MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほたるいかミュージアム

2006年07月11日 | デザイン・建築好き
富山県の海沿いを車で走ると「ウエーブパークなめりがわ」という道の駅があります。
その一つの施設として「ほたるいかミュージアム」があります。
洗練された建築物についついカメラを向け、後に設計者の名前を聞くと納得です。
ロンドンの建築家トム・ヘネガンさんでした。以前にも熊本のやまなみハイウェイを気持ちよくドライブしていた時に洗練された建築を遠くの方に見つけ、あんなところに・・と思い横目に見ながら通り過ぎました。あとで調べると、やはりトム・ヘネガンさんの設計で「 熊本県草地畜産研究所」でした。その後、当時所属していた設計事務所の研修旅行で間近に見る事出来、嬉しかった事を覚えています。勉強不足なのが問題ですが、私はトム・ヘネガンさんの建築が好きなんだなぁとつくづく思います。シンプルな建築なのに引きつけられる魅力的なデザインです。
このほたるいかミュージアムの展示も魅力的でした。
「ライブシアター」では3月~5月にかけては活きたホタルイカの発光ショーが見られ、その他の期間は竜宮ホタルというミジンコのような深海微生物の発光ショーが見られます。ホタルイカの時期は惜しくもずれてしまい、竜宮ホタルでしたが、とても美しく輝き、しばしの間、見とれてしまいました。ホタルイカは網などに掛かった時の刺激で強く光るようで、その装置がありました。竜宮ホタルもおなじで超音波で刺激をあたえる事で光らせていました。
他に面白かったのが、「深海不思議の泉」です。早く言えば深海版ふれあいコーナーです。先程の竜宮ホタルも同様な形で採取されているのですが、333m深海から2800mのパイプをたどって着いた魚やエビ、カニがいます。だんだんと地上に上がってくる事で活きたままいられるのでしょね。貴重なふれあいコーナーです。。その中でも一番気になったのは「ザラビクニン」というピンク色でブヨブヨしている魚です。形は大きなオタマジャクシといった感じで、長さは約25cmぐらいあったと思います。カワイイとおもいました。
なかなか活きた深海魚を触る事は出来ないと思います。他の水族館には無い面白いコーナーです。
是非、立ち寄ってみて下さい。
コメント (2)
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