「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

横須賀護衛艦カレーグランプリ ~カレー 後編 ~

2014年04月29日 | 海上自衛隊


申しわけありません!間があいてしまいました…。


さて、無事にカレーを8種類全て埋め終えました。


それが、こちら↓↓↓↓



これが、食べられない人が続出した幻のカレーです(笑)


番号シールが貼ってあるので、


自分が「これおいしい!」と思った艦の投票用紙↓↓↓↓を投票します。



それにしても、


この箱(トレー)とどうみても特別発注した容器…


いったい、いくらかかったんだろう…


って、思わずにはいられなかった。


この一皿で500円ですよ


材料費すら足が出てると思うのよねぇ。


足が出てる分は、各艦の予算からおそらく拠出されてるんだと思うけど、


そ~するとだ、各艦、まぢでどれだけ本気で挑んでるのかと…(笑)


あの、呼び込みの気合の入り方が半端ないのもそうだけど、


もうね、本気も本気でしたよ、彼らは。


で、知り合いの護衛艦の乗りの方に聞いてみると、


「そりゃそうですよ!だって、演習でいい成績出した時よりも、

 こっちの方が褒められる
んですから(笑)」


まぢか


ま~、たしかに、さっきの「はたかぜ」のレシピしかり、


他の艦でもちょっとしたPRを忘れていません。


例のイケメンイージス艦、ちょうかい↓↓↓↓



なぜ、鶴なのかは聞かない事にした(笑)


護衛艦たかなみ↓↓↓↓






…なんだそうです。


もちろん、頂きましたとも






さて、


食事スペースに向かっていると、


「すみません、写真いいですか!」


と正面にカメラを携えたおじさんに呼び止められた。


「あの、毎日新聞なんですけど、いいですか?」


あ~、朝日ならお断りだけど、毎日なら、ま、いいだろう。


「これ、どうせ使うかどうかわかんないんですよね?(笑)」


「あ~、はい、使わない可能性もあります・・・」


「ですよね。じゃあ、いいですよ~」


と快く、撮影を受諾。


脚立に乗って、すんごいいきおいでシャッターを切りまくるカメラマン。


「ありがとうございました!」


「いえいえ。こちらこそありがとうございました」


…っていう一幕があったのだけども、


翌日、ばっちり出てたね、毎日新聞のネットニュースに(笑)


海自:イージス艦などが横須賀集結 カレーの味競う


この画像集の中のどこかに、妹分ブラボーと共に私がおります(笑)


ボツにはならなかったようでした。






そうして、カレーを抱えて、


三人で桜の側という美しい光景のテーブルで、


立ったまま食べる、という状況で、各艦のカレーに挑んだのです…が、


寒い!もう、半端なく寒い!


カレーが冷める、なんてもんじゃなく、


もう、冷たいの…あんなに冷たいカレー、食べたことない…ってくらい、冷たいの…


でも、それでもおいしい


本当に、どれもおいしかった


ただし、8種類もあると、だんだん、どれがどれかわかんなくなってくるっていう…


個人的に、一口食べてインパクトがあったのは、


護衛艦「はるさめ」のチキンスープカレー


お味が特徴的で、とてもおいしかったです






そうやって、寒さと戦いながら、


テーブルの下に各自しゃがんでカレーを食べていると、


「おねえさ~ん、ちょっといいですか???」


またなんか来たよ(笑)


今度は、TVクルーの一団でガチ☆インタビューって感じ。


妙に明るい感じのリーポーターのお姉さんが、


一回、妹分アルファーにフラれれた後、


マイクを手に、私をロックオンして向かってきたよ(笑)


「今日は、どこから来たんですか?」


「あ、九州からです」


「えっ!九州


その瞬間、クルー一段の中のディレクターらしきおっさんが、


「おいしいヤツつかんだ


とばかりの笑顔になったのを、私は見逃さなかったね~。


地元、横須賀のケーブルTVのクルーでした。


以下、インタビュー。


「えっ?このために九州から横須賀まできたんですか?」


「ええ、このために九州から横須賀まで来ましたね」


「普段も、護衛艦とかよく観に行くんですか?」


「はい。毎月佐世保に行ってます


再び、これはマジでイイネタ捕まえたとばかりに笑うディレクターのおっさん(笑)


「すごいですね!毎月ですか?」


「はい、毎月です」


「えっ?じゃあ好きな護衛か…「いせです」←かぶせる私(笑)


爆笑するディレクターのおじさん(笑)


「あっ、いせ、来てましたよね見ましたか?」(←っていうか、このお姉さんも結構好きじゃん?)


「もちろんです。全体はまだですが、朝、おしりだけみました」


「いせに乗ったことは…」(←お姉さん、半分趣味で聞いてるよね?)


「あ~、もう何回も


「そうなんですね!っていうか、私、ずっとここにいて、話していたい」(←やっぱり


もう、おじさん笑いっぱなしで、


これはイイのを掴んだという満面の笑みでしたね。


喜んで頂けて、恐縮です。


…っていうか、この日はなんかしらんけど、


やけにマスコミづいてたよね。


なんでだろ????(笑)





さて、食べ終わったくらいに、


携帯を見ると、メールが。


ん~?と思ったら、いせの副長さんからでした


実は、ど~してもお渡ししたいものがある、とお伝えしておりましたところ、


お忙しい間をぬって、わざわざお越しくださいました~


ううっ、ありがたいです


今回、護衛艦いせは、この艦隊集合で


会議室兼ホテルとしてやってきました



ひゅうががいないからね~。


っていうか、いいなぁ、いせホテル


「リッツカールトンのスイートと、いせ艦内宿泊どちらか選べ」


って言われたら、いせって即答する(笑)


…まぁ、そういうことで、今回、姫君はご多忙なので、


カレーグランプリにはエントリーしておりませぬ。


なんだけど、副長曰く、


「昨日(金曜日)のカレーはもう相当おいしかったですよ

 基地司令も素晴らしいって言って『給養員長を呼べ』って言ってましたから」


えええええ~っ


よく、食事シーンでめっちゃおいしくて感動した時にやる


「シェフを呼んでくれ」


っていう、あれですか


あれがでたんですか


だってさ、いせのみなさんも、基地司令も、


もうイイってくらい、


毎週毎週カレー食べてるんでしょ


そのみなさんが、感動するくらいおいしいカレーって、


果たしてどんなだ気になって仕方ないよね…。


いいなぁ…。


もし、エントリーしてたら、


知名度含め、潜水艦隊に勝っていた可能性大


幻のカレーです…。






それにしても、カレーにここまで妄執する日本人って、


インド人もまぢびっくりだよね(笑)


ってところで、カレーも食べ終わったことだし、


次!いよいよイージス艦見学行きまぁ~~~す










横須賀護衛艦カレーグランプリ ~カレー 前編 ~

2014年04月25日 | 海上自衛隊


さて、開門したとは言っても、


我々は日本人ですからね、秩序ある行動をとり、


お行儀よく並んで、まずは手荷物チェック。


そして、逸見岸壁を見ると…


そこには、先ほどまで遠くに見えていた、


こんごう、あしがら、あたご、ちょうかいと、


我が海上自衛隊が誇るイージス艦たちが、堂々とした姿を見せております!






っていうか、本当にこれだけのイージス艦を一気に見られる機会は


そうそうないですよ


だけど、今回は、ごめん…


イージス艦よりも、やっぱカレーだよ(笑)


カレーを食べたらすぐに行くからね、ハニー(たち)


この日、一般公開は2艦のみ。


まぁ、そんなもんだろうな、と思っていましたけども、


その2艦がですよ、


まさかの、まさかのイージス艦とはね(←大事なことなので、2度言いました(笑))


いやぁ、ここに私は、海上自衛隊の本気を見たね


半端ない大サービスですよ


カレー目当ての参加者たちのうち、


この事の価値に気付いている人は、果たしてどのくらいのものなのか…。








イージス艦を横目に、またしても列に並びます。


カレーの匂いが漂う中、待ちます。


わくわく


そうしていると、また別の宣伝隊がやって来たではないですか


それは、護衛艦あまぎりの宣伝隊。


あまぎりは、昨年、第一回CGの準優勝艦です


その名も、天霧にくにくカレー




初代準優勝に贈られた、シルバースプーンの楯がまぶしいですね


カレーの80%がお肉という、にくにくカレーです。


宣伝文句はいわずもがな


「前回、準グランプリを獲得しました


だよね。


最大の武器を使用しないわけがない。


しかも、この宣伝隊の2人…写真は見えづらいですが、


なかなかのイケメンです


さらに、彼らは続けて叫んだ。


「今日はカロリーは忘れてください!!」(←大事






この日のカレーのエントリーメニューはこんなかんじ
↓↓↓↓↓↓



この裏は…



う~ん、この手書き感満載のイラストが、味があってカワイイですね


そして…


ついに、私たちの順番に


ここでは、1皿か2皿かどちらかを選んで購入するのですが、


も・ち・ろ・ん


2皿に決まっています


900円払い、お皿を受け取り、


そのお皿の中央にご飯を盛りつけてもらって、


いざ!!出陣!!!


初戦(?)は、もちろん、はたかぜの「はたカレー」ですよ


カレーをついでもらうと…よしチーズチーズ来たよ


もちろん、お次は…


バーナーで、バーナーで焦げ目つきました!!!(笑)


しかしそれだけではないのが、はたカレー


チーズに焦げ目をつけた後、


旗付きのタコさんウインナーをトッピングしてくれた



こんな感じ


もう、楽しくて仕方ないよね(笑)







あ、各艦ごとに分かれてブースがあって、


自分が食べたいカレーの護衛艦のブースの前に並んで、順番が来たらついでもらいます。


はたかぜの隣は、ちょうどあまぎりだったので、


そのまま隣に移動。


そして、さらにその隣も行こうと思っていたはるさめだったので、またスライド移動。


と、ここまでは楽だったんだよね。


正直、どれも食べたいよ…。


適当にうろうろしていると、


「お姉さんお姉さん


やけに威勢のいい声が至近距離から聞こえる。


いかにも私はお姉さんですが、なにか???(←心の声)


「はい?」(←実際の声)


振り向くと、若い隊員。


その反対には、極めて近い距離に…TVカメラが(笑)


ん~???と思ったけど、気にしない。


なんか、誰か呼び込みしろってTVの人に言われたんだろうね。


そして、そのカモになったのが私らしいです


隊員は、


「あのくらまくらまのカレーどうっすか


と言ってきた。


「あくらまくらまのは食べる食べようと思ってた


とそそくさとくらまブースへ。


いい絵が撮れたかどうかは知らん。


知らんが、使いたくば勝手に使ってくれ。


そんな気持ちでした…ええ。


実際、くらまのは食べる予定でしたよ。


だって、観艦式で総理大臣が食べたカレーって言うのがキャッチだったんだもん(笑)


そりゃ食べるよね


これを野田にだけ食べさせて、奴にだけいい思いさせてたまるか


と思っていましたら…その前の観艦式…安部さんの時のカレーだったようです。
(他の方のブログで知りましたorz)


そうだよねぇ…


そういえば、昨年7月のはるゆきでの体験航海の時、


食堂で観艦式のビデオが流れていたのだけど、


それも安部さんの時の観艦式の映像だったんだよね。


野田(っていうか、民主党)本当に自衛隊から嫌われてんだなぁ…と


しみじみ思った一幕(笑)そうよねぇ…。


と思って、聞いてみたら、


「…あ、いえ、単に新しい観艦式のビデオがなかったんです」


との回答でしたが…ほんとにぃ~????(笑)(←いや、私の勝手な憶測ですよ?)


って感じなので、当然カレーだって、


民主党政権時代のものなんか出すわけがない。


作りたくもないだろう。


…まぁ、なんですか…たかがカレー、されどカレー…


カレー1つにも、政治の香りがほのかに漂っていました。


そういえば、くらまの総理大臣カレーは3位でしたね。








さて、あとはひたすらカレーを埋めるためにうろうろ。


なぜか、たかなみ、おおなみとなみ型カレーを2つ。


で、またうろうろしていると、


「ちょうかいのシーフードカレーはどうですか?」


…あ~、ごめん、私、シーフード嫌いなのよね~


と思って振り返るとそこには


思わず釘づけになるような、目の覚めるようなイケメン…いや、美形が


「あ、はい…頂きます…」(←おい


ま、当然こうなる(笑)


ちょうかいちょっとあんたちズルくない


こうして私は、食べたくもないシーフードをチョイスする羽目になった


でも、カニの爪とかなんか豪華だったし…おいしかった。


このちょうかいシーフードカレー、


めでたく2位を獲得したらしいね。


それは、この美形の力によるところが大きいと、私は思った(笑)


この、チョイスする予定がなかったシーフードカレーのおかげで、


私は…


グランプリの潜水艦隊のカレーを食べ損ねてしまったりする


さっさと行っておけばよかった。


でも、2位と3位と4位が食べられたからいいもん…(←負け惜しみ)


ってことで、カレー後篇に続く…








横須賀護衛艦カレーグランプリ ~開門・後編 ~

2014年04月24日 | 海上自衛隊


8時をすぎてどれくらいかなぁ…?


急に列が動き出した。


まだ開門の9時には早いので「?」って思ったら、


列が伸びすぎたので、一列を6人くらいの幅にして前に詰めさせていたみたい。


なので、


いきなり、前に進んだんだけど…


こんな時でも偶然私が並んだ場所は、建物と建物の隙まで、


イージス艦を見つめていられる、ナイス・ビュー・ポイント


しかし、隙間風になった分、さっきよりも断然寒い…


イージス艦を眺めることで、とにかく寒さを忘れようとしていた


その時


…んっ????


なんだあれ????



なんかいる~(笑)


彼らは、護衛艦「はたかぜ」の宣伝部隊の模様。


はたかぜは、元いせの梅崎艦長が現在艦長をお勤めでいらっしゃる艦ではないの


さすがだと思った


こういう時に、思いっきり艦を盛り上げて皆でお祭り騒ぎにしちゃうあたり、


さすがだな~って


(同盟のヤン艦隊みたい?(笑))



こんなかんじ(笑)




艦内きっての、絵心がある人が描いたんだろうね


ぶたさん、かわいいぞ~


しかも、





こんな、手作りのレシピを配布しているでないの~


「カレー食べる前にレシピ???」


とか、


「こんな早くからはりきってPRしてどーすんの???」


とか思ったアナタ、甘い


昨日UPしたように、カレーのエントリーは15種類。


食べられるのは、1皿4種類(500円)or 2皿8種類(900円)のどちらかなので、


まずは、4種類ないし8種類の中に選んでもらわねばそもそも勝てる見込みはないわけですよ。


つまり、この決戦スタート前の時点で、


お客さんたちにいかに「食べてみたい」と思わせるかが、


極めて重要な戦略と言えるのです。


まずは、選んでもらわんことには勝てる見込みはない。


そんなわけで、はたかぜの本気を見た(笑)


まぁ、ツッコミどころとしては、


「老舗秘伝の味」とやらを早々に公開しちゃってるところ


しかも、やけに弁の立つ感じの士官が、なにやら懸命に演説してる…。


どうやら、当直明けで帰宅途中の士官…名札を見ると、応急長さんでした。


はたかぜの「はたカレー」の素晴らしさを熱く語っておられる(笑)


「…いいですかこのカレーの仕上げには、

 バーナーで、バーナーでチーズを焦げ目をつけますよ~」


あれだ、


「大事なところは2度いいました」っていう、あれだ(笑)


しかも、この「バーナーで」の所の手の動きが、私的には地味に笑いを誘ったんだよね。


お伝えできなくて極めて遺憾…。


後に仕入れた情報によると、このバーナー、給用員長さんの自腹で購入されたものらしい(笑)


本気ですな


「…というわけで、われわれ、この日のために3日間カレーを食べました(笑)」


まぢで


金曜日以外にも3日間カレーだったの


すげーなはたかぜ…。


この応急長さん、この遊説をしながら帰宅された模様。


でも、開門前で、今か今かと待ちわびている私たちの心を、


ほっこりとした笑いに包んでくれたのは間違いない。


この中の人は確実にはたかぜのカレーをチョイスするだろう。





ところで、


この間、私のLineには


「…もう並んでますか~?早くも熾烈な呼び込み合戦が始まっております!」


とか


「どの辺にならんでいるんですか~?」


とか、某きり型護衛艦の人と某あめ型護衛艦の人からぴろろん、ぴろろんと入ってきてる。


熾烈な呼び込み合戦って、まだ開門前じゃん???って思ってたんだけど、


こういうことか、と。


とりあえず、


「まて、ただちに援軍に向かう」(←銀英に毒されすぎ)


と返信。


援軍って、カレーを食いに行くだけなんだけどね(笑)





ここで、妹分アルファー、ブラボーとブレスト。


「…とりあえず、全種類一口づつでも食べるために、一旦分散して、各自カレーを収集」


って事を話してたんだけど、もろもろ話した結果、


「やっぱりもう、自分の好きなものをそれぞれ食べるで、いんじゃね?」


という、極めて衝動的な着地をした。


最終的に、めんどくささに勝てなかったね(笑)


そんなことを話していると、ようやく0900時


海上自衛隊横須賀基地、ついに開門しました


つづく(笑)






横須賀護衛艦カレーグランプリ ~開門・前編 ~

2014年04月23日 | 海上自衛隊
行ってまいりました、横須賀GCグランプリ


もうね、ほんっとに、まだ1年の3分の1程度だというのに、


こんなに海上自衛隊を満喫しっぱなしでいいのかと


この開催を知って、もちろんただちに参加することを決め、


今回は、銀河英雄伝説ファンで海上自衛隊イベント初体験の、


妹分A(アルファー)、妹分B(ブラボー)をひきつれての参戦


準備してあるのが3000食と聞き、


必勝を期す(確実にカレーを頂く)ために、


もちろん、始発で行きましたとも


横須賀到着が0722時。


すでに、長蛇の列。






前日、雨だったので天気が心配されましたが、


そこはそれ、


自衛隊の女神に愛されている私が行くのだから、


もちろん、雨なんか降りませんよ


だけど、今回は女神さまもお疲れモードなのか、


ものすごく寒かった…


風がひどいんだもの・・・。


だけど、そんな中でも、こんな風景が見られるのなら、耐えられる



イージス艦が待っててくれてる


その後ろにもイージス艦がいる


ちなみに、米軍基地の方にもイージス艦が2隻いたので、


この日の横須賀には、イージス艦が合計6隻(だったっけ?)集結していたという、


とんでもない非常事態に(笑)


これだけイージス艦が一堂に会す機会はそうそうないよ、まぢで。








この日、カレーグランプリにエントリーしていたのは、


1.潜水艦隊(なぜか潜水艦だけ、救難艦を含む艦隊での団体参加)


2.あまぎり ←前回、佐世保でのカレーグランプリで2位を獲得した「きり型」の4番艦。


3.はたかぜ ←亡国のイージスの撮影にも使用された「はたかぜ型」1番艦。


4.はるさめ ←佐世保を母港とする「あめ型」2番艦。


5.むらさめ ←横須賀を母港とする「あめ型」1番艦ですね。


6.たかなみ ←東日本大震災で、園児たちを救出したことで有名になった「なみ型」1番艦。


7.ちょうかい←佐世保を母港とするイージス艦。「こんごう型」の4番艦です。


8.おおなみ ←横須賀を母港とする「なみ型」の2番艦。


9.はまぎり ←横須賀を母港とする「きり型」5番艦。


10.くろべ  ←訓練支援艦…対空射撃訓練支援用の艦です。


11.くらま  ←蒸気タービンで動くと言う極めてシブい艦。観艦式では総理大臣を乗っけます。


12.こんごう ←言わずと知れた、こんごう型イージス艦の1番艦ですね。説明は不要でしょう。


13.ときわ  ←横須賀を母港とする補給艦、インド洋にも行っています。


14.あしがら ←あたご型イージス艦の2番艦で、母港は佐世保。


15.あたご  ←いろんな意味で有名なイージス艦。名探偵コナンの映画のイージス艦のモデルです。





ざっとこんな感じ。


そういや、ねらったように、前日の金曜ロードショーは、


名探偵コナンの絶海の探偵でしたね(笑)


当ブログでも、もちろん感想を書いておりますので、


お暇な方は覗いてみてください。


まぁ、これで、イージス艦のなんたるかを、多少なりとも予習できた方もいたのでは?


…ところで、どうやら巷では、


海上自衛隊はこのカレーイベントのためだけに、


この大艦隊を集結させた
かのように誤解をされているようですが、
(…って、私も当初そう思っていたけど…ボソッ


海上自衛隊の名誉のために、彼らに代わって声を大にしてその誤解を私が解きます


ち・が・い・ま・す・か・ら!!!


そもそもですね、海上自衛隊では、


毎年この時期に「艦隊集合」という、海自にとって迷惑な重要な行事が行われているのです。


何をしているかというと、会議(らしい)。


そのため、カレー以外の艦でも、


遠く米軍基地の方には、


すずつきやふゆづきも停泊していましたし、


なんといっても、我が最愛の姫君いせも来ていました


ちなみに、今回、横須賀ということで、ついに「ひゅうが」と対面か?!


と思いきや、お姉ちゃんは長期ドック入りの模様。


どうやら、どこまでも私は、


ひゅうがとは一切縁がなく、いせととてつもなく深い縁があるらしいですね(笑)


横須賀に来たのに、ひゅうががいなくて、いせがいるなんてねぇ…。







そんな中で、長蛇の列に並んでいた時はた、と気付いた


ちょっと待てよ


もうすぐ8時じゃん


ってことは、そう自衛艦旗の掲揚が行われるじゃないの


しまった!と思っていたら、喇叭の音が聞こえてきた


列を妹分ABに託し、船が見える方に走る。


イージス艦が固まっている後ろには、そう、いせが見えています!


見え方としては、だいたいこんな感じ。



(FB 海上自衛隊横須賀地方総監部 Galleryさんより画像引用させて頂いております)



こんな光景が見られるだけでも、極めて垂涎ものですが、


これから自衛艦旗掲揚ですよ。


前回「かしま」で、自衛艦旗降下を見ることができ、


次は掲揚を見たいなぁと思っていましたが…またしても(以下略(笑))


しかも、いせの掲揚…来てよかった…。


早起きは三文の徳と言いますが、いやいや万金の徳というものです


そして、この事を、


カレーを食べた後に、かみしめることになりました…


続く(笑)












身近にせまる危機を感じる、ということ

2014年04月15日 | 日記
自衛官と関わっていると、


日本に迫る危機や、


自衛隊の現在のシビアな状況を、


極めてリアルに感じることが多くなります。






当然ですが、当会(合コンイベント)の参加対象男性は、自衛官。


ですので、はっきり言って、参加女性が考えている以上に、


自衛官の参加者の確保に苦労しています。


様々な理由はありますが、やはり多いのは、


当人が出たくても、仕事の都合でなかなか出られない


というのが一番多いですね。


特に、海自。


一度、博多開催の時に、


某護衛艦の方々が参加してくれることになっていましたが、


予定より3日出航が早まったため、ちーん・・・という悲しい事態が起きたことがあります。


もうね、仕方ないんですよ、本当に。


何より、当人たちが一番がっかりしてたわけですしね。


また、参加したいにも関わらず、いつも開催の日に限って、


当直だったり出航だったりね。


あぁ、こうやって海上自衛官って出会いを逃すんだろうなぁというのを、


目の当たりにしました。







そんな中、


先日もある方を通して、


某イージス艦の方にお声掛け頂いていたのですが…


…ここで、ピンときたかたもいるかもしれませんね。


そう、


今回、小野寺五典防衛相が破壊措置命令を発動しました。


自衛隊とこの1年近く関わってきて、


民間人やそこらのマニアやファンよりも、


それなりに彼らの任務について理解していたし、


日本の危険な状況も理解していたつもりでしたが、


それでも、今回、参加できない理由が


「破壊措置命令の発動」というのには、少なからず衝撃を受けました。


何より、一見、自分の生活とは全く関係ない、非日常的に思える、


なんだか、異世界の出来事のように感じる、


「破壊措置命令」という言葉が、俄かに現実味を帯びて、


私の目の前に突き付けられたからです。


そして、だからこそ、ニュースで見るだけだと、


口では「コワイよね~」と言いつつも、どこか他人ごとのように感じる、


北朝鮮のミサイルの問題も、まぎれもない現実なのだと認識させられました。


また、


他の参加予定の自衛官から、


注意国の記念日が近いので、ちょっと行けるかどうか…」


というような言葉を聞くと、


今更ながら、彼らが、まさしく国防の任にあたっているのだと強く認識させられます。






自衛官と身近にお話させて頂く機会を、多々頂きながら、


それでもどこか、自分はまだ、危機感が薄かったのだと感じました。


まだまだ、本質的に彼らの仕事を、理解できていなかったのだ、とも…。


空自のスクランブル発進の回数が2011年425回 ⇒2012年500回以上


そんな記事をネットで読むことで、確かに、危機を感じましたが、


自分自身と直接関わった時ほど、リアルに感じることはありません。


いろんなお話を聞くにつけ、


いくら日本が憲法9条を掲げ、平和を謳おうと、


そんなことはお構いなしに、危険は迫ってきていることが分かります。


憲法9条を信奉する人は勝手にすればいいとおもいますが、


憲法9条は、飛んでくるミサイルを撃ち落としてはくれません。


日本を真に護ってはくれません。


憲法9条を保護しようとする人たちは、


まるで、憲法改正したら直ちに日本が戦争するようなことを触れまわりますが、


アホか、と(笑)


誰も戦争なんかしたくないですよ。


誰も望んでいません。


自衛隊だってもちろんそうです。


彼らが戦場に赴く姿など、絶対にみたくはありません。


ですが、それが避けられない状況になってしまった時、


いや、その危機を感じる現在でさえも、


様々な不文律の中で、手足を縛られたような状態の中で、


はがゆい思いを抱えながら、


それでも必死で、できる範囲の中で最大限に、


国防のために過酷な任務に精励されているのだと思うと、


たまらなくなります。




昨今、自衛隊は、国民からの支持は増えていますし、


人気も出て来ました。


それは、本当に喜ばしいことだと思います。


ですが、理解されているかというと、そこは疑問です。


特に、女性から…


自衛隊人気、結構です。


ですが、婚活イベントなどをやっていますと、


いろんなことを感じますね。


まぁ、このあたりのことは、こちらのブログでさんざん書いておりますので、


よろしければ、どうぞ・・・。


こういう女性たちにこそ、ぜひとも理解して頂きたいのです。


彼らは、本当の意味で命をかけているのだということを。


一番護りたい存在を、護りたい時に護れない葛藤と罪悪感で苦しんでいることを。


そして、無責任に憲法9条を振りかざす人たちに、ぜひとも理解していただきたいのです。


彼らは、あなた方より遥かに過酷な生活に、身を置いているという事を。


あなた方より、遥かに身近に危険を感じながら、日々、務めているという事を。


万が一、戦争になった際には、


捕虜になる選択はない、という覚悟を持っている人もいるということを。


これらをすべて、仮定の話で終わらせたいです。


ですが、それにはきれいごとでは無理なのです。


敵は、本気で日本を侵略する気です。


尖閣諸島ばかりに注意が行っていますが、


五島列島がどういう状況にあるか知っていますか?


そんな時に、当の日本人に危機意識がなさすぎることが、最も危険だと思います。


もっと、知ってください。


もっと、興味を持ってください。


もっと、目を向けてください。


彼らが命がけで護ろうとしてくれている存在である私たちが、無関心ではいけません。


恐怖を煽っているわけではありません。


怯えることと、危機感を持つということは、違います。


目を開けてみてください、と言っているだけです。


TVを消すだけでいいです。


玉石混合ですが、TVよりネットの方がまだマシです。


TVしか見ていないと、確実に思考が停止します。


そこに貴重な情報は全くありません。


詳しくなる必要はありません。


危険を認識しているだけでいいです。


実際に、我が国に対してミサイルを撃ってくる国が隣にあるのに、


関心がないって、異常です(笑)


国防、ということに、もう少しくらい、日本人は意識を向けるべきでしょう。


自分の国は自分で護るという意識を、もっと、持つべきではないでしょうか?