「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

第61回 第四師団開設記念行事   ~観閲式&観閲行進~

2015年05月28日 | 陸上自衛隊



さて、観閲式が始まります。


最初は国旗が入場するのを、みんなで正対して迎えます。


こういう時、一緒にいたイケメン空自さん見てて思うのですが、


本当に、立ち姿がキレイなんですよね…


ちょっとした姿にも、訓練した動きが感じられます。


観閲官はもちろん、第四師団師団長である、深津孔(あきら)陸将です。


3月(だったかな?)深津陸将が講師としてお招きされていた、防衛講和が、


博多で開催されていたのですが、残念ながら行けませんでした。


ですので、この日の訓示を楽しみにしていたのですが、


やっぱり、外ってちょっと聞こえづらいんですよね…どうしても。


仕方ないので、祝賀会食でのお話を楽しみにすることにしましたが、


これがちょっと、予想外の内容でした(笑)


こちらは、後ほど。









観閲官が、ぶ~んと車で受閲部隊を回り終えると、観閲行進が始まります。


…このあたりから、私、左隣にお掛けになっていらした、


とっても上品な奥さまと仲良くなり、色々とお話していました。


ご主人が、小倉駐屯地にいらした自衛隊OBで、


ご子息が春日駐屯地にいらっしゃるのだそうです。


「息子を、少年工科学校にいれたのだけど、そうしたら、
 親戚中から『なんでそんなところに入れたんだ』って言われましてねぇ…」


その時代は、さもあろうと思いながら伺っていました。


そうこうしている間に、観閲行進が始まりました。


まずは、音楽隊が入場したのだけど、実はさっき、珍しく


音楽隊で倒れた方がいらしたんですよね…。


空自さんと、珍しいねぇ…と話していたんですが、


空「…さっき、倒れた人のパートどうなったんだろ???」


私「部活と一緒で補欠みたいな人がいるはずだから、大丈夫なんじゃないの??」


そんな話をしていると、私が大好きな陸軍分列行進曲が始まり、


フレッシュな今年入隊したばかりの陸士君たちが入場してきました。




私たちの前後には、自衛隊OBのおじい様方がたくさんいらしてて、


「なかなか揃っているじゃないか」


「がんばっているな」


と、暖かいエールを送っていらっしゃったので、心が温まりました


隣の奥さまとご主人も、


「返って、この子たちの方が、きちんとしているんじゃないかしら?」


「うん、なかなかいいね」


と仰っていました。


しか~~~し、反対側の隣からは


「そろってねぇな…(ぼそっ)」


と、厳しい意見が(笑)


彼は、と~~~っても厳しい人で、


私が敬礼していたLineのプロフ画像を見て、


「腕が下がってる、指先も揃っていない。やりなおし


とLineを送ってきた、容赦のない人です(笑)


まぁ、私的には、フレッシュな彼らは、とっても初々しくてかわいかったんですけどね


余談ですが、陸上自衛隊=陸軍分列行進曲、海上自衛隊=軍艦行進曲、


で、航空自衛隊=空の精鋭ですが、この曲、ものすごく行進しづらいらしいです。


曰く、「絶対に合わない、ズレる」んだそう。


私「華やかで明るい感じのいい曲なのにねぇ…」


空「そう。でも、合わない


航空自衛隊行進曲 空の精鋭



…あ~、うん…ズレるかも…






続いて、車両が入場してきます。





や、本当はもちろん、もっとたくさん入場してきましたよ


頂いた写真だけ掲載していますので…悪しからず。


撮影者の空自さんより頂いた写真なので、とってもキレイです


撮影しながら、


「あれ、何に使う車両なのか全然わからない…」


と言っていましたが、そりゃそうだよね、畑違いなんだもん。


むろん、私も分かりませんでしたが(笑)


私「九州だから、戦車はやっぱり74だよね」



空「あっちに、10展示されてたよ」


あ~、そっか。


この前、玖珠に来たんだっけ、10


ところで、観閲行進の後、観閲飛行があるとのことでしたが、


UHだったっけ?ヘリが1機でした…。


ん~…それはちょっと淋しい…


ちょっぴり切なくなっていると、隣の奥さまが、


「…ところで、あなたの隣の方、ステキね~
 すごくステキね~



と仰いました(笑)


「え?あ~、そうですね(笑)」


「ふつうの方?」(=訳:民間人ですか?)


空「…え??あ…私ですか…??…ふつう…ではないです…。航空自衛官です(苦笑)」


奥さま「あら、そうなんですかまぁ、本当にステキな方ねぇ~


メロメロになっていらっしゃいました(笑)


そんなこんなで、観閲行進が終わりまして、次、楽しい訓練展示です


まて、次号


*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


みね姉のみた防人たちの素顔

 チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ

  私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
  エッセイとして書き連ねています。


FMみね姉のひとりごと

毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)

PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック

iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。

再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/


第61回 第四師団開設記念行事   ~プロローグ~

2015年05月26日 | 陸上自衛隊

…はいっというわけで、


今月初の自衛隊イベントにようやく行くことができました~


もう、長かった…。


本当は、伊勢神宮参拝や、遠洋航海の出国行事等々行く予定だったのに…


体調とお財布両方の不具合及び、祖父の法事諸々重なり、


断腸の思いで諦めため、こんな後半になるまで、自衛隊イベントに今月は行けませんでした


ようやくと思ってウキウキしていると、


前日の天気予報で「雨」などと言っており、うそぉ~~~んと思っていましたら、


驚くほどの、恵まれすぎたくらいのいいお天気でした(笑)


今回は、いつもの相方(兼FMみね姉の音楽担当)杉ちゃんが来れなかったため、


いつもお世話になっているS山さんという、「真の保守(笑)」と呼ばれる知的紳士に、


プライスレスのお返しということで、お誘いしました。


さらに、いつもお世話になっている空自幹部さんから、この日行くよ~と、


連絡を頂いたため、じゃあせっかくだから、ということで、


合流することにしました。


…というわけで、この日は、ステキ紳士に囲まれての楽しいイベントに(笑)







まずは、「真の保守」ことS山さんから、車で拾ってもらい、駐屯地に向かいました。


でまぁ、もちろん、駐屯地内には一般来場者は車の乗り入れできませんけども、


ありがたく頂きました、通行手形がございますので、乗り入れさせて頂きました。

                 ↑↑↑通行手形(笑)


この時が面白くて、これをダッシュボードに置いた車が、正門に頭突っ込むなり、陸自さんたちが、


「青~


「はい、青~


「青~


と大声で口々に伝えて行くんですよね(笑)


そして…矢印に沿って、車を走らせていたけど、途中で分からなくなり、


たまたま近くを通った陸自さんにお尋ね。


「ちょっと待ってください!」


と言って、無線を手に取り、


「ヒトヒトニ…」これだけ聞き取れました(笑)



その時の様子(笑)


場所を教えてもらい、指示された駐車場に向かって行く途中に、今度は…


こんなのが


分かります????


これ、本物ではなく、キッズコーナーに置いてある、


フワフワの74さんです(笑)


よ~~~~く見ると、フワフワ感が分かりますよ~


カワイイ~~~


駐車場に着くまでに、こんなにネタが満載なんですが、まだ受付すらしていません(笑)






無事に駐車し、中央受付に向かい、ここでようやく受付。



そして、待ち合わせの空自さんとも無事に合流出来たので、


三人一緒にブラブラ~。


「真の保守」がやたらと反応していたのが、

対馬警備隊のブース。


対馬警備隊と言えば、最前線に立ちはだかる、まさに現代の防人。


一騎当千の高い戦闘能力を持つ、陸上自衛隊きっての武力集団の呼び声も高い、最強集団ですよ


その、最強集団がイカ焼きを売っていたんだけど、


「真の保守」と空自さんは、


「絶対に、あのイカは自分たちで採ってきたヤツ


と言っていました(笑)


会食の時に、その話を第四特科連隊の連隊長さんに話を振ると、


「間違いないと思います(笑)」


そ、そうなん???(笑)







そして、また歩いていると



海自さんのブースがありました


この海自さんたちが、寄ってたかってなんかしているのは、


ちびっこ二人にセーラー服を着せていたのです


めっちゃかわいかった~


そして、ここで、我々は団扇をゲットしました。


も~~~半端ない暑さでしたので、すでに。


このあと、PX行って、お買い物。


すると、だいたいちょうどいい時間になりました。


記念行事がそろそろ始まるから、席に行こう~


と、三人で、ひな壇に向かいました。


ってことで、次回に続きます(笑)





*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


みね姉のみた防人たちの素顔

 チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ

  私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
  エッセイとして書き連ねています。


FMみね姉のひとりごと

毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)

PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック

iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。

再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/


入間基地にお邪魔しました~♪  ~完結編~

2015年05月20日 | 航空自衛隊


この前編で、


「このブログの読者さんに、航空自衛隊ファンっていらっしゃるのだろうか?」


と書きましたが、


思ったより多いんですね(笑)


「いいね!」を50くらい頂いていてびっくりしましたよ…


そう言えば、2年も前の事になりますが、


航空祭記事の時、一気にアクセス数が増えたんですよね…。


まぁ、これは「航空祭」(と、乃万三佐)で検索してきた方が多いのだと思いますが


そんな方々の期待を裏切る、海自記事に偏ったブログで申し訳ない次第です…







さて、では、修武台の続きです。


前回、最後はとてもシリアスな終わり方をしましたが、最後は楽しく締めくくりたいと思います


前回も書いた通り、ここは撮影禁止なのですが、


撮影が許されている場所がただ1か所のみあります。


それは…ココです



館内見取り図の「保管庫」です。


そう、ここは、この研修施設最大の目玉が展示されているのです。


何気に凄かった…。


…といいつつ、目玉は後回しにして、じらし作戦でいたさせ頂きますね~(笑)


まずはコチラ。




…そう、知っている方も多いと思いますが、


ここ入間基地は、戦前陸軍士官学校でした。


その当時の窓枠だけが、なぜか残っているんですよね。


取り壊しの際「どこか1箇所でもいいから、残しておきたい!」


と、思われた偉い方がいらしたのだと思いますが…。


そして、次にコチラ。


ど~ん(笑)


真正面カワイイですね~。


これのボディは


こうです。


これは、救難ヘリコプター V-107 バートル(というんですね)の最終機です。


航空自衛隊ファンの方なら、お分かりの機体だと思いますが、


この子、浜松の航空祭を最後に引退した、最後のV-107です。


ちょうど、この前にスーツ姿の二人の紳士(30代半ばくらいと、60前後位の方)が、


見上げながら、お話されていらっしゃいました。


その様子から、ピンときたのが、


「絶対(自衛隊)関係者だ


ということ(笑)


話しかけさせて頂くと、ビンゴで、



30代半ばくらいの方は地本勤務の空自さんでしたね。


そして、60前後位の方が、


「懐かしいなぁ~…」


と、旧友を見るような眼差しで、見上げていらっしゃいました。


そして、私に、笑顔で、


「このエンジン、私、造ったんですよ」


と、模型でも造った作品を「これ、俺が作ったんだよ~」って言うくらいの感じで、


さらっと言われたので、そりゃもうびっくり(笑)


「ええっ…ってことは


「あ、私、IHIの者です(笑)」


な~るほどここでもう、私、がぜん興奮(笑)


「えっってことは、

 「いせ」造って、きりしまのBMD改修工事をした、IHIの方ですね


「(笑)そうですけど、詳しいですね(笑)」


「いや~~もう~、自衛隊大好きでして~


ここからもう、盛り上がる盛り上がる


お聞きした話によると、何が理由だったか忘れましたが、


この機体、一度まん中を切断していて、


この展示のV-107は、後ろが別の機体のモノなんだそう(笑)


結構な衝撃で、びっくりしていると、


近くにいらした他の見学者の男性が、


「どうされたんですか?」


といわれたので、


「いや、この機体、前と後ろが別々の機体を切ってつなぎ合わせているらしいんで、

 なんだか、シルエイティみたい(って、分かる人は「イニシャルD」ファン(笑))だなって思いまして(笑)」


と、笑いながら言うと、


「シルエイティ(笑)確かに(笑)

 いや~そんなマニアックな車名をここでけるとは思いませんでした(笑)

 ありがとうございます


と言われたので、


「え???」


「あ、私、日産の者です(笑)」


「あ…あぁ~(笑)」


的な事に(笑)


なんか知らんが、妙に楽しい時間でしたよ


さらに、

これ、何かと言いますと、


昭和天皇陛下が御存命の折、この段より、YS‐11に搭乗されたのだとか。


修武台の管理責任者の空自さんから、


エントランスで、


「…唯一撮影できるのが、保管庫です。

 ここには、昭和天皇陛下がYS-11にご登場なさる際に、ご登壇された階段がありますので、

 そこで、ぜひにっこりとほほ笑んで記念撮影をなさってください


と、言われたのが、コチラというわけです。


恐れながら、言われたとおりに撮影して参りましたけどもね(笑)








…そして、ここに上ると、キレイに見えるのが、目玉となる


アンリ・ファルマンです


ま、ここに上がらずとも、大きいので、ここに入った瞬間に目に飛び込んでくるんですけどね(笑)


もったいぶるのもこれくらいにして…お写真はコチラ。



…?何これ?と思ったアナタ、


これこそ、世界で唯一、ここにしか現存していないアンリ・ファルマンです。





早い話が、ジブリ作品でしか見ないような感じの、二枚羽根のふる~~~~い飛行機です。


操縦席が



こんな…これで、空を飛ぶって、相当怖いか、気持ちいいかのどっちか(笑)


…それにしても、


アメリカはこういうのをちゃんと返してくれるんですねぇ…


このあたりは、おそらく、自衛隊と米軍の関係性が良好と言っていい関係だからなのだと思います。


(問題点とか、まぁ、色々あるにしても)


でも、それだったら、伊400とか長門とかも、返してくれたらよかったのに…


とも思いますが、アンリは軍事的に実用的な物ではないから、返してくれたんだろうな、ということは明白。


話を戻しますが、世界に現存する唯一実部品を搭載した機体、という


その実部品のエンジン(とプロペラの根元)がコチラです。



…これだけで空を飛べるというのが、とても不思議な気がします…。


「空を飛ぶ」


という感覚は、旅客機に乗るくらいだとそんなに感じませんが、


昨年レポートしたように、


回転翼に乗るともうちょっと、その感じが味わえると思います。


先日、回転翼パイロットの方とお話した時に、


「ヘリって、離陸の時、魔法の絨毯に乗っているみたいな感じですよね


と言って、笑われたんですが、でもそんな感じ(笑)


そのパイロットさんは、お休みの日は山登りが好きな方で、


なんで好きなのがかねがね疑問でしたが、


勤務の関係でヘリの操縦から離れいる時、


見晴らしの良い山の頂上に立つと、少し空を飛んでいる時の感じが味わえるから、


とのことで、この方、ほんっとに空を飛ぶことが好きなんだな~としみじみ思いました。


「空を飛ぶことが好き、楽しい」


という感覚と、そう言えることは、本当にごく限られた、選ばれた人にだけ与えられた特権です。


ウイングマークを着けた方達は、その誇りを胸につけているのだと思います。


そして…固定翼・回転翼問わず、パイロットを志しながらも、


なれなかった無数の方達がいらっしゃるということも、同時に脳裏によぎります。


別のブログでも書きましたが、


男女を問わず、パイロットに憧れている方はたくさんいて、


特に、女性の中には「パイロットと結婚したい!付き合いたい!」と願い、


あからさまに「パイロット狙い」という女性が結構います。


こういう手合いは、言うまでもなく、私は大嫌いですがね(笑)


その辺に関しては、コチラのチャンネルNipponでもエッセイを書かせて頂きました。


憧れや好きというだけでは理解できないことが、パイロットに限らず、自衛隊には多くあります。


そう言ったことを、少しでも多くの方達に、


客観的な立場で伝えられたら、知って頂けたらという思いで、ブログを書いています。


この日の入間基地見学では、あまり私が知らなかった航空自衛隊のお仕事について、


色々と知ることができて、とても有意義な1日となりました。


エスコートして下さった方、


快く修武台見学をさせて下さった方、


ありがとうございました。


この修武台は、一般公開はしていませんが、事前申し込みで見学が可能ですので、


ぜひ、1度足を運ばれてみてください。



…って、しまった楽しく締めくくるつもりが、またシリアスに…



*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


みね姉のみた防人たちの素顔

 チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ

  私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
  エッセイとして書き連ねています。


FMみね姉のひとりごと

毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)

PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック

iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。

再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/


入間基地にお邪魔しました~♪  ~中編~

2015年05月18日 | 航空自衛隊


さて、午後は展示されている昔の航空機を見に行きました。










かっ…カワイイ…


昔の戦闘機、カワイイ



戦闘機じゃないけど(だったと思うけど)これもカワイイ


そして、特にカワイイ~~~と叫んだのが、コチラ






このあくびしているみたいな感じがめっちゃカワイイ~


これ、春日基地にもあったなぁ…。


ちなみに、以前、元戦闘機乗りだったかなりエライ方だったOBさんとお話させて頂いた時、


「戦闘機って、何に乗られていたんですか?」


と質問したものの、


「F-86っていう戦闘機だよ…って言っても、知らないでしょ?(笑)」


と言われてしまい、


「…す、すみません、分かりません…


と答えるしかなかった、あのF‐86ってコレだったんですね…。


ようやく分かりました


…でも、このエリアは結構楽しかったな~


そして、ちょっと離れた場所にはこんなものが…



昔のペトリさんです(だったと思う…)


そしてこの近くに、




こんなものが。


何かというと…



「フェーズドアレイ」って書いてあるんで、レーダー装置です。


私、「フェーズドアレイ」って言えば、そう、イージス艦ですね~


海上自衛隊のイージス艦のフェイズドアレイは、SPY-1…これはメーカー名ですが、


このフェーズドアレイは「プラナ式」って書いてあります。


なんか、仕組みの違いっぽいですが、さすがに専門的すぎて意味がよくわかりませんでした


まぁ、知る必要もないのでいいんですけどね(笑)






そして、次に見学した場所が、




「航空歴史資料館 修武台記念館」


です。


一般公開は行っていない、航空自衛官の歴史教育を行う場所としての、教育講堂ですので、


普通に行っても見学できないのですが、


この日は、たまたま、見学に訪れていた、他の民間人団体客がいらしたおかげで、


運よく、私もおこぼれに預かることができました(笑)


ま~、しかし、私って本当に、自衛隊に関してだけは、妙に運がいいんだよね(笑)


そして、中に入ると…


エントランスは、美術館みたいな感じでした。


って、あっ、中は撮影禁止だったので、一切画像がありませんので悪しからず


エントランス入って左側に、ガイダンスシアターがあって、


小さめの映画館みたいな部屋がありました。


ここで、映画を見るみたいな感じで、


艦内や航空自衛隊の歴史について、駆け足で説明を見るのですが…


そのナレーションがキルヒアイスだった事に驚きました(笑)


実は、この日のエスコート君も大の銀英ファン(自衛隊には多いです)なので、


「これ、ジークだジークだよ~


と、安心してはしゃぐことができました


この後、他のフロアのガイダンスでも、キルヒアイスが語ってくれていました(笑)


この修武台の見取り図は、コチラをご覧くださいませ。


見ていて感じたのは、展示の仕方の、何というかイメージが、


かの「てつのくじら館」と似ているなぁ…ということです。


プロデュースした所が同じなのかな????


ともかく、ここは「航空歴史資料館」ですから、


航空自衛隊の発足以降の歴史はもちろん、


戦前の、陸海両軍の航空部隊の歴史も展示してありますので、


見取り図をご覧頂けると分かるように、「加藤隼戦闘隊」コーナーもありました。


もちろん、特攻隊の遺書もあります。


しかし、その中でも最も衝撃的だったのは、「桜花」の実物です。


戦後、桜花は米軍に接収され、現在はスミソニアン博物館に展示されていますが、


国内にある実物は、ここ修武台のものが、現存するただ1機の桜花です。(靖国神社のものはレプリカ)


言うなれば、


回天が魚雷そのものに乗って行われる海の特攻兵器なら、


桜花は爆弾そのものに乗って行われる空の特攻兵器。


この存在を知った時、「桜花」という不似合いに美しい名前がつけられている事に、


悲しさともつかぬ、悔しさともつかぬ、言いようのない気持ちになりました。


そして、その実物が目の前にある…しばらく、その場を動くことができず、


じっと、ただただ見つめていました。


こういう特攻兵器の存在を含め、この時の戦争の全てを、


ただ、悲惨だった、という言葉だけでは片づけたくはありません。


この時代の人たちは、現代の人間から見ると、一見愚かに見えるようなものを造ってでも、


どんなことをしてでも、日本を護りたかったのだと思います。


これは、特攻兵器の存在を擁護するものでも、美化するものでもありません。


当時の日本人が、いかに必死になって、勝とうとしていたかを考えると、


資源も底をつき始め、劣勢になってきた戦局を打開するために、


とにかく、思いつくことは何でもするしかない…


そんな気持ちに追い詰められた、


その極端な現れであるような気がします。







何事も、劣勢になってから挽回するのは極めて無理があります。


起死回生という言葉がありますが、最初からそんなことを考えていれば、


勝てるわけはありません。


この時、特攻が行われ、特攻兵器が使用され始めた時、


日本は、もはや、起死回生を図るしかなくなっていました。


その時点で、負けは必至です。


そして、現代。


憲法改正、集団的自衛権…と、


日本は、戦後、自衛隊が創設されて以来の国防の転換期を迎えました。


はっきり言いますと、現在の法律のままでは、最初から起死回生を狙わねばなりません。


先制攻撃が法律によって禁止されているのですから。


こんなバカな話がありますか?


敵が明らかに命を狙って攻撃していると確認できないと、攻撃できない。


こんな理屈がありますか?


「自衛隊が何をすることができて何をしていけないか、全て明らかにして、開示せよ」


こんなことをいう政治家がいる国が、他にありますか?


自衛官は、いろんな思いを抱えながら、でも、自分は国を護る、と思って


日々、厳しい訓練に耐えて、大変な任務に従事していらっしゃいます。


彼らの思いは、万が一の時は、自分たちのパフォーマンスを充分に発揮させることで、


国を護りたい、と、そう思っているのではないかと思います。


今のままだと、そのパフォーマンスが充分に発揮できないからです。


離島の住民の方達で、


「自衛隊が助けに来てくれない、見捨てられた」


と発言している方もいらっしゃいますが、


自衛隊の意思で来ないのではなく、


助けに行きたくても、法律によって、自衛隊の判断で行くことはできないのです。


離島の住民の方々の不安と恐怖は察するに余りあります。


それほどまでに、危険な状況なのです。


ですが、現行法では、自衛隊の独自判断で、離島へ警備行動を起こすことはできないという、


当たり前のことを、多くの日本人が知らないでいることが異常なのだと、私は思います。


また、


FBの海上自衛隊のコメント欄を見ていると、無責任はコメントも多くみられます。


「さっさと竹島を取り戻せ」


「早く空母を造れ」


「尖閣に行け」


こういうことを、平気で公式ページにコメントする神経が、どうにも理解できません。


当の自衛官は、あまり気にしていないとは思いますが(笑)


自分が行くわけじゃないので、何とでも言えるでしょうね…。


自衛隊が勝手に行動を決められるわけじゃないのに、


そんなことも理解しないで、好き放題言っている人たちって、何なのでしょう?


ど~も、こういう手合いに、辟易してしまいますね…


話を戻します…。


ところで、先日、朝雲新聞に小さく掲載されていましたが、


中国のフリゲート艦が、初めて尖閣諸島周辺で目撃されました。


もう、漁船とかじゃないわけです。


敵さん、本気出してきています。


そして、こういうことは、TVでも新聞でも報道されませんね?


事実は、自分で探しに行かないと得られません。


この国の報道の自由とは、


「報道したくない事実は伏せて、報道したいことを大げさに伝える自由」です。


都合がいいことが、自由なんでしょうか?


でも、いいんです。


事実・真実を探すのも自由。


そして、その真実を自分で伝え広めるのも、自由ですから。


私は、こちらの自由を行使します





*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


みね姉のみた防人たちの素顔

 チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ

  私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
  エッセイとして書き連ねています。


FMみね姉のひとりごと

毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)

PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック

iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。

再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/








































入間基地にお邪魔しました~♪  ~前編~

2015年05月16日 | 航空自衛隊

はい航空自衛隊ファンの皆さま、お待たせいたしました


…っていうか、このブログの読者さんに、


航空自衛隊ファンの方がいらっしゃるものだろうか…甚だ不思議なんだけども(笑)


それはさておき、


今年の私の目標に、航空自衛隊の記事を増やす、ということがありまして、


その第一弾として、上京した際、入間基地見学をさせて頂きました







ここは、西武池袋線の駅が極めて基地に近いものの、


正門までは、結構、ぐるっと回らないといけないという、不思議な場所。


しかしそれより、もっと不思議なのは…





…ここ、一般道ではなく、基地の中です。


つまり、基地の中を、線路が走っているんですね~~~。


最寄りの駅は、この踏切の眼と鼻の先…なのに、


駅の改札を出ると、かなりの遠回りになるので、


深夜に飲んで帰ってくる時には、相当のジレンマを抱えることになるわけです(笑)


入間といえば、航空祭で20万人とか集客しちゃうすさまじい場所ですが、


それだけ集まることが可能なくらいの広大な敷地なのですが、


その広大な敷地が、航空祭の時は激混みになるという…。


まぁ、これだけ都心から近いと、人は集まりやすいですからね…。


私は、昔、実はこの沿線に住んでおり(池袋の近く)、


時期になると、駅に「航空祭」のポスターが貼ってあるのを見て、


「行ってみたいなぁ…」


と思いながら数年間過ごしていた事が、今となっては懐かしいです(笑)







さて、基地内で私が妙に興味をひかれた、お気に入りの建物が、コチラ…




ここは、その名も入間INNという、外来者宿舎です。


あのビジネスホテルをパクっているのは言うまでもありませんが、


自衛隊の、こういうお茶目なところが大好きです


一人で大笑いしていました(笑)

「Blue Sky」の文字が、航空自衛隊だなぁ…としみじみ感じます


次に、ものすごく気になったのが、ここ、





入間ターミナル????


エスコートしてくれた、空自幹部さんに


「ここ何???」


と質問すると、


定期便専用の空港です」


なるほど


ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、


航空自衛官に限らず、


自衛官が国内を移動する際、空の便を使用する場合は、


定期便と呼ばれる、航空自衛隊の輸送機C-1



で移動することがよくあるようです(笑)


しかし、普通の空港なら、旅客機が居並ぶはずの光景に、


ずらっとC-1が並んでいるのは、とっても不思議な光景です(笑)


C-1で移動できるという話を聞くと、我々ヲタにとっては、


「なんて羨ましい…」


と思うのですが、当の自衛官にとっては、


「全然よくない


という、ごく当たり前の答えが返ってきます


ちなみに、この定期便は、航空自衛官だけでなく、


陸・海の自衛官もそれぞれ使用します。


この前、知人の某陸曹長さんから定期便に乗った時の話を聞きました。


「いやもう、いきなり傾いて、怖いなんてもんじゃなかったけど、

 周囲の空自は平気な顔しているから、自分も平気なフリしてたけどさ、

 もうほんっとに怖くて、口の中で泡がブクブクしだしたのを我慢してた…


とのこと(笑)


当然、乗り心地はいいはずがなく、長時間乗っているとかなり疲れるんだそうで、


知人の空自幹部さんが、出張に行く時


「今回民間機だからうれしい~~~


と言っていたりします。


でも、私はやっぱりうらやましい(笑)


ちなみに、ここのターミナル前の駐車場には、こんなものも。



ここを使用できるのは二佐以上とかだったかな?将官からだったかな?


ちょっと忘れました。








先ほども書きましたが、


ほんっとにここは広くて、先ほどの線路を堺に、


航空機の滑走路側、倉庫側と分かれてているらしいです。


凄く広いので、車でエスコートして頂きました。


この、滑走路側を回っていると、面白いものがありました。





教習所です、車の。


以前、習志野でも見ましたが、この大型免許専用の教習所があるのが、自衛隊だなぁ~と思います


その奥から、





着陸~…ってコレ、なんだったけ…YS???(←相変わらず航空機オンチ(笑))


…で、これじゃあんまりだから、知人の空自幹部さんに尋ねました。


U-4という、多用途支援機なるものだそうで、C-1と比べると乗り心地がいいらしいです。


しかし、「多用途支援」と来ると…私の脳裏には「艦」と来てしまうのですが、


多用途支援機というものがあるのですね…。


こんな感じて一通り見た後、


一端、昼食。


今回、諸事情あって、体験喫食とはなりませんでしたが、


基地内の食堂の一つで、昼食をとりました。


この時、1130時くらい。


食堂は、席が8割くらい埋まっていて、次々に自衛官が店内に入ってきます。


私たちも、席について、オーダーしたものも待っていると、ラッパが鳴りました。


1200時です。


ここで、私、「あれっ???」と思った。


今、ラッパが鳴ったということは…その前からご飯食べているこの方たちは???(笑)


疑問に思うと、


「あ~、航空自衛隊は、仕事の関係で、一斉に休憩ってわけにはいかないんですよ。

 なので、仕事が一区切りついた者から食事をとります」


な~るほど。


あ、でも海上自衛隊もそうらしいです。


そしてこの、食堂がある建物の近くに、


こんなところが(笑)


…やっぱり、私は、なんか、生活臭を感じるものが好きですね(笑)








ご飯を食べた後、また、敷地内を車で回っていると、



お昼休憩の間に、サッカーに興じる航空自衛官のみなさん。


エスコートしてくれた幹部さん曰く、


「航空自衛官って、サッカーが好きな人が多いんですよね。

 戦闘機のフォーメーションとかと、似ているんですよ」


と。


へぇぇぇぇ~~~、そうなんだ


がぜん、そういう話が好きです、私。


なんか、イメージ的に似ているということがわかります。


なるほどね~。


このエスコートしてくれた方、若いながら、


とても頭がよくて、説明がすごく論理的で、すごく分かりやすいんですよね。


私が、海自ファンなのをよ~~く知っている方なので、


説明する時に、よく


「…海でいうところの○○みたいなものです」


といちいちつけてくれるので、非常にわかりやすいんです(笑)


…そして、この日、


非常にラッキーなことに、


普段は入れない所を見学させて頂くことができました


それは、航空自衛官の研修施設です。


…というわけで、次回に続きます。




:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆


みね姉のみた防人たちの素顔

 チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ

  私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
  エッセイとして書き連ねています。


FMみね姉のひとりごと

毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)

PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック

iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。

再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/