「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦いせにふれて

2013年05月31日 | 護衛艦いせ
去る5月24日、


我が日本が誇る海上自衛隊の、日本最大の空…もとい護衛艦「いせ」


取材で乗艦させて頂きました♪


実際に、接舷する様子を目の当たりにした時、


真底、唐津に帰ってきてよかったぁぁぁぁぁ~と、思いました(涙)


もう、圧巻…そして美しい!






美しくて、言葉にならなかったです。


ゆ~~~~~っくり、近づいてくるのを観ている時は、


もうドキドキして、


なんだろ…ずっと憧れていた人に会うみたいな気持ち?ですよ


も~、今からこの艦内に入れるのかと思うと、


興奮度MAX!!!!


もう取材なんてそっちのけ(笑)






それから程なく、接舷が完了すると、


一旦、士官室にご案内頂くことになり、


この時点でもう!完全に思考が停止するくらい感激…(←アホ)


で、入り口においてあったこちらがまた、カッコイイ(”▽”)





「いせ」の幹部の方々ですね。


会社でいうなら、役員にあたるのかな?そんな感じがします。


そして、こんなものまで…



伊勢神宮の最高宮司による揮毫を彫ったものだそうで、


触ると、幸せになれるんだそうです♪


あ、もちろん、触ってきました。


ご利益?…もちろんありましたとも~♪♪


あと、気になったのがコチラ…



カッコイイです!


っていうか、ここで「常勝」と堂々と言い切ってるあたり、好きです!









いろいろ書きたいことはあるのですが、


ご案内頂いた時に一番感じたこと、それは…


乗員の方々の、ホスピタリティあふれる対応が、


とってもすばらしいということです。


みなさん、きちんと挨拶してくださるし、


急な階段の上り下りの時は、「ゆっくりでいいですよ~」と、


優しくお声がけくださる…。


今日び、一般の会社で、社員全員がきちんと、


気持ちよく接客してくれるところはそうそう見ませんよ…。


なんてホスピタリティあふれる船員さんたちなんだぁ~、


と感動!


そんなステキないせの皆様♪




くは~~♪カッコイイ~~♪


しかも、艦内はゴミひとつ落ちてないし。


そりゃ、JRあたりが、社員研修で自衛隊に送り込むワケだわ。


というか、下手な研修会社に社員教育任せるより、


絶対いいと思う…


元、企業研修企画営業の経験者としては、そう断言します(笑)


もちろん、この艦は税金で賄われているわけだから、


来るお客様は納税者だし、無下にできないのは当たりまえだとは思うけど、


それを当たりまえだとは、私は思いたくない…。


公務員と言ってしまえばそれまでだけど、


私が知る限り、


陸上でぬくぬくと書類を右から左に回すだけのお役所の人間が、


自分達は公僕で、税金によって日々の生活ができているんだ、


という考えを持った公務員を、


ほぼ見たことがないです。


いるのかもしれないけど、めったにお目にかからないくらい、


少ないんじゃないのかな?


方や、自衛官の方は、


少なくとも私が知っている私の周りの方々は、


税金で自分達は養われているんだ、ありがたいし、


みなさんのおかげです、という気持ちを持った方が多いです。


自衛隊は海外の軍に比べて精鋭だという意見もありますが、


恐らく、血税を無駄にしないために、


無駄撃ちするなという訓練を受けているのでは?と思わずにはいられません。






いろいろ思を巡らせながら、


「いせ」の艦内を案内して頂きつつ、乗組員の方たちとすれ違うたび、


ここで仕事をするって…任務につくってどういう事なんだろうって、


思わずにはいられませんでした。


いくらホスピタリティ溢れる自衛官が案内してくれようと、


楽しく見学させていただこうと、


日本には軍隊はないよ、と言おうと、


とはいえ、やはりこの美しい艦は、


国際法上は軍艦になるわけです。


そこで任務をこなすことにおいて、


ミスや言い訳が許されようはずもないのは、自明の理。


それは、ちょっとやそっとの民間企業で働く事の比ではないでしょう。


そして、なんといっても、


いくら「死ぬ気でやれ」と言ったところで、


普通の企業で働いていて、死ぬことは基本的にないわけですよ。


(中には、ものすごく危険な仕事もありますけどね)


経営者は、もちろん、命掛けて自分の会社を経営しているだろうし、


場合によっては命で精算する覚悟を持った人もいるでしょう。


だけど、


安易に横並びにできないという事は分かっていますが、


その上であえて言いますが、


やはり、自分の会社、家族、社員を背負うのと、


国家・全国民を背負うのとでは、


それは責任の範囲と重さは、比較にならないはずです。


どれだけ、経営者が本気で命かけていると言っても、


それは、どうしても「比喩」の域をでないように思いますが、


彼ら、自衛官の方々の場合は、


法的な問題で様々に護られている(のだと思う)とはいえ、


やはり、


現実的に死を覚悟しなければならない立場にあるのだと感じます。


言い訳が許されないとか、


死ぬ気で仕事する、とかっていうレベルの問題ではないでしょう…。


…そんな事を考えながら、


艦内の様々なところを案内して頂いていると、


船員の方々とすれ違う時、必然、畏敬の念が込上げてきました。


尖閣かどーだ、竹島がどーだと、騒いだり、


のんきに、愚痴をこぼしたり、


こんなにじっくりブログを書いたりできるのも、


大多数の民間人が、何も知らない所で、


厳しい環境の中で、壮絶な責任において、任務をこなし、


私たちを護ってくれているから…


という気持ちが込上げてきたのです。


船員の方々とすれ違う時に、


私は、そんな思いを込めて「お疲れ様です」と言っていましたが、


言いつつも、


そんなさらっとした言葉じゃ、なんだか余計に失礼な気さえしていました。


なんといいますか、


気持ちがいっぱいでした。










人によっては、私が単に自衛隊や、軍というものを美化していると思う人もいるでしょう。


そんな側面が一切ないとはいいませんが、


別に必要以上に美化して捕らえているわけではありません。


私の言質は、文献や、いろんな方々から直に伺ったお話、訪れた資料館がソースであり、


その内容に触れた時に、感じた感情を織り込んでいますが、


自分の中で不必要に美化することだけは、避けるように心がけています。


それはそれで、冒涜になると思っているので。


それでも、現実を知らない身なので、


多分に美化してしまっているであろう事は否めませんが、


今現在、自分が知りうる限りの情報から、感じ取った事に対しては、


正当な感情だと思っています。






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