことも知らなかったんですもんねぇ。


「あの、うぃんうぃん動かしてたのは何ですか?」(←アスロックのこと)


な~んて、かわいらしい質問をしていたんですよ、この頃は(笑)


1年の歳月って、恐ろしいですねぇ…







それはさておき、


今年は、じんつうが来てくれました~


じんつうはDDではなく、DEと言って、一番小さな護衛艦です。
(ちなみに、この『E』はエスコートの『E』です)



倉島の一般公開で、三度ほど上甲板だけは見学させて頂いたことがありました。


…そしてその事が、じんつう艦内でわりと知られていたことが後ほど判明したんですよね…。


さすがにちょっと恥ずかしかったです(笑)


…で、


体験航海もさることながら、


私の最大の楽しみの1つは、


前夜のレセプションパーティですよ


制服姿の海軍さんたちと飲むことができる、貴重な機会ですよ


正直、私服姿の自衛官とは、うちのイベントで、もう、しょっちゅう飲んでるので、


制服姿の自衛官と飲むというのが、やっぱり楽しみになりますよね


今回は、久々の夏服だしね


いやぁ、今回も楽しかったです


もうね、前回のはるゆきの時で、パーティの要領が分かってるから、


早めに行っていい席を確保しようと1時間前に到着しました(笑)



前回は、会場の各席に、


「はるゆき艦長様」とか「はるゆき船務長様」とか


貼ってあったので、今回もそうだろうな~、と思いきや…




これだけ…いきなりフェイント喰らった気分でした(笑)


でも、ま、上座から偉い順におかけになるのは間違いないので、


だいたいの見当をつけて座ってみた…のだけど、


となりのテーブルが、かなり少なかったので移動しました。


そして、わくわくしつつ、じんつう御一行様のご入場を待ちます






時間になり、皆さまご入場


いつ見てもこの瞬間ってトキメキますね~


あらかじめ、皆さんの席は決まっているので、


入場するや否や、指定された席にそのまま着席されます。


この瞬間まで、どんな方が来るんだろ~とワクワクなんですよね


ちなみに、昨年は、


「うっわ、めっちゃイケメンがいる


と思ったら、なんとその人が私の隣の席だったという、引きの強い私(笑)


そして今年も、とってもスマートで素敵な応急長(&広報官)さんでした


もちろんそれから、いろんな話がお決まりで続きます。


もういいから、早く終わって、じんつうの方と歓談させてくれぃ


と思って聞いていたら、今回は、なんと、


隊司令殿がお越しでしたので隊司令のお話がありました


13護衛隊の隊司令、池田一等海佐です。


昨年のはるゆき(除籍)、今年のじんつう、あさゆき、いそゆき(除籍)で構成されているのが、


この13護衛隊です。


唐津に来るのは13護衛隊から、と決まっているわけじゃなさそうなので、


たぶん偶然なんだとは思います。


しかし、隊司令の池田一佐、めっちゃ渋くてステキでした~


特に声


や~、ずっとお話伺っていたいくらい、ステキでした


って思っていたら、ご歓談タイム突入


名刺交換していろいろお話していたら、


同席の某地元のおじさんが、応急長さんに、


「じゅんつうって、あの女性の陣痛?!


という変化球を投げてきた。


一体どんな護衛艦だよ、と、呆れた顔した私をよそに、応急長さんは


「じんつうというのは、富山県にある川の名前です」


と優しく説明。


すると、今度は、


「え?じんつうって川があるの?!」


とおっさん。


…こういう事を聞いちゃうことを、恥だと思わないところが、


私は恥ずかしかったですね、えぇ、同じ土地の人間として。


神通川って、地理で絶対習っただろう、中学生くらいでさ。


一般常識だと思うんだけど…。


イライラしたので、つい


「この護衛艦のクラスは、あぶくま型と言って、全部川の名前なんですよ」


と若干きつめの口調で言った私に、


「くわしいですね


と応急長さん。


「はい海上自衛隊の大ファンなもので


この瞬間、ようやく機嫌がなおった私。


そうして、お話していると、


ご出席の自衛官さんが全員呼ばれ、ステージにて


一人づつ自己紹介をされました。



最初は、もちろん艦長さんからですが、


この艦長さんのお話がとても素敵でした


艦長の石井二等海佐は、


「護衛艦は血税で造られたものですので、オーナーは皆さまです。

 我々海上自衛隊は、国民の皆さまから護衛艦をお預かりしている

 身ですので、大事に使わせて頂いています。

 明日の体験航海では、皆さまの護衛艦を存分にお楽しみください」


と仰いました。


しびれましたね~


常々、そういう気持ちでいらっしゃることは、肌で感じていましたが、


実際に、言葉で聞いたのは初めてでしたので、とても感動しました。


これが、戦前なら、


「天皇陛下からお預かりした」


という言葉になるところですが、オーナーが代わっただけで、


海軍時代から、


「大切な方からお預かりしたもの」


という想いは変わっていないんだなぁと感じました。


そんなところが大好き


それから、一人づつ手身近に自己紹介があったのですが、


なんですか、海自さんって、なんでこうも、


ユーモアあふれるちょいネタを仕込んで話すのが上手いんですかね


いちいちおもしろいんだよね(笑)


いや~すごいわ。


と思っていたら、さっきのおっさんが、


「集団的自衛権についてどう思っているか~」


とか冗談っぽく飛ばしたので(←幸い届いていない)


ほんっとにやめてほしいんだけど、と思って、


すごい目で睨みつけて、


「それだけは絶対にダメです。冗談でも言わないでください。

 公の場で現職の自衛官は集団的自衛権について、絶対に話してはいけないんです」


と注意すると、隣の席の飲み屋の姉ちゃんと、テヘペロしてて、


一層イラッとした


このおっさんは、結構責任ある立場の人なのに、


その程度のこともわきまえていないという事が、


本当に腹立たしかったよね。


以前、陸上自衛隊の、第四師団創設記念式典祝賀会の時も、


乾杯の時に同じ事を言ったアホなおっさんがいたけど、


田舎のおっさんって、どうしてこうも失礼な人が多いのかと


言っていいことといけない事の区別がつかないって、


本当にどうかしてると思う。


若い世間知らずな子ならともかくね、


責任ある立場や仕事をしている人がこのレベルってどうよ


もう少し、お勉強してから社交の場にでましょうね、と言いたい。






というわけで、こんな不快な席にいたくなかったし、


おっさんに邪魔されるしで、


元々私がいた席が空いたままだった席に戻ることにした。


こちらは、機関長さんでした。


とても気さくで楽しい方でした


お話をうかがっていると、元きりさめの乗員だったそうで、


共通の知人がいるから、話がはずむはずむ(笑)


楽しかったなぁ


なので、それからあっという間にお開きでした。


早かった…


もう少しお話したかったなぁ


楽しい時間って、本当に過ぎるのが早いよね…





ちなみに、パーティでいつも目を奪われるのが、こちら↓↓↓



この、帽子が整然と置かれてあるが好きです


こういうのは、もう、自衛隊のパーティ独特ですよね。


民間のパーティでは、まずもってお目にかからないものです。


この帽子たちに、萌え~


と、帽子にキュンキュンしたところで、


会場を後にしました


…というわけで、体験航海に続きます

ようやくの初のあめ型「きりさめ」の続き(笑)

2014年07月17日 | 海上自衛隊

いいかげん、おせ~よ、という声が…


というより、


もはや、忘れてた方のほうが多いかと思いますが、


先月の「きりさめ」訪問の続きです(笑)


ようやく、書く気になれました。




むらさめ型の4番艦「きりさめ」です


あめ型は、一度乗ってみたいと思ってましたが、


なかなか機会がなく、


ようやく乗艦が叶いました


完全に予備知識なしで見学させて頂いたので、


甲板の位置が高いなぁ~と思っていたら、


あめ型から、アスロックではなくってVLA…垂直発射になっているのですねぇ。


で、わりと大きいなぁ~と思ったら4500トン。


練習艦かしまより、少し大きいです。


4000トン超えると、ちょっと大きいなぁって感じます。






乗員の士官さんにエスコートして頂いて、甲板に出ると、


アスロックがないので、すっきりした感じ



おとなりは、はるさめでした


はるさめも、本物見たのは初めてです(笑)


雷蔵さんから頂いた模型のお嬢しか見たことがなかったので、


ようやく本人とご対面できました


うれしいぃぃ~



はるさめにも知り合いの海士クンがいますが、残念ながら上陸直後だったので、


会えず…


それはさておき、


あめ型って、なんだか、護衛艦の進化の過程を見てるような感じですね。


人に例えると、


猿人 ⇒ 原人 ⇒ 旧人 ⇒ 新人


コレコレ、この図がなんとなく浮かんできました(笑)


これのDDバージョンみたいな感じで、


ゆき ⇒ きり ⇒ あめ ⇒ なみ ⇒ つき 
          ↑
          ココ


みたいな?(笑)


見学していると、すごくこんなイメージだったの~


ここで写真撮ったりしてはしゃいでいると、


館内放送で呼び出しが。


それを聞いていたエスコートの士官さんが、


「あ~これ、艦長呼び出しですね…


と。


「どうしてわかるの?!」


と聞くと、


「艦長の場合、○○来い、みたいな直接呼ばれるんです(苦笑)」


へぇぇぇぇぇぇぇ


そうなんだ


「他の人の場合『~から電話です』っていうような言葉が入ります」


ほうほう。


まぁ、本当に海自独特の不思議ルールって多いよね(笑)


こういうのが、おもしろくて好きなんだけど










次は後部の飛行甲板にGO



自衛艦旗が、キレイにはためいている画が撮れました


けっこう難しいんですよね~。


で、やっぱり、飛行甲板も、


ゆき、きりと比べると、つきの方に近い感じです。


士官さん曰く、


「居住性はかなり良くなってますよね、やっぱり」


とのことです。


今回は、中は残念ながら、でしたが、


中を見ると、もっと進化の過程っぽいのを感じられたのではないかなぁと思った。


もう、あめになると、お水もわりと大量に作れるみたいだし。


…ってことで、このあたりから、


護衛艦名物、海水風呂ではなくなっているんでしょうね。


聞くの忘れたけど。


お風呂と言えば、以前、すずつきの一般公開で、


見学されていた中年のご夫婦が、


「やっぱり、お風呂とかなくてシャワーよね?!」


と話してらした時、思わず、


「いえ、お風呂ありますよ。古い艦だと海水風呂ですが、

 この艦だと真水を大量に作れるので、普通のお風呂ですね」


と笑顔で説明してしまったことがあります


こんなことするから、自衛官にまちがわれるんだろうね(笑)










さて、この辺でいつものアレ、行きましょうか。


そう、溺写メコーナーです



きりさめの溺者くん・・・


目が血走ってて、コワイ系(笑)


まぁ、溺れて必死な感じを表したのかなと、言えなくも…ない…ってことで。


あ、そうそう、


ブログの読者さんから、溺者メ投稿頂きましたので、


あわせて、UPいたしますね~



「せんだい」の溺者くんです


子供サイズのちっさい溺者くんだったそうな(笑)


投稿、ありがとうございました


そういえば、


掃海母艦うらがの溺者って、溺者くんいなくて、


段ボールだという、悲しい話を聞きました…


これ、溺者人形でも切ないのに、


段ボール相手に、大の大人が


「がんばれ~あきらめるな~


とか言ってるのかと思うと、切なさ半端ない…


はるゆきとかの溺者くんをあげてよかったんじゃ


送料がもったいないのなら、


この私が、横須賀まで運びますのに…喜んで(笑)


えぇ。


どうぞ、遠慮なく使ってくださいませ。






さて、溺者も見たことだし、


名残惜しいけど、上陸するために、舷門へ。


すると、当直の海士クンが、エスコートしれくれた士官殿に、


「妹さんたちですか?」


と、私ともう一人の女性を見て言い放ったのでした(笑)


明らかに、


「妹さんたちですか?(には、絶対にみえませんが?誰っすか?


っていう目で(笑)


そして、笑いをこらえる他の当直たち。


翌日、女二人をひきつれて艦内見学をしていたこの士官殿の事が艦内に知れ渡り、


それが艦長の耳に入り、


「どういうことか、話を聞こうか?」


と尋問を受けた事は言うまでもない…(笑)


ちなみに、片方は彼女で片方は妹ということになっているそうな(笑)


私のわがままを聞いてもらったばっかりに、


余計な濡れ衣を着せちまって、すまねぇなぁ…。


そんな、楽しいオチがついたきりさめも、思い出深い艦となりそうです

祝☆テキサス親父来日 ~平和はタダじゃない~

2014年07月10日 | 国を憂う


保守系の人にはお馴染の、


テキサス親父ことトニ―・マラーノ氏が来日され、


なんと、この片田舎の佐賀にもお越しくださいました。


しかも、2回目


ちなみに、テキサス親父をご存じない方は、


こちらの動画をご覧くださいませ


公式HPはこちらです。


テキサス親父トニ―さんは、イタリア系アメリカ人の、ご自身の母国アメリカの愛国者です。


その愛国心から、日本とアメリカは仲良くした方がイイという考えに至り、


日本人が気づかない視点で、きちんとした証拠を元に、


日本に対して行われている様々なバッシングを論破し、


日本人に変わって、熱く、おもしろく世間に流れているウソを暴いてくれています。


テキサス親父は、決してプロパガンダを行わないという方です。


つまり、証拠なしには意見を言われないのです。


その信条に沿って、これまでたくさんの動画をアップしてこられました。


そんなテキサス親父トニ―さんと、実際にお会いし直接お話を聞くことができたのは、


本当にありがたかったです。


あ、もちろん、通訳つきです(笑)


また、通訳の方のお話もおもしろかったんですよ~











今回の来日で、沖縄にも行かれたとのことで、


沖縄についての話からでした。


ある程度保守系のニュースを見聞きしている人には、今更な話かもしれませんが、


知らない人のために。


沖縄というと、皆がとかく米軍や自衛隊に反対している


というイメージってありません?


これは、言うまでもなくTVの報道のせいです。


基地反対とか、オスプレイ反対とか叫んでる人達をTVでみると、


そう思いますよね?


実際に地元住民でも、戦争世代の方は仕方のないことですが、


あのTVに写っている連中は、言うまでもなくその人達でも、


その人達の身内でもありません。


多くは、沖縄県に在住している人でもありません。


日当いくらで雇われている、プロ市民たちです。

(地元住民で雇われている人達もいるようですね)


その人達を、TVはあたかも地元住民であるかのように報道しているのです。


それがまるで、沖縄県民の総意であるかのように。


トニーさん曰く、


米軍基地に至る道路の方側には、横断幕を持った、


「米軍出ていけ~」的な人たちが


並んでわめいていて(←こいつらは、ほんとわめくよね)


反対側には、笑顔で、いってらっしゃい!と


米軍さんをにこやかに見送る人々の列があったんだとか。


で、TVは決してこっちは映さないんですよね(笑)


そう言えば、以前、


「いせ」の記事をネットサーフィンして探しまくっていた時、


ある沖縄在住の方のブログにたどり着きました。


いせが沖縄に来た時、


岸壁ではなく、沖合に錨泊していたのだそうです。


それは、もちろん、沖縄に対する「配慮」からのようですが、


面倒を避ける意味もあったのでしょう。


そのいせを、海上自衛隊のファンのブログ主さんは、


フェンス越しに、遠くにいるいせを眺めていたのだそうです。


この方は、


「沖縄でも、皆が米軍や自衛隊に反対しているんじゃないのに。

 できたら、入港してほしかったし、もっと近くで見たかった。

 でも、今はこれしか無理で、見られただけでもよかった」


と書いておいででした。


もちろん、いせが来ると聞いてわざわざ見に来られた方で、


そのフェンスの周りには、いせを見に来られた方が何人かいらしたようです。


こういう方の声は届かず、


反対派のどなり声しか届かないようになっているのが、なんとも悲しいですね。


この話を、ふと思い出しました。







トニーさんのお話で、


一番私に響いたのは、


米国では、お店やレストランなどで、軍服や迷彩を来た軍人さんや、


お話していたご老人が退役軍人だと分かると、


「私たちを護ってくれてありがとう」


と握手をしにいくのが普通だ、というお話でした。


こういう文化って、日本にはないですよね。


基地や駐屯地の近くだと、


迷彩や制服きた自衛官がコンビニにいたり、


歩いている姿を見ることもありますが、


だからといって、


「いつも護ってくれてありがとう」


と握手はもちろん、声をかけることもありません。


米国では、軍服来た人を見ると、


「ありがとう」


と声をかけるのが当たり前なのですって。


これは、


「自分の様な人を護るために、この人が命を落とすかもしれない」


という想いが根底にあるからなのだそうです。


素晴らしいなと思いました。


こういう人が、日本でも少しでも増えてくれると、


自衛官ももっと自分たちに誇りが持てるのではないでしょうか。


そうでなくても、あんなに、一生懸命護ってくれてるのに…。


沖縄に関して言うと、


米軍が撤退したら、もっと中国が来ますよ?


それこそ、さっさと占領しにかかるでしょうね。


さて、沖縄の米軍撤退を支持する人と、


そうでない人、一体どちらがより日本を大切に思っているのでしょうか?


どちらの方が、日本のためなのでしょうか?


答えは明白ですよね。


だから、利敵行為と呼ぶのです、サヨクの言動を。


通常、左翼も右翼も愛国心があって、そのアプローチが違うだけなのですが、


サヨクは全く違います。


奴らは、日本を滅ぼしたくて仕方ないようですね。


この人たちは、いつも怒ってます(笑)


だから、


やつらの言動をジョークにして笑えばいい、という、


トニーさんの言葉が、とても大好きで共感しました。


トニーさんの動画はまさに、そうですよね。







もう1つ、驚いた話が、


靖国神社についてのお話。


「そんなに文句があるなら、バチカンに言うべきだ」


と、トニーさんは言う。


なぜか?


戦後、マッカーサーは靖国神社を取り壊して、


ドッグレース場にしようと考えていたのですが、


不遜の極みのこの企ては、


バチカンのローマ法王によって阻止されました。


私も不勉強でして、この時に初めて知ったのですが、


戦犯の汚名を着せられた英霊方は、バチカンに御祀りされているのだそうです。


ローマ法王は、


「自国を護って戦った人は、戦犯ではない」


と仰ったのだそうです。


詳しくは、こちらのブログにかいてありますので、


ご一読をお勧めします。


一度だけ、バチカンのサン=ピエトロ大寺院に行ったことがあるのですが、


その時は、そんなことを知る由もなかったので、


返す返すも残念です。


日本を潰そうとする、数々のプロパガンダがあります。


これらの特徴は、


100のウチ1つだけ真実を言って、99は捏造だということです。


これはどういう事かというと、


「自衛隊は戦争に行って人を殺すし、自衛隊も殺される」


という言葉がまさにそうです。


これは、確かにある意味ウソではないんですよ。


戦争になれば事実そうなるのですから。


だけど、それは、100のウチの1つの真実を、


100全体であるかのように見せているのです。


他に99の事実があるのに、


たった一つの1を事実の全てであるかのように話すのは、


誇張を通り越して捏造です。


それがプロパガンダです。


そこには、論理的な展開も事実の裏付けもありません。


ただそう、怒り狂ってわめいているだけです。


トニーさんは、


プロパガンダバスターと自称されています。


論理的で、事実のきちんとした裏付けがあって、ユーモアあふれる展開。


まさに、プロパガンダバスターです。






尖閣問題や、集団的自衛権で揺れる日本に、


プロパガンダバスター、テキサス親父が言った言葉は、


「自由・安全はタダじゃない」


そう。


おとなしくしていれば手に入るモノではないのです。


自由・安全は普段通りにしていれば守られるものだと、まだ思っていますか?


そんな時代は、とっくに終わっているんですよ?


私たち日本人は、世界的に見て、あまりにも貴重なこの二つを、


あまりにも当たり前のように享受してきました。


それが、当たり前のものではないということに、


もうそろそろ、気づかねばならない時になっているのです。