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68枚目 NO NUKES

2016年03月11日 05時00分00秒 | アーカイブス:アナログ・レコード
◎「ノー・ニュークス」(原子力発電所建設反対運動)<~ューズ・コンサート・ライヴ!
(1979年)P5186~5188 \5100
by Mr.UNIVERSE

SIDE 1
1.ディペンディン・オン・ユー(ドゥービー・ブラザーズ)
2.悲しき街角(ボニー・レイット)
3.エンジュエル・フロム・モンゴメリー(ボニー・レイット)
4.プルトニウムよ永遠に(ジョン・ホール)
5.パワー(ジョン・ホール)

SIDE 2
1.時代は変わる(ジェイムス・テイラー、カーリー・サイモン&グラハム・ナッシュ)
2.大聖堂(グラハム・ナッシュ)
3.ザ・クレイドル・オン・ザ・クレイドル(ジャクソン・ブラウン)
4.ビフォア・ザ・デリュージ(ジャクソン・ブラウン)

SIDE 3
1.溢れる愛(ニコレット・ラーソン&ドゥービー・ブラザーズ)
2.リトル・シスター(ライ・クーダー)
3.ア・ウーマン(スウィート・ハニー・イン・ザ・ロック)
4.ウィ・オールモスト・ロスト・デトロイト(ギル・スコット・ヘロン)
5.ゲット・トゥゲザー(ジェシ・コリン・ヤング)

SIDE 4
1.ユー・キャント・チェンジ・ザット(レイディオ)
2.ワンス・ユー・ゲット・スターテッド(チャカ・カーン)
3.キャプテン・ジムの酔いどれ夢(ジェイムス・テイラー)
4.ハニー・ドント・リーヴ・L.A.(ジェイムス・テイラー)
5.愛のモッキン・バード(ジェムス・テイラー&カーリー・サイモン)

SIDE 5
1.ハート・オブ・ザ・ナイト(ャR)
2.クライ・トゥ・ミー(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)
3.ステイ(ブルース・スプリングスティーン、ジャクソン・ブラウン& Eストリート・バンド)
4.メドレー
悪魔とモーリー
ジェニー・テイク・ア・ライド(ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド)

SIDE 6
1.泣くことはないよ(クロスビー・スティルス&ナッシュ)
2.ロング・タイム・ゴーン(クロスビー・スティルス&ナッシュ)
3.ティーチ・ユア・チルドレン(クロスビー・スティルス&ナッシュ)
4.ドゥービー・ストリート(ドゥービー・ブラザーズwithジェイムス・テイラー)


1979 年 3 月にペンシルベニア州スリーマイル島で起きた原発事故をきっかけに盛り上がった原発反対運動に共鳴するミュージシャン団体(MUSE=Musicians United for Energy )の呼びかけで実現したコンサート。9 月 19 日から 5 日間に渡ってニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた。
アルバムには収録されていないが、メ[ル・サイモンやピーター・トッシュも参加した。

楽屋を訪ねたミュージシャンには、デビッド・ボウイ、フュービ・スノウ、スティーヴン・ビショップらがいたらしいが出演はしなかった。

錚々たるメンバーである。アメリカン・ロックのオールスター級のミュージシャン達が一堂に会する。
世界最大の核保有国でもあるアメリカが 1 回の原発事故くらいで、核廃絶に舵を切るはずもなく、ネットのない時代、このコンサート自体はマスメディアなどを通じて訴えるのが主要な目的だったのだろう。
個人的には、単にオールスター級のミュージシャンの普段聴けない組み合わせや、お馴染みのヒット曲のライブ盤に惹かれて購入(中古盤だが)したというのが正直なところだった。

特別、日本の“3.11”に合わせての原稿ではなく、最近たまたまレコード棚を整理したらこのアルバムが出てきたのでレビューしてみた。
日本は、原発ゼロでもやっていけるのに、危険で老朽化した原発の再稼働に固執し、事故の原因も溶け落ちた核燃料の状態さえ 5 年経っても分からないのに、世界で最も厳しい基準で審査しているという虚偽を平然と言い放つ、この国の指導者には、“フクシマ”はもう無かった事にしてしまおうという意図がミエミエである。

広島・長崎は過去の事。核廃絶は遠い未来の事。ですませてきた我々も、フクシマの事故によって現実の事として何十年(もっとか?)も背負っていくことを宿命づけられたことくらいは覚悟しておくべきだと思う。




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1 コメント

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Unknown (akichan!)
2016-03-11 05:09:52
全く同意見です。
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