「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

江田島地区自衛隊記念行事に行ってきたよ☆

2014年11月27日 | 海上自衛隊

というわけで、


この前ラジオでもお話しましたが、


11月2日に、


江田島まで大人の修学旅行第二弾を行ってまいりました~


女二人で、車で江田島くんだりまで行ったわけです。


ちなみに、第一弾は8月のいせの一般公開の時でした…が、


まぁ、正直この時はあまりアップできるネタがなかったので、


記事にしていませんので悪しからず~。





で、再度、無茶して呉から江田島まで行ったわけです。


時間ギリギリセーフでかけ込みました(笑)


ドライバーちゃん、ほんっとにお疲れまでした…


ま、とにかく無事について、受付を済ませて、


観閲式がある広場の方に向かいました。


その途中…江田島と言えばここ。



8月に行って、3ヵ月ぶりの江田島~


いつ見てもいつ来ても美しいですね…。


ラジオでも話しましたが、


ここは本当に空気が清涼で、


パワースポットなどと呼ばれる神社みたいな空気を感じます。


まぁ、海軍ファンにとっては聖地みたいなものですから、


ある種の神聖さを感じずにはいられません…


…が、卒業者にとっては、とてもそんな感覚ではないらしく、


「できれば二度と行きたくない。近づきたくもない」


という声をよ~~~~く聞きます(笑)


こわ~い鬼が2人もいる上に、


それだけにとどまらない、


様々な江田島のあんな話やこんな話を聞くと、さもあろうと思いますが…。






さて、江田島の正門は海側になるのですが、


その正門すぐ近くの芝生の広場(運動場??)にて、


式典が行われました。



奥に、生徒さんたちが整列しています。


この日、気候は涼しくて暑くもなく、最高の見学日和でしたよ~


この日は天気が危ぶまれていたのですが、


やっぱりと言うべきか、今回も、自衛隊の女神様ががんばってくださいました


いつも女神様ありがとうございます


そして式典は国旗掲揚からの国歌斉唱から始まります。



ここが国旗掲揚台です。


しかし、この江田島で、呉音楽隊の演奏で、国家斉唱できるということに、


なんとも言えない感動を覚えずにはいられませんでしたよね…やっぱり。


日本人として、こみあげてくるものがあります。


そして、


陸上自衛隊の記念行事だと「国旗の入場」なのですが、


江田島では、この国旗掲揚の後に、


「自衛艦旗の入場」がありました


なるほど~そうなるのか、と思いながら、


自衛艦旗が隊列の後ろへと行くのを見ていると、


後ろに掲揚台があるらしく、そこに掲げられたのですが…



こんな感じで、あまり見えず…。


残念…


さて、それから学校長:徳丸伸一海将補の訓示が…


…あったのですが、


アナウンス含め、声は壇上周囲の関係者席にしか届かない状態で、


どんなお話をされたのかは全く不明…


いちおう、一般公開してくれるなら、


もう少し一般見学者にも声が聞こえるように配慮してくれてもいいのではないかと、


これはさすがに思ったよね…


ほんっとに、聞こえないから。






さて、そのあとは観閲官巡閲。





いつも思うのだけど、


この時、観閲官ってどんな気分なんだろう?(笑)


そして、


観閲官巡閲のあと、祝賀飛行があったけど、


P-3C以外、何の航空機だったのかさっぱり分かんなかったの…


ちなみに祝賀飛行はコチラ。







写真が少ないのは、


他の航空機(固定翼でした)の時、


「あれ、なに??」


とか言っている間に、取り損ねたという(笑)


で、ネットで調べてみると、


こんなマニアックな方がいらっしゃいました(笑)


じゅんの風さま


この方すごいわ~


この方のおかげで、


U-36A訓練支援機 1機(6号機)、UP-3D電子戦訓練支援機(2号機、3号機)


ということが判明。


ありがとうございます


あと、ピンボケの回転翼は、


MH-53E掃海ヘリなんだそうです(教えて頂きました♪)





さて、お次はいよいよメインの観閲行進


係の自衛官が、


「生徒が参りましたら、拍手をお願いします」


と声をかけています。


実はこのあと合流した、某副長さんから伺ったのですが、


生徒さん達は、ただでさえ忙しい日々のカリキュラムの中、


毎年この時期は、


お風呂や食事の時間を削って行進の練習にあてている(あてられている?)のだそうで、


なんと食事やお風呂の時間は、わずか5分になってしまうのだそうです…


練習自体ももちろん大変だと思いますが(防大生以外は特に)


その背景を知ると、


ここの生活がいかに大変で、大変な中で訓練しているかが伺え、


拍手どころか、


「おつかれさまです


とお一人お一人に声をかけたいくらいです…。


ではその苦労の結晶の観閲行進をご覧くださいませ


言うまでもなく、呉音楽隊による行進曲「軍艦」が演奏されます。





しかし、


この江田島で、呉音楽隊による生演奏での行進曲「軍艦」は、


誠に感涙モノです…。


ドライバーちゃんとも話していたのですが、


この日の呉音楽隊の「軍艦」はとても優美な響きでした。



か、かっこいい…


この瞬間、心の底から江田島まで来たかいがあったと思った…。



この方はドラムメジャーですね。


そして、



国旗と自衛艦旗


この2つの旗が並んでいる様子を見ると、


なんとなく気持ちが高揚して、


日本人としてのアイデンティティを認識するのは、


私だけじゃないんじゃないかと思うのだけど…。


行進曲「軍艦」と自衛艦旗、そして江田島と、


奪われた戦前の日本のなんたるかが、ここにかろうじて残っているような、


そんな感じすらします。



続いて生徒の行進。



例によってアナウンスが聞こえないので、


どの隊列がどの人達なのか、全く分かんないんだけど(笑)


おそらく、最初の隊列は「A幹部候補生:防衛大学校卒」ではなかろうかと思います。


なのでお次が、「A幹部候補生:一般大卒」じゃないかな?


どっちがどっちでもいいんだけど、


取りあえず見ていて、かっこいい以外に言葉がでない…。


つくづく、こんな世界が他に(日本に)あるだろうか?と思う。


そして、続いて





コチラの隊列が、恐らく「B幹部候補生」


なんでかというと、


みんな徽章や記念章つけてたから。


その後に、「C幹部候補生」


なんでかというと、先ほどの隊列と比して、


おっさ…失礼(笑)ご年配の方々で構成されていたからです。


そして、




海士くんたち。


セーラー服はやっぱりかわいいですね



海曹さんたちと



女性自衛官のみの行進。


TVなんか見てても思うのだけど、


海上自衛隊って、WAVE前面押しの傾向があるのかな?


WAVEクローズアップしてることが多いような感じ、というか、


ものすごく頑張って女性を応援している感じがするのだけど(笑)


でもって、最後はラッパ隊



なんかカワイイ(笑)


上手な人達を選りすぐってる感じでした。


当然ですが。




…以上をもちまして、


江田島地区自衛隊記念行事を終わります。


です。


なので、小1時間ほど?で終わりますから、


駐屯地の記念行事等と違って、


出店が出たりだの、試乗体験だの展示だのはありません。


したがって、ここには、


よっぽど好きな人しか来ないですよね(笑)


ちなみに、なぜこれだけで終わるかというと、


そりゃあ、ここは学校だからですよ。


まさに、さっとやってさっと終わる、とう感じです、が、


学校なんだもん、仕方ない。





しかし、希望者には、江田島内の見学ツアーをしてくれていた模様。


今回は時間がなかったのと、


某副長さんご夫妻と待ち合わせていたので、我々はパス。


合流した副長さんと我々の正面奥で、


銃を武器庫にしまう様子の幹部候補生たちが、遠目に見えました。



「『あ~やっと終わった~』って言ってますよ(笑)」


と副長さん。


皆さん、本当にお疲れさまでした!






「市民団体」とやらが、おおすみ艦長らを告発・・・

2014年11月18日 | 国を憂う

昨日、アップしました通り、


アップせねばならない記事が目白押しなのですが、


ちょっとコレは見過ごせないので吠えますね。


海自艦おおすみ衝突事故、艦長らを告発へ 市民団体


はぁ???


もう、市民団体ってだけで胡散臭さ満載なんですけど。


自分で好き好んで突っ込んでおきながら、何言ってんの?


AISで航路が丸分かりで、


明らかにおおすみをつけまわしているのがわかり、


おおすみに落ち度がないとわかった途端、


報道をピタリとやめたマスコミ…。





日本は、国家としての鼎の軽重を問われると思う。


ここで、こんな得体のしれない団体に軍配をあげてしまうなら、


とても法治国家とは言えないだろう。


「人が死んでいる」


そういうかもしれない。


しかし、警笛を無視し、明らかに自ら突っ込んでいっておいて、


救命胴衣すらつけておらず、


かつ、前科(以前も船に体当たりして保険金をせしめている)もある人間と、


不休で災害支援に従事しつづけ、


その間家族にもあえず、国家のため、被災者のために


ひたすら働き続けてこられた自衛官と、


一体どちらに正義があるのか、子供でも理解できるだろう。





もういいかげんに、


国を護ってくれている自衛隊を、


国家にしっかり護ってほしい。


自分たちを護ることだけ、助けることだけおしつけて、


大事な時は見放すなんて、虫がよすぎるではないか?!


私が自衛官と話すたびに感じる、一番悲しいことが、


あきらめと決意の狭間のような想いで出される


「しかたがないんですよ」


という言葉。


これを聞くたびに悲しくなる。


苦しくなる。


しかたなくなんかない!


おかしいのはこの国のありかた。


護られるべき人が護られず、


罰せられるべき人が罰せられないのなら、


一体、この国の正義はどこに存在するのだろう?


任務に精励した結果、勝手に突っ込まれた事故で、告発?!


そんな馬鹿な話があっていいわけがない。


彼らを国が護らずに、一体誰が護るのだろう?





そして、この事件を見聞きするたびに、


以前このブログに、


偶然コメントを下さった、ご家族とおぼしき方からのコメントが、


いつも私の脳裏によぎるのです。



「主人が今日午後二時に呉から出港です。

 伊豆の災害派遣がやっと終わり、一日位はお休みあるかな?って所で今回の派遣…

 その前は訓練で不在。
 夏休みも一緒に過ごせなかった子供たち。
 クリスマスもお正月も一緒には過ごせそうにない…。

 わかってる。
 それが主人が誇りに思う仕事。
 応援したい。

 フィリピンの皆さん、日本から、1180人の自衛官が助けに行きます。
 1180の家族が無事を祈り帰宅を待っています。
 どうか、暴動など起こさず、無事に家族を返して下さい。

 自衛官の家族なんだから、仕方ない、普段は何もせず給料泥棒と言われる方がいます。
 普段は訓練の毎日、10キロある通勤も、
 何かあった時に体力なければ助けられない!
 と走ってます。
 朝は夜明け前から、深夜までの毎日。
 普段もちゃんと仕事してますよ。」




おおすみの事件を、


ご家族の方はどんな思いで見聞きしていらしたのだろうと思うと、


苦しくて悲しくて…。


何か力になりたいけど、どうすることもできないのが悔しい。


御主人の仕事を理解し、応援し、支えている人もいますよ!


そう伝えることくらいしかできない。





…お願です。


日本という国家が、


まだしもまともだということを、お願いだから証明してください。



久留米駐屯地記念行事に行ったよ~

2014年11月17日 | 陸上自衛隊

…って、またまた、更新空いて、ほんっとに申しわけありません。


なんか、も~、イベントが多すぎて、


行くのでいっぱいいっぱいで、


更新する時間がなかなかゆっくり取れずにいました。


そして、ようやく、


先月の陸上自衛隊強化月間のトリを飾った


久留米駐屯地記念行事式典のアップ…を今さら(笑)


実際に行ってから、3週間もたっております(涙)


今後、アップする予定としましては、


江田島記念行事



佐世保掃海艇一般公開



防衛大学校開校祭



音楽祭


と、ヤバいくらいにひしめいてます…。


えっと…とりあえず、順番に行きますね、順番に。






さて、久留米駐屯地の記念行事ですが、


思った以上に楽しかったです


やっぱり、駐屯地の記念行事って、


それぞれがプライドをかけて企画しているだけあって、


それぞれ、結構、予想もしない展示をしてくれるんですよね


もちろん、最初は国旗の入場。




陸上自衛隊のイベントに行くようになって、


この「国旗の入場」ってお馴染になってきましたが、


初めてみた時は、結構驚きました。


通常、国旗って、最初から掲げてあることが多いので、


わざわざ、国旗が入場するのを皆で礼をして迎えるということに、


なんて美しい儀式だろうと思わずにはいられませんでした。


記念行事には、お子様も来ているので、


子供のころから国旗の重要性を自然に教えるという、いい機会ではないかと思います。






そして、お馴染の車両パレード…ですが、


ここは、敷地内の道路を車両が通るので、


健軍駐屯地以上の迫力でした


これはシャッターチャンス


と、道路のすぐ脇まで出て行くと、


側に座っていらした、OBとおぼしきおじい様が、


「あの白線あるでしょう?あそこで敬礼するからね。

 だから、写真を撮るにはそうだねぇ…この角度に合わせなさい」


と素晴らしいレクチャーをしてくださいました。


おじい様の仰せの通りにカメラを合わせて待っていると…



こんな感じで、キレイに取れました~~~









どんどん来ます。


…どんどん来るので、撮影追いつきません(笑)






写真は取り損ねたのですが、


ラッパドリルがかわいかったですね~


旧軍と自衛隊のラッパ演奏比較がまずありました。


旧軍の「君が代」の時、


私の脳内で自衛艦旗の掲揚が行われたのは言うまでもないです(笑)


そして、旧軍の「食事」ラッパは、


あのラッパのマークの胃薬でお馴染の、アレですアレ。


その後、自衛隊ラッパで、


起床から消灯までを順番に吹奏楽隊と一緒に演奏してくれました


「元気の源食事~」


とか、カワイイ感じで合いの手が入ったのが、なんか好きだったなぁ






そんな感じでほっこりしたあと、


演武が始まりました


これは始めてみましたので、楽しかったですね


言ってみれば、模擬格闘技みたいな感じ???


もう、これは見てください。

























こんな感じ。


この時に、


「北斗百裂拳!!!!!」


とか言って


「あたたたたたた~」


とかやってくれ、ひと笑いとるのは忘れないあたり、さすが自衛隊(笑)


次に、銃剣の代わりの物を使って



これね、これ…なのですが、




一人だけノースリーブ???


いや、明らかに、ツッコんでくれと言わんばかりでしょ?(笑)


気になってみてると、


やっぱりお笑い要員でした










って、コレ見てると何がお笑い要員なんだか?って感じですが…


いろいろ細かく、笑いを誘うアクションをしてくれたんですよ…えぇ…。



さて、お次は展示訓練。





まず、OH(だっけか?)ヘリが飛んできます。


そして、偵察隊。







敵が撃ってきます…


…と、ここまではよくある展示訓練。


で・す・が・


今回の久留米駐屯地、やってくれました


魅せてくれましたよ



駐屯地の庁舎から、レンジャー


これには、一斉に歓声が上がりました


しか~し、もっとすごいのは、





このレンジャーさんですよ


この方、ずっと逆さでしばらくいて、そのまま逆さで最後まで降りてましたからね


これには、民間人だけでなく、


自衛官も驚いた人は多かったようでした


いや、よく、レンジャーすごいすごいっていいますけど、


ほんっと、すごいですね…。


この日は、この方を見れただけでも来た価値があったと思う…。


あ、もちろん、ヘリも来ました。





えっと、目達原近いので、もちろんアパッチ来たんですけど~~~~


…例によって取り損ねた模様です…。


なんか、アパッチと相性悪い???(笑)


ちなみに、この展示訓練中は空砲で大きな音がするのですが、


この時も隣に座ってらした、別の、OBとおぼしきおじい様が、


「音が鳴る時は、口を空けてるといいよ。

 そしたら、お腹に響かないからね」


とまたしても親切なアドバイスをくださいました。


元といえど、一度自衛官だった方は、女性にやさしいのですね


さすが~


あと、展示訓練らしい光景は…





はいっ、やっぱ戦車はね、必須ですよね~。





こんな感じでした~


無事に、敵の進行を食い止め、終了し、




ラッパで締めくくり。







さて、展示訓練が終わると、


もちろんお楽しみの会食会からの~


展示車両見学。


車両は、戦車を始めとして、4種類ほど試乗できるという大盤振る舞い。




しかも、そこそこ走ってくれてました。


あと、以外な試乗サービスとして、


気球がありましたね(笑)


これには驚きでした。


佐賀バルーンフェスタが近かったからだと思いますが、


駐屯地内で、気球(笑)



乗りたかったけど、会食に出ていたので、どれもこれも時間切れ、残念。


会食はやっぱりすっごく楽しかったです。


が、今回はここでの内容は割愛させて頂きます。


諸事情ありまして~(察してね)



今回、久留米駐屯地の記念行事は、ほんっとに楽しかったです。


盛りだくさんすぎて。


楽しくて楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。


だけど、今回、一番印象的だったのは、


祝賀会食で、ある自衛官さんと、


私が開催している交流サロンについていろいろお話していた時のこと。


「いろいろ言う人もいるでしょう。

 ですが、絶対に、絶対に負けてはいけませんよ!

 あなたがやっていることは、必要なことだし、

 必要とされていることなのだから」


と言ってくれました。


自衛隊は長い長い間、壮絶な批判にさらされ続け、


それでもなお、言われなき誹謗中傷に耐えながら、国防に務めてきてくれました。


そんな彼らに、


「絶対に、絶対に負けてはいけない」


と言われると、静かに力が沸き起こり、


自衛隊に対して、一層の感謝があふれてきました。


彼らに、


「負けてはいけない」


と言われると、負けるわけにはいかない…。


本当に、ありがとうございます。


































護衛艦はたかぜin堺 ~一般公開&出航編~

2014年11月10日 | 海上自衛隊

またしても、長らくお待たせして申しわけございません。


さて、ひっぱるだけ引っ張った、一般公開編です。





はたかぜが入港して、堺にいたのは3日間でしたが、


入港初日の特別公開、


一般公開の午前中、


一般公開の午後、


最終日、と、


毎日はたかぜに行きました(笑)


どんだけ好きなんだよ?!って話ですが、


一般公開の日の午前中は、


うちの交流サロンで、


めでたくカップルになられたお二人から


「一緒に見学に行きましょう


と言って頂いて、一緒に見学に行く運びとなりました


こういうの、すっごくうれしいですよね


交流サロン、大変だけど、やってて良かったな~と思う時の1つです。








午後は、交流サロン参加女性たち9人と、艦艇見学へGO!!


みなさん、さすが、


ちゃんと、スニーカーにパンツスタイルで、


集合場所で、一目で


「あの集団はもしや…?!」


とわかるほど、統制の取れた見学スタイル


そんな感じで、なんどもお邪魔させて頂きました(笑)





さて、まずは主砲から。




どーん。


5インチ砲です。


はたかぜは、前後に大砲がある珍しい艦です


ちなみに、こちらは後ろの方。



コチラは前。


しかもこの大砲、中に人が入って砲撃することができます。


実際に、中に入って動かしたことがある方かたの感想は


「ガンダムみたい」


とのことでした(笑)


…そう聞くとなんだか楽しそうですが、


実際は、戦闘時被弾して、電気系統が故障して動かなくなった場合、


最後の砦として、


手動で動かすので、楽しいどころか、極めて危険なのです。


なので、このはたかぜはいわば、戦闘艦なんですよね。


ちなみに、


砲身の根元の、ドーム状のところが、人が入る場所です。


急に動かされると危険だそうです…振り落とされて…。



おまけですが、コレ↑↑↑


大砲の薬きょうをキャッチするカゴです。


この日は、お子様方のコスプレ用の制服をかける場所として使用されておりました(笑)









あとは、やっぱり、


はたかぜといえばこれこれですよ





タータ―ランチャーです


これは、はたかぜ型の2隻にしか搭載されていない、


ミサイル発射装置ですね~


下からミサイルが出てきます。


これ、渋いですよね~


ミサイルがセットされてないのは残念でしたが、


いや~、渋い


はたかぜは、イージス艦導入前のミサイル艦ですからね~。


で、はたかぜ型とイージス艦は、DDGと言いますが、


かねがね、このDDGのGってなに???と思っておりましたので、


ここで、質問しましたら~


「Guidedです。Guided missile DestroyerでDDGです」


とのこと。


つまり、ミサイルをガードする護衛艦ということですね~。


な~るほど。


ちなみに、このタータ―にセットされるミサイルはSM-1。


イージス艦のは、SM-2、SM-3です。


進化の過程を感じますね~。






さて、ミサイルだけでなく、


この艦でも、見つけましたコレを




はい、久しぶりの溺者メコーナーです(笑)


顔が見えな~い。


ちなみに、溺者に顔を書く理由は、


前後の区別をつけるため、という、ちゃんとした理由がありました(笑)


ただ面白くするためだけじゃなかったんですね…(←おい)


あと、みつけた変…不思議なものが、コレ。



ちっさい斧?みたいなもの。


何かと思ったら、あるモノを、パリンと割るためのものだそうです。


なんかカワイイですよね~










…とまぁ、かなりかなり、ここに写真もアップできないのが多いくらい(笑)


楽しませて頂きました。


ですが、やっぱり、私は出航


なんといっても出航


このために、実は私、


航空観閲式の予行を蹴ったんですよ…(笑)


でも、


そのかいはありました



出航準備が始まります。


その様子を見ていると…


気がつけば、そう、



タータ―にミサイルがセットされているではありませんか


これには、お見送り一同大興奮


もっとかっこいいのが、コチラ



くは~~~~


なんかこう、睨みを利かせている感じがしますね


そうこうしていると、舫いが1つづつ外されていき、ゆっくりと、艦が岸壁を離れます。



そして、最後の舫いが解かれて、出航ラッパが鳴り響き…





帽振れ


…で、手ぶれしてて申しわけありません…


雰囲気だけでも感じてください



艦首がゆっくりと向きを変えます。



FMでお話しましたが、この時、


艦尾側にいた海曹さんが、ちょっと泣かせてくれました~(ノ_-。)


涙線が決壊しましたね(笑)



はたかぜがゆっくりと遠ざかります。


この時の夕日の美しさが、一層涙を誘いました。


はたかぜの梅崎艦長、乗員のみなさま、


本当に本当にありがとうございました。


陽気で楽しい皆さんに感じたのは、


生粋の船乗りたち!という印象です。


楽しい時間を過ごさせてくださって、本当にありがとうございます。














護衛艦はたかぜin堺 ~晩餐会編~

2014年11月01日 | 海上自衛隊


やっぱり、何が楽しみかっていうと、


コレです、コレ


まぁ、私は、


自衛官との交流サロンを開催させて頂いているので、


自衛官と飲み語らう機会はしょっちゅうなのですが、


やっぱり、


たまには何も気にせずお客さんとしてゆっくり飲みたいですよね…


といわけで、こういう機会は、


すこぶる楽しみなのです






この日、私はずっと参加者は、



はたかぜの皆様+民間人だと思っていたのですが、


しばらくして、


さらに、


舞鶴音楽隊の皆様も加わられることが分かり、


なんともうれしいサプライズでした~


そんなわけで、


私のテーブルは、


民間人:私、空港までお迎えにお越しくださった素敵な紳士2名様


自衛官:はたかぜの海曹さん2名様、音楽隊の方2名様


という素敵なメンバーに


かつ、このはたかぜの海曹さん2名様が、


なんと、はたかぜの宴会要員だったことが、後に判明(笑)


このお二人に挟まれる席を引き当てた自分の運の強さに驚くよね(笑)


ちなみに、このうちのお一人、


「前は何に乗っていたんですか?」


と聞くと、


「ひゅうがです」


という、驚きの回答


いや、なんで驚いたかというと、


私、いせとは異常に縁があるけど、


真反対に、ひゅうがとは微塵も縁がなくて、


(なんせ、横須賀行っても「ひゅうが」がいなくて「いせ」がいるくらいだから…)


ここに来て初めて、ひゅうが関係者と実際にあったので、


すっごく驚いたのと同時に、うれしかったですね~


ようやく会えて(笑)


私の中では、


ひゅうがって、なんかもう、ウワサでしか聞いたことない


「ひびき」並みに実在感がない艦でしたから(笑)






それにしても、この晩餐会、


晩餐会というよりは宴会でしたね~


めっちゃめっちゃ楽しかったです


この時は、阪神基地隊司令 高島海将補、


呉地方総監代理 監察官 関川一等海佐、


もお越しになっていました…が、


ほんっとに、宴会の様相を呈していました(笑)


それも、


海上自衛隊の宴会に民間人が紛れ込ませていただいたような、


そんな感じです(笑)


これはやはり、大阪という土地がなせる技なのでしょうか


すごかったのは、


舞鶴音楽隊員によるカラオケ熱唱


あたりまえですが、みなさん、ものすごく巧いです


なんか、めっちゃ贅沢なかんじでしたね~


…まぁ、私の両となりの、はたかぜ宴会要員のご活躍も素晴らしかったのですが、


ご本人の許可が頂けませんでしたので、ここでは詳細は秘密にさせていただきます(笑)





ちなみに、阪神基地隊の高島司令ともお話させていただいたのですが、


すっごく気さくで楽しい方でした


高島司令は、元々、潜水艦の艦長を歴任されてきた方ということで、


以前、このブログでも紹介させて頂いた、


「約束の海」


についての話で盛り上がりました~


すっごく楽しかったです


で、後ほど知ったのですがこの方、


京都大学法学部

ハーバード大学

ケネディ行政大学院修士課程


という、めっちゃスゴイ経歴の持ち主でいらっしゃいました


こちらの経歴に関しては、


阪神基地隊のHPを拝見して知ったのですが、


見てびっくり、とはこの事ですよね。


すっげぇ…という言葉しか出ないもん(笑)


そういえば、


佐世保総監部 幕僚長 淵之上海将補も、


元潜水艦の艦長でいらっしゃいましたが、


この方もお話しててとても楽しい方でした。


そんなにたくさんお会いしたわけではないですが、


やっぱり「将」の字がつく方は、


ステキで人間的魅力がある方が多いですよね


同時に、その副官も。


必ずしもそうではないようですが、


副官職に就く人は、先々「将」になる方で、


副官として将官に仕えることで、


将官としての立ち振舞いを学んでいくという話も聞いたことがありますが、


それ以上に、先日、ある士官と


「副官って絶対顔で選んでいるよね」疑惑で盛り上がりましたっけね~(笑)


そう言っていた、当のご本人も相当なイケメンでしたけどね~。


その人がそう思うくらい、副官って粒ぞろいであるような気はします(笑)


5月に、日本海海戦洋上慰霊式の際の、


筥崎宮での神事の時に、佐世保総監の副官が偶然私の側に立っていらしたのですが、


まぁ、それはキレイなお顔立ち(イケメンなんて軽い言葉は相応しくない雰囲気)で、


すらっとした長身に、飾緒のついたまっ白い詰襟を着て、


微動だにせずに佇むそのお姿は、


リアル坂の上の雲でした


明治時代からタイムスリップしてきたんじゃないの~?!


って言いたくなるくらい、現代人っぽくなかった…。


かと思えば、


「え??あなた副官なんですか?!」


言われてみれば飾緒ついてる~的な方もいらっしゃいますので、


もちろん、一概には言えませんけどもね。


まぁでも、顔はともかく、優秀じゃないと務まらないお仕事だとは思います。


そういえは、ある陸上自衛官さんが、


佐世保総監の副官を見て、


「副官、若いですね!」


とかなり驚かれていたことがあり、印象的でした。


そういえば、陸上自衛隊の副官ってあまり見た事はないけど、


そんなに若い方ではないですね。


私は勝手に副官って若いというイメージが(たぶんあの小説の影響)あるので、


むしろ、陸上自衛隊の副官の方が違和感がありましたが…。


ちなみに、航空自衛隊の副官も、私が知る限り海上自衛隊と同じ感じです。


…って、晩餐会からかなり話がそれました(笑)


まぁでも、


晩餐会という名の宴会は、楽しかった、


とことに尽きてしまいます(笑)


大阪初日は、


こんな感じで、


ただひたすら、楽しいことだらけで1日を終えました~。




そして、一般公開に行って参ります~