「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

信念と矜持と~ゆるやかな会にかける想い~

2014年02月26日 | 日記


先日、アメブロの方で、


なぜ「ゆるやかな会」をやることにしたのかについて、記載しました。


それに関しては、こちらをご一読頂ければと思います。


端的に言えば、


私は自衛隊のフィルターになろうと思っています。


まだ個人だし、力も影響力もありませんが、


可能な限りフィルターの役目を果たしたいです。


大それたことを言うなら、


自衛隊は私が護るという気持ちです。


私一人で、何ほどのこともできないことは承知の上です。


ですが、


それでもできることからやりたいと思いました。


なんで?


それは、この国、日本を愛しているから。


日本を護りたいから。


だから、必死で日本を護ろうとしてくれている彼らを護りたいと思ったのです。





いつも言っていますが、


別に私は、自衛隊という組織の、全ての人間が素晴らしく立派だ、なんて思っていません。


そんな組織はありえないからです。


どんな組織にも、陰と陽があります。


自衛隊の体質だって問題があるのはわかっています。


よく、自衛隊を擁護すると、


判で押したように


「隠ぺい体質が~」と言っていくサヨク連中がいます。


あ、リンクを貼っているアメブロの方にも、


さっそく、そんなコメントが来ました(笑)


そんなことは分かっとるわボケ


って感じです(笑)


隠ぺい体質に私がことさら言及しなくても、


自衛隊にとってマイナスなことは、


勝手にメディアやサヨクの皆さんが騒ぎ立ててくれるでしょう


隠ぺい体質と


まじめに過酷な状況の中で、自分の任務を、誰からも感謝されなくても、


粛々と携わっていることとは、別の問題でしょ?


悪いことがあるからと言って、


その功績が否定される理由はないんです。


そして、そんな自衛官たちが、


その任務が理由で、出会いがなかったり、


彼女ができても続かなかったり、


結婚できなかったり、


結婚しても、嫁が男作って出て行ったりするなんて、


絶対に、絶対にあってはならないことです。


そこで、ついてこれない女がアホなんですよ。


弱いおバカちゃんなんですよ。


命をかけて必死に仕事する、連絡とれない男を嫌い、


仕事しない、しょっちゅう会える男の方がいいと思っている、


その女がカスなんですよ


なのに、彼らは、その出来事によって、


自らの自尊心を下げ、自らの職務に対しても卑下してしまう…。


そんな状況を看過することはできません。


誰よりも誇っていいはずの仕事を、


卑下する彼らを目の当たりにするたびに、悲しくなりました。


そうして、


日本人女性をあきらめ、


中国人や韓国人、在日の女性と結婚し、


優秀な人が、要職につけず、自らの能力を発揮する機会を逸してしまうのは、


言葉にできない悔しさでいっぱいです。


こう言う事を書くと、


細かいところを突っ込んでくる人もいるでしょうけど、


全体の話をしているわけではなく、


そういう人が一部でもいることは事実で、


それは、日本の防衛上極めて憂慮すべき事態だからです。
(っていちいち書かないといけないのが本当に面倒くさい…)


自らの職業、職務に誇りを持っていないと、


士気は明らかに低下します。


今日、私のアメブロの記事を読んでくれた、


北海道で一人、ゆる会を開催しているお友達が、


彼女自身のゆる会にかける想いを書いてくれていました。


彼女も書いてくれていましたが、


私と同じ、本当に同じ思いでした。


彼らには、日本人と結婚してほしい。


自衛官としての誇りを持っていてほしいから。


決して、自己卑下してほしくないから。











ブログにも書いたとおり、


メディアの影響も大きかろうと思うのですが、


今、女性が本当にふがいないです。


毎日メールしないとイヤ、


もっと会えないとイヤ、


家事手伝ってくれないとイヤ、


育児手伝ってくれないとイヤ、


ふ・ざ・け・ん・な。


私自身も、これまでふがいかなったことも認めます。


だから、共に強くなりたくて、


戦前の女性たちのような、しなやかな強さを取り戻したくて、


ブログでは、女性に対して結構厳しいことを書いています。


結構、極端な事を書きます。


文句があるなら言えばいい。


反論するならすればいい。


不愉快なら、読まなければいいんです。


サヨクもそうです。


勝手に言ってくればいいんです。


好きなだけね。


いつでもどうぞ


楽しみにしていますから(笑)


女性に対しては、愛情から厳しいことをいいますが、


サヨクは相手にしませんので(笑)


自分の旗色をごまかさずに、


自分の思っていることを、誤解されることを承知で言う、


それなりの覚悟はしています。


別に、全人類に好かれたいわけではないので、


敵を作ることも怖くはありません。


敵を作ることを避けていると、


本当の仲間はできないから。


本当の友達はできないから。


私を憎むくらい大嫌いな人たちがいていいじゃない?


だから、


私を大好きでいてくれる人たちがいるんだもん


だから、


自衛隊のフィルターになる!って言えるんだから。







































陸・海・空…みんな違ってみんないい(byあいだみつを)

2014年02月19日 | 防衛省
ご存じの通り、私、毎月「自衛官とのゆるやかな会」という


自衛官と民間女性の出会いの場を提供するイベントをさせていただいております。


博多、佐世保で毎月、


来月は、呉、舞鶴と開催が決まっており、


こんなチャンスを頂けるなんて、


なんて幸せなんだろうと思わずにはいられません。


とはいえ、


結構準備が大変なので


自分なりの楽しみでもないと、やってられないわけです(笑)






その楽しみは、


やっぱり、自衛官といろんなお話をさせていただけることにつきますね。


特に、博多で開催する場合、


上手くいくと、


陸・海・空がそろい踏みすることがあります。


文字通り、ゆる会☆統合作戦となるわけです(笑)


まぁ、そんな一つの場所に陸海空が集まるなんて、


防衛省と博多ゆる会くらいのものですよ(たぶん)


実は、ゆる会の時のこの上ない楽しみの一つが、


普段、めったに話すことがないであろう、


陸⇔海⇔空 このそれぞれの互いの会話をとなりでニヤニヤしながら聞くことです(笑)


陸さんと海さんの会話とか、


空さんと海さんの会話とか、


楽しくてしょうがありません。


というわけで、実は、ゆる会は単なる合コンではなく、


統合作戦運用における、横のコミュニケーションに一役買っている


のではないかと勝手に自画自賛(笑)







で、それぞれを間近で見ていると、


ほんとにそれぞれ違うから、みてて超☆面白いの!


この前の博多ゆる会での会話でこんなことがありました。


ポケットに手を入れること(当然、自衛隊は原則禁止)を


海さんは「ポケットハンド」といいますが、


陸さんは「ハンドポケット」と言うらしいです。


ここで、


「じゃあ、空はなんていうの?」


と聞くと、


海さんが「どっちでもいい、じゃないんですか?(笑)」


というと、すかさず、空さん


「そう!どっちでもいいんです!(笑)だって、どっちでも分かりますもん(笑)


空さんのそんなアバウトなところ、けっこう好きっす(笑)







それに付随して、


海自の幹部候補生学校江田島には、陸さんや空さんも行かれることがあるのだけど、


ここでの有名な笑い話で、


「甲板掃除」(※普通に部屋を掃除する場合もなぜかこういう)


と言われた陸さんと空さんは


「あ、どこの船を掃除するんですか?」と言って(そりゃそうだ)


「馬鹿者!!ここに決まっているだろう!」


と怒鳴られ、


「ふざけんな!ここはだ!これは普通っていうんだ!」


っていう陸さんと、甲板だと言い張る海さんと喧嘩になり、


空さんはどっちでもいいし(笑)と思いつつ、


「はいは~い」って言って掃除する


…っていうのがありますね。


そんな吉本新喜劇ばりのお馴染のやり取りを、一度でいいから見てみたい(笑)




ご存じの方も多いと思いますが、


そういう陸・海・空の違いを表す言葉がありますね。


陸…用意周到 動脈硬化


海…伝統墨守 唯我独尊


空…勇猛果敢 支離滅裂



実際、3タイプ身近に見ていると、


知れば知るほど、


納得って思います(笑)


陸さんの「用意周到動脈硬化」は、


とにかく徹底した事前準備をするんだけども、


決まったこと以外…想定以外のことになると対応が苦手っていうことらしい。


海さんの「伝統墨守唯我独尊」は、


海軍時代の伝統を重んじていて、旧陸軍の全てを否定してスタートした陸自とは、


かなり性格が違うのは無理からぬこと…。


例の自衛隊体操は、陸と空は同じだけど、


海だけ「海自体操」って言うんだよね(笑)


よく知られているのが、


「2」の読み方。


陸自は「に」


海自は「ふた」


じゃあ、空自はっていうと…


「どっちでもいい(笑)」(←ホントにそう言われた)


やっぱり


そんな空さんの「勇猛果敢支離滅裂」は、


やっぱり、なんかあると取りあえず飛んでいかないといけないわけで、
(↑いわゆるスクランブル発進)


戦闘機のイメージが先行するので、こうなるんでしょうけどね。


支離滅裂はそのままです(笑)






ちなみに、象徴的な(?)食べ物は、


陸…おにぎり


海…カレー


空…ハンバーガー



となるそうな。


海自のカレーはあまりにも有名ですけどね。


陸時のおにぎりも、わかる。


空自のハンバーガーってなんだ?っていうと、


これは、旧軍には、空軍はなかったので、


米空軍のマニュアルを元に作られたため、こう言われているんですね。


だけど、最近自衛隊って、おしなべてカレー押し路線よね


陸自も空自もカレーを押してるよね


自衛隊=カレーを定着させようとしている魂胆が見え隠れする…


海自の金曜カレーは有名ですが、


空自は月曜らしいです(一体なぜ???)


陸は決まっていないって聞いた…。






ところで、


自衛隊に入って陸海空のどこを選ぶか?


って時に、


どうやら「これがしたいから」


っていうよりは、


「これだけはムリ」っていう消去法で決める人が多い感じがしました。


そこで共通しているのが、


「海だけは絶対ムリって思ったから」


っていう陸さん&空さん


そ、そんなこと言わなくても…。


中には


「あのスマートさは、オレはムリって思った」


っていう陸さんもいらっしゃいました(笑)


逆に、陸はムリってことで


「砂の入ったご飯と毎日お風呂に入れないのはムリって思った」


って言った海さんも(笑)


っていうように、


「これがムリ」っていうのがベースになっている人って、


けっこう多いみたいですねぇ。


しかーし、


それほどムリだと思っていた艦艇での生活を強いられ、


慣れない航海を反省のポーズで船酔いに耐える羽目になった


海外派遣の陸さんたちもいらっしゃるわけで(笑)


これはちょっと同情を禁じえない…。


実は私も、こんなに艦艇が大好きなわりに、


非常に船酔いするタチなんで(笑)


停泊してる艦ですら酔えるくらい、ひどい


それでも乗るけどね(笑)








今回、陸海空の個性の違いみたいなものを書いてみました。


しかも、かなりざっくりと(笑)


文章だと面倒で、あまり細かく書きませんでした…すみません


ニュアンスっていうか、雰囲気が伝わればいいかなと思っています。


今回のゆる会の二次会(っていうより三次会)では、


海自の幹部さんと空自の幹部さんが、


とっても楽しげにマニアックな会話を繰り広げてくれたのが、


私的にはとても楽しかったです(笑)


なかなか幸せな時間でした~


















秋田駐屯地に「ただ」行ってきた(笑)  後編

2014年02月18日 | 陸上自衛隊
さて、大笑いして、


再び、車に乗り込み、


駐屯地内を一周することに。









あ、ところで


陸上自衛隊 → 駐屯地


海上自衛隊&航空自衛隊 → 基地



っていうけど、駐屯地と基地って、何がどう違うの?


と、疑問をお持ちの方もいらっしゃると思うので、


ちょっと説明させていただきます。


…って言っても、


私も、昨年の12月のゆる会で、


ある航空自衛隊の幹部さんから教えて頂いて、


「な~るほど」


と、初めて分かったわけですが(笑)


簡単に言うと、


海と空は、そこに艦艇や航空機があり、


敵が攻めてくると、そこ自体を狙われて攻撃される(真珠湾攻撃がまさにそれ)


のでそこを護らないといけないのだけども、


陸は、駐屯地で戦う事はなくて、どこかの戦場に出向いて戦うので、


駐屯地を護る必要はない、っていう違いがあるんだそうです。


かなりざっくりした説明でしか


私も表現することができませんが、


とりあえずこの説明で、私にはわかりやすかったです(笑)






で、


その駐屯地内を、車で一周しました。


その中で目を見張ったのが、


トラックの駐車場






いかがですかこの美しい駐車


これは、普段から、連隊長が厳しく仰って徹底させているのだそうです。


こういう、


微に入り細を穿つような仕事、大好きです


そして、心から敬服します


美しい…


こういうところを徹底させられると、言われる方はたまらないと思いますが、


とても大事だと思います


細かいところがきちんとしているほど、


その組織の質の高さが見えますよね…。


いやぁ、素晴らしい


もちろん、戦車もいました。




あ、えっと、なんですが、私、戦車の類には疎いんで、


イマイチ種類とかわからなくてすみません(笑)


基本的に、ハードウェアには本当に興味ないんですよ、私。


なので、さっきのトラックの駐車の美しさとか、


総火演でも、妙技「富士山」のように、


錬度の高さが伺える、人の技術的なものに心が動きますね。







…というわけで、


次に、そそられたのが、コチラ↓↓↓




これは、かのレンジャーの訓練をするための櫓(?)です

近くに寄ってみると…




ほぼ90度だろ、コレ…(笑)


これを登るんですか


そして、最上部から下を見ると…




無理ムリ無理ムリ無理…


もちろん、案内してくださった方も、レンジャーバッチをお持ちです


「よくやったよなぁ…」


とぼそっ、とこぼされていましたけど、


本当にそうですよ


ちなみに、この秋田駐屯地では、


レンジャーの養成にとても注力されているのだそうです。


先ほど、広報官の方が


「最近は、なかなかレンジャーになりたがらないんですよね…」


と仰っていましたけど、


訓練の過酷さを見聞きするにつけ、


「がんばってくださいね


なんて軽々しく言えないですよ…。


ちなみに、レンジャーといえばお約束の質問


「やっぱり、蛇食べたんですか


に、


広報官さん


「…あれ、ものすごく生臭いんですよねぇ…」


と。


うぅ…そうなのかぁ…


ちょっと怖くて、具体的な調理法(?)は聞く勇気がなかった私。


…とまぁ、こんな感じで、


地味にレアな体験をしてきた、秋田駐屯地を、


またもや、超イケメンの若者の敬礼で見送られつつ、


後にしました。









というわけで、


後は、近所の温泉に行って、ひとっ風呂浴びて、


秋田に来たら、やっぱりきりたんぽだよね、ということで、


みんなで、おいしい秋田のにごり酒と、


きりたんぽを堪能しました


翌日は、さっさと9時くらいの新幹線で東京に戻ったため、


ほんとに、たったこれだけのために、


秋田くんだりまで出かけてったわけです(笑)


今年は、もちろんみんなで総火演だな~


楽しみ~




















秋田駐屯地に「ただ」行ってきた(笑)  中編

2014年02月17日 | 陸上自衛隊
そんなこんなで、


思ったより長時間、資料館を見学させていただいたので、

ちょっと小休止。


コーヒーを頂きつつ、いろいろとお話を伺いました。








かなりのインパクトだったお話がこちら↓↓↓


「昨年、駐屯地内でカラオケ大会があったんだよ~」


私「へ~!何か歌われたんですか


「きゃりーぱみゅぱみゅ


…この衝撃、わかりますか(笑)


ちなみに、この方、めっちゃ渋くて素敵なお声なんですよ(笑)


私「…えきゃ…きゃりー…きゃりーの何を歌ったんですか


「にんじゃりばんばん」


私「えぇぇぇぇぇぇぇ…な、なぜまたその歌を


「自衛隊体操ってあるんだけどね」


私「あ、はい、知ってます。(海自だけは、海自体操っていうんだよね(笑))」


「それと、この歌がものすごく合うんだよね~


そ、そうなのか・・・?????


「それで、若い連中に自衛隊体操させたんだよ~(笑)」


私「観たい動画ないんですか


「みんな、撮ってたから、誰かUPしてるんじゃないかな?」


ってことで、検索してみたけども、


さすがにないですね~。


もし、このブログをお読みの方で、


秋田駐屯地の方、もしくは、


その関係者の方で、この動画をお持ちの方いらっしゃいましたら、ご一報くださいませ(笑)







ちなみに、


ほんとうに、にんじゃりばんばんと、


自衛隊体操が合うのか検証してみた。


「きゃりーぱみゅぱみゅのにんじゃりばんばん」


自衛隊体操


別タグで開いて、自衛隊体操をミュートで、にんじゃりばんばんを再生しつつ観てみると…


合ってる(笑)


たしかに合ってるよ~~~(笑)


いや、これ、超ウケる(笑)


まぁ、これで感覚はつかめたわ、うん。








そして、話は続く。


「でもこんなの序の口だよ」


私「そうなんですか?」


「沖縄なんて、基地際の時に陸・海・空の将官が、みんなで顔を黒塗りして、
ラッツ&スターやったんだよ」


まぢですか


「(スマホを手に)ほら、これ」


将官がラッツ&スターって(笑)


ちなみに、バンド名(?)は


「レキオ・ツー・スターズ」(レキオ=琉球、ツー・スターズ=2ツ星の将補たちの意味)らしいです


その動画がこちら


一人ひとりの紹介がかわいい


まぁ、なんですか…


秋田くんだりまで来て、


Youtube観ながらみんなで大笑いしてたっていう…(笑)


…って、まさかそれだけでは、本当に何しに行ったかわかんないので、


後篇に続く…(笑)



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秋田駐屯地に「ただ」行ってきた(笑)  前編

2014年02月15日 | 陸上自衛隊
このブログ、申しわけないくらいに、


陸自ネタが少ないので(なんせ一昨年の総火演以来)


どうしたもんかと思った挙句、


とりあえず、秋田駐屯地に遊びに行ってみた(笑)


え?あ、はい。


東北地方の秋田県の秋田駐屯地ですが、何か?(笑)


え~、なにゆえわざわざかといいますと、


この時期って、別にイベントもないし、


っていうか、


一般的なイベントなら、私でなくても、


他の誰かが書いてくれるじゃん?みたいな(笑)


そんな感じで、東京まで行くついでに、


今しかない!と思い立ち、


「秋田に遊びに行ってもよろしいですか?」


秋田駐屯地の知人に連絡させていただいたところ、


「いいですよ」


と快い御返事を頂きましたので、


せっかくなので、お友達も誘ってみました。


「秋田の駐屯地に一緒に行かない?」


「いいけど、何かあるの?」


「ううん。別に何もないよ」


…まぁ、なんですか…


この返事で秋田くんだりまで、付き合ってくれるお友達がいるって、幸せです♪







二時間半くらい、新幹線に乗ってはるばる行き、


改札までお迎えに来て下った方のお車で、


駐屯地内に向かいました。


思ったより雪がなかったですね。


駐屯地に入り、まずは、


一旦、お手洗いに行かせて頂くと、


お手洗いが、すっごく温かいの


しかも、椅子とテーブルがあるお手洗い


数少ない、女性用のお手洗いなのだそうだけど、


お手洗いに、籐の椅子とテーブルセットがあるなんて、


かなり驚きました


ここで、私は、雪道に備えて、


こちらを装着



コレ、この2週間で、東京の東急ハンズでは、


めっちゃ売れたそうですねぇ。


でも、これはいいです…が、途中でかたっぽどこかで外れて無くしてしまいました





そして、向かったのは、


入口側にある、資料館。


ここでは、わざわざ、広報担当の方が、


御休みにもかかわらず、出てきて下さっていました。


ありがたいです


資料館といっても、プレハブみたいなところですが、


中がすごかった


なんと、日露戦争当時の資料があり、テンションダダ上がりです


大山巖元帥の直筆の指示書?だったかな?とか、


旅順攻撃の詳細ルートとか、うっひゃ~~~~でした


そんな処で萌え萌えしていると、


ぼそっ、と


「…ほら、ね…こういうところに食いつく子たちなんだよ…(笑)」


と、広報官とお話しする声が聞こえ、


「そうですねぇ…ここでこんなに喰いつく人って、見たことないですね(笑)」


と応える広報官の方(笑)


いや、でも、坂の上の雲観ている人は、絶対喰いつくって


また、戦前、秋田の駅前に陸軍の駐屯地があったようですが、


その当時の、部隊の旗が空襲の中を必死に護られ、


焼け残ったその一部が展示されておりました


しかも、房つき


そこには、その部隊名が記されておりましたが、


一説によると、それは、昭和天皇陛下の御手によるものだとか…。


存外レアな展示品が盛りだくさんで、


テンションは上昇する一方でした(笑)







この中で、非常に驚いた冊子が数冊ありました。


それは、


秋田市のある方が、


私財を投げ打って、秋田市内で戦死された方を調査され、


戦死者の方々を可能な限り纏められているものでした。


戦時中、誰がどこでどのように亡くなられたは、


なかなか知る術がないものですが、


御身内の方にとっては、


最も知りたい情報であるに違いありません。


それを、誰かに頼まれたでもなく、


私心を捨て、億という私財を費やして個人で調査されるなど、


あまりの凄さ、素晴らしさに、言葉もありません…。


また、そのような方がいらっしゃることを、


我々は、もっと知る必要があるとも思います。


その方は、誰かに称賛されたいわけではないでしょう。


ですが、その様な方の存在とその隠れた功績を、


英霊の方々に感謝を惜しまぬ日本人の一人として、


皆様にお伝えしたいと思わずにはいられません。


この事を知ることができ、


実際に手に取り、目にすることができただけでも、


秋田まで足を運んだかいがあったと感じました。