「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

海上自衛隊協力会主催の祝賀会※加筆しました  ~祝賀会食編~

2016年02月25日 | 海上自衛隊

では、祝賀会食へ…参ります、が、その前に1つ。


実は、講話のあと、質疑応答の時間が少しだけありました。


ということで、私、勢いよく挙手しました(←どうせ誰も挙げないと思ってたので…したら、他に一人だけいた


質問は、総監のお話しが潜水艦ネタから始まったので、それに関連して…。


1.潜っている潜水艦を見つけることは、すごく難しくて、それは日本の優秀な海上自衛隊だから、見つけることができたと思うのですが、

  逆…つまり、海上自衛隊の潜水艦が向こうで同じことをしたら、見つけることは難しいですか?



2・オーストラリアにそうりゅう型潜水艦を売る、という話がありますが…私は、いやだなぁ、と思っているんですが、
  
  でも、ハードウェアだけ優れていても、使う側の能力の問題もあるので、そんなに心配しなくてもいいのかなぁ?とも思ったりするのですが、

  実際のところはどうなのでしょうか?


…まぁ、ほぼこのままの頭悪そうな話し方で、質問をしました(笑)…さすがに、ちょっと緊張して、頭悪そうな話し方になった(笑)


1に関しては、だいたいはわかるんですけど、あえて質問させて頂きました。


1の答えは、「海上自衛隊は、アメリカやオーストラリアにはないものを持っている、と思います」というもの。


さすが、言葉を選んでいらっしゃるのだなぁ…としみじみ思いました。


私は、応援する立場の人間なので「世界一優秀な海上自衛隊」って言えますけど、その組織を率いる側の方からすると、


あまりそういうことは、なかなか明言できないのではないかと、推察する次第です。


2の答えは、こちらが技術提供することで、こちらも向こうの技術を得られるチャンスでもある、ということでした。


これを言われて、こちらの技術が盗まれる心配ばかりしていたけど、得られるものある、Win-Winの関係もある、ということが分かり、


少しほっとしました。








…というようなことを経て、講話の会場を出て、隣の会場に入ろうとした、まさにその時見つけましたよ


席次で私を歓喜させた、お隣に座られる方を


その人は、何を隠そう…護衛艦いせ前艦長の藤原秀幸一等海佐です~


念願の再会です昨年の夏の人事を見て、いせの神戸入港時に行かなったことを、どれほど後悔したことか…


で、この時に、実は、二人とも席次見てびっくりしていたんですけど、


お互いがお互いに、「相手がそういう席にしてくれるように頼んだ」のだと思っていたんです(笑)


…そう、つまり、偶然この席だったんですよもう、びっくり


これは、伊勢のご縁、天照大神さまのお導き以外のなんであろう…


というわけで、再会を果たしての記念のツーショット



お互いに、めっちゃテンション上がって、話が止まらない(笑)


さらに、面白いことが起こりました。


その、藤原一佐のもう一つお隣に座ってらした女性が、異常に盛り上がって話している我々を見て、


「あの…もしかして、みね姉さんですか


…いかにも…って、え…と、びっくりしていると、私のブログを読んでくださっていて、コメントも下さっていた方でした


す~ご~い~一体なんなんだ、これは


とまぁ、こんな感じで、始まる前からクライマックス調に盛り上がってしましたよ(笑)


ちなみに、私の反対のお隣は、FBでのみ繋がっていた方で、今回、お誘いくださった方。


そして、そのお隣…なんと護衛艦ちょうかいの佐藤正博一等海佐でいらっしゃいました


すぐ言いましたよね、もちろん


「…この前は、ミサイル対処お疲れ様でした


と。


こう書くと、なんか「この前はお世話になりました」的なトーンに見えてしまいますが…そんなじゃないよ


しかし…ちょうかい、一週間前、珍しく呉でイージス艦見てテンション上がってたら(←呉にイージス艦いるのは珍しい…)


「ちょうかい」だったのでびっくりしたんですけど(←ミサイル対処は南だったから、なぜ?呉に?)


今回ここに参加って…お休みされていないのでは?と、なんかもう、びっくりすることだらけでした。


また、他のテーブルには、昨年の修理地回航でお世話になった、じんつうの松本艦長もいらっしゃってて、


なんかもう、盆と正月と誕生日とクリスマスがいっぺんに来た的な会食でした(笑)


全体的には、艦長、司令クラスの海上自衛官がそろい踏みで、総監ご自身が、


「今、冷静になって考えたら、ここにこんな…艦長、司令クラスを集めちゃっていいのかな?!って、今さら心配になってきました(笑)」


と、最後の締めのごあいさつで、仰るくらいのすごい状況でした


練習艦隊の入港歓迎行事でも、ここまで集まらないぞ…うん。


大村の航空部隊からもたくさん、来られてましたからね~


この祝賀会に、これほど現役自衛官がお越しになったのは、初めてだったらしいので、私って本当にラッキーというか、引き寄せるというか(笑)


そういう感じなのですが、そもそも、総監の文字通り、鶴の一声で現実になったのです。


藤原一佐ともお話ししていましたけど、こういうのは、総監のお考え一つ。


山下総監は、非常に広報に熱心であられる方だということが、講話の時のお話の様子でも伝わってきました。


祝賀会のスピーチでも、


「我々制服を着た自衛官は、一人ひとりが広報官である」


と仰ってらしたことからも、そのことが伺えます。


以前、チャンネルNipponで「現代の将軍たち」という「将官」をテーマにした記事を書いたのですが、


自分が書いていたことが間違っていない、という、確信をこの時深めました。


また、総監は、


「先ほどの話で、一つ、言い忘れたことがあります。それは、今は、自衛隊は統合運用をしていて、

 3自衛隊が、それぞれの特徴を持って協力しあっているということです」


とお話しされました。


講話では、海上自衛隊の特性についての話になっていたため、他幕の重要性については触れられなかったからだと思います。


海上自衛隊の話についての講和だったので、それに問題があるとは、私は全く思いませんが、おそらく、祝賀会では、


同テーブルに、陸上自衛隊第4師団副師団長 片岡義博陸将補と、航空自衛隊西部航空総務部長 西谷正文一佐がいらしたことへの、


総監のご配慮ではないかと推察します。(こういうところが、さすがだなぁ…と思います)


その後、副師団長のスピーチもありました。


つかみが面白かったです(笑)…そして、その後に、陸上自衛隊のPKOにおける活躍の話…さすが


その後、総務部長のお話しが…(笑)…たぶん、司令の代理でお越しで、将官席だったため、すっごい緊張されてたんだとおもうんです(笑)


スクランブルの回数や、ミサイル対処の話をされてて、たぶん、話が飛んじゃったんだと思うのですが、間が空いたかと思ったら、


「大丈夫です!!!!(笑)」(…ん?「履いてますよ」…?)


…いやいや、絶対大丈夫じゃないだろう(笑)って感じでしたが、


「え~…大丈夫ですお任せください(笑)」


でしめられたので、会場中の笑いをさらっていかれました(笑)


その後、紹介された自衛官が一言だけ「おめでとうございます」とか「よろしくおねがいします」とかと言われてたんですけど、


大村の航空部隊の方は


「大丈夫です(笑)」


でした(笑)…空の人たちは、「とにかく明るい」のが好きなんですかね?(笑)






そして、シャンパン…ではなく、乾杯用のスパークリングが各グラスに注がれ、乾杯をし、ご歓談スタート


今回は、なんと、コース料理でした


しかし、楽しすぎて写真撮っていないので、メニューだけでご勘弁を…。



そして、テーブルが素敵だった



これだけでテンション上がります


「…てっきり、立食だと思っていたのでびっくりしました」


とは、藤原一佐。


私もそう思ってました(笑)


ですけど、いろんな方とお話ししにいくので、せっかくのコース料理だけど、全然ゆっくり食べてない…。


もちろん、藤原一佐と一番お話ししてましたが(笑)


昨年、夏の護衛艦いせの洋上慰霊式の話になった時、


「洋上慰霊式、晴れましたか


と聞かれた(笑)


一昨年の冬、藤原艦長だった時、雨だったんですよね(笑)(その時の様子はコチラ)←雨衣をお召しの藤原艦長がいらっしゃいます。


「昨年は、ばっちり晴れました(その時の様子がコチラ)


あと、


「…この前、くろべの修理地回航に行った時、しらねがいました(ノД`)・゜・。」(「いせ」の前は「しらね」の艦長でいらっしゃいました)


と、報告。


あと、あらためて、ステキ~と思ったのが、


ブログの読者さんと、藤原一佐と3人で、お写真を撮るときに、同席の、


ちょうかいの佐藤艦長が撮って下さったのですが、藤原一佐が、


「いやぁ・・・艦長にお願いしてしまって、申し訳ない・・・」


と、仰ったことです。


自衛官としてはもちろん、艦長としても、藤原一佐が先輩でいらっしゃるのですが、


艦長を退かれた先輩に当たる方が、現役艦長にに敬意を払われる場面を、目の当たりにし、


シーマンシップのなんたるかを、身近に感じた思いでした。


・・・すてきすぎます







とまぁ、いろんなお話をしたのですが、じ~んと来たのが、私が、コチラの件で、改めてお礼を申し上げたところ、


「…実は、応援してくれる方たちを、ずっと大切にしていこう、と、前艦長から言われてまして、私も、そのことを今の艦長に伝えました」


と仰いました。


初代星山艦長を、私はお目にかかったことがないのですが、しかし、星山艦長から始まって、梅崎艦長、藤原艦長、高田艦長と、


確かに、思いが受け継がれいるんだな、ということをはっきりと感じ、見えないバトンが、しっかりと受け渡されている感じがしました。


また、同時に、護衛艦いせの艦長であるということは、最も尊い神様を頂いている特別な艦の長なのだという、


誇りと責任も受け継がれているということも、伝わってきました。


「そんなに「いせ」を好きでいてくれて、本当にうれしいですよ。これからも、「いせ」をよろしくお願いします」


と、最後に仰ったその言葉が、そんなふうに言っていただけることが、むしろありがたく、幸せでした。


大好きな「いせ」…その「いせ」が私にくれたもの、くれた機会、ご縁は計り知れないものがあります。


今、こうして自衛隊を応援することに、心血を注ぐきっかけになったのも、「いせ」でした。


いわば、現在の私の原点なのです。


そうした思いを再確認でき、「いせ」とのご縁を確かに感じた1日でもありました。


幸せな1日と、この日出会った方々、そして、何より、この日にお誘いくださった方に、心から感謝いたします。


ありがとうございます。





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