みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

訪問日記「其の176」

2015年02月22日 00時01分00秒 | apple-cart 訪問日記
2月21日(土)

まーつーがインフルエンザにかかり、寝込んでしまっている関係上、土曜の公務がワタクシの肩に重くのしかかってきてしまった。

それでも回復傾向にあるようなので、付きっきりでの看病はご勘弁いただき、ちゃちゃ~っと手際よく(手抜きとも言うが)公務を済ませて駅へ。
解ってはいたことだが、この時点で既に時計の針は“お昼”を指そうと言う状況。
当初の計画は大幅に変更を余儀なくされた。

1時間ほどズレ込んだが、昼食を取りながら一発目の猟を「御茶ノ水」からスタート。3枚釣り上げた後、「中野」へ移動。
ここで、ちょいと仕事絡みの写真を数枚パチリ。猟盤は行ったものの収穫はゼロ。今度は「高田馬場」へ移動。
ここでは、“キズ多”と言えども気にならない程度と見極めた逸品を含め2枚を釣り、さらに「池袋」で2枚。
最終地「新宿」では、時間が足らないほどとなったため、あまり真剣に探すこともなく、upset the apple-cartへと向かった。

店の看板に灯りが点ったのは19時を少し回った頃。
それを遠巻きに確認出来たので、迷わず階段を上がって店へ。


昨夜、恐らく僕は体験することが出来ない時間帯に、とてもハードなハプニングがあったと店主が話てくれた。
同人さんを交えた大活躍。この店ならではのとても美しいエピソードだと思った。

店内にROCKを鳴らさずに、店主との会話が続く・・・。
ユニさんと僕が絶賛した奥田英朗さんのエッセイ『田舎でロックンロール』から端を発し、ロックとの出会いから、その後どのようにしてレコードに関わって来たか。
また、情報源の媒体について。特に“ラジオ”と“音楽系雑誌”について。
さらには、当時のお小遣いのやり繰りについて熱く語り合った。

一番面白かったのは、店主の“弁当カツアゲ作戦”(否、オモライだな)。
弁当箱のウラに、一人からひとかけらほどの弁当を徴収(否、オモライ)。それが10人ほどで、立派な弁当になると言うもの。
そうやってお小遣いを節約し、日々のレコード購入に充てていたのだそうな。
みんな今では、そのハングリーさを忘れてしまっているが、努力してたんだよなぁ・・・。
中古市場が充実し、ネットショッピングも楽しんでいる幸せな世の中に感謝をしなければ。

20時を5分ほど過ぎた辺りから、店は普段の活気を取り戻したかのように、大音量でROCKが鳴り出した。
まず、店提供の楽曲(恐らく自然に選曲されたものであろう)AEROSMITHの「Angel」が第1曲目。
僕もすかさずペンを取り、リクエストの拾い出しに集中するのだが、今夜も早めの帰宅(馬喰町で君津行の総武線快速電車に乗るため)を考えていたため、リクの内容をシフトチェンジ。
20時まで語り合ったテーマを基に、僕のロック人生において“最も重要な曲”、言うなれば“akiの鉄板ロック”で選曲してみた。

以下がその11曲。
DEEP PURPLE「Fireball」「Smoke On The Water」、GFR「We're An American Band」、SCORPIONS「Pictured Life」「In Trance」、ZEP「Immigrant Song」、UFO「Lights Out」、SWEET「Action」、WINGS「Jet」、JUDAS PRIEST「The Ripper」。
で、ラストはDEEP PURPLE「Burn」
で締め括り。

滞在時間は短めだったが、充実感は満点。とても豊かな気持ちで帰りの足取りも軽やかだった。スキップはしなかったけどね。

さて次回、いちおう3月14日(土)を予定しております。
コメント (2)
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