MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 23番札所⑦

2018年01月15日 | お遍路好き(発心・徳島)
23番札所 薬王寺

平等寺から近い「あらたの」という駅に向かいました。
電車の時間を検索すると、ここから一度「くわの」に戻りそこから特急を利用するのが一番早いと出ました。
この日は23番までだったので急がなかったのですが、日和佐で寄りたい所があったので特急を利用して日和佐に向いました。

23番札所の薬王寺は駅を降りたら目と鼻の先です。
駅には道の駅もあり、足湯コーナーがありました。
私も福島の設計事務所のお手伝いで足湯を設計した経験があり、そこにも手湯のコーナーがあったのですが、
ここで見た手湯のアイディアは「いいね!」と思いました。

このお寺は厄除けで有名で「女厄坂」33段「男厄坂」42段 還暦の「厄坂」61段の階段があります。
この一段毎に1円や5円を置いていき厄を落としていくのだそうです。
還暦の時に行ってみようと思います♪
他にも隨求の金など色々な厄落としアイテムがあったりましす。
私のガイドブックなどでは見つけられなかったのですが、ここにも霊水があるようです。

最後の厄坂をのぼるとこのお寺のシンボル的な瑜祇塔(ゆぎとう)があります。
有料で中に入ることが出来ます。地下には真っ暗な戒壇めぐりがありました。
ここが初めての経験です。ここで見た閻魔図などの書画は印象的でした。

展望台からの日和佐の景色は素晴らしく徳島最後のお寺という事もあり気持ちも清々しかったです。

ふと塔の足元を見ると海亀が支えているデザインでした。
そう、ここは海亀が産卵をしに来る海岸として有名な浜がある場所でした。
これが、早く着きたかった理由です。

お参りを終え1.5kmほど先にある宿へ向います。
国民宿舎うみがめ荘です。
海の見える大浴場や立地がとても良かったです。1人部屋のお部屋は必要最低限の空間でした。
目の前には大浜海岸という海亀が産卵をしに上陸する浜が広がっていて絶景です♪

うみがめ荘に荷物を置き、早速行きたかったお隣りにある日和佐うみがめ博物館カレッタ

館内は海亀だけでははなく色々な種類の亀の展示があります。
どの亀も人懐っこかった(*^^*)
海亀の標本もあり、沢山の種類地がいる事を知りました。
海亀の生まれた月別年別に水槽プールが別れていて、丁寧に成長を記録する様子を見ることが出来ました。
興味深かったのが、砂の中の温度によって雄と雌が決まるということでした。
温度が高いと雄、低いとメス。中間ぐらいだと両方が出現するそうです。
そんな発見がいっぱいの博物館でお薦めです。

夕食は宿から1kmほどのところに阿波尾鶏が美味しい「ひわさ屋」さんという居酒屋さんに行きました。
めちゃめちゃ美味しくて色々食べてしまいました♪
お薦めです!!

日和佐駅桑野から特急で


日和佐駅&道の駅にあった足湯&手湯


女厄坂


還暦厄坂


戒壇めぐりのある瑜祇塔


瑜祇塔からの日和佐のながめ


瑜祇塔を支える海亀


坂だけでなく色々な厄落としがあるその一つ隨求の金


うみがめ博物館カレッタの横にある亀型公衆電話


人懐こいカメ達①


人懐こい亀たち②


人懐こいカメたち③


丁寧に海亀の成長を計測中


海亀を見るだけならうみがめ荘側から見られます


この赤い欄干の橋を渡ると「ひわさ屋」さんがあります


ひわさ屋さんでの夕食 これ一人で食べました(><)


うみがめ荘前の浜辺の景色


うみがめ荘前の浜辺からの朝日

10月中旬から2月下旬に「だるま朝日」が見られるらしい♪

やっと発心の道場阿波、徳島が終わりました。
一週間ほどですが、本当に濃い内容でした。
次はいよいよ高知 修行の道場土佐です。
 






















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