春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

門は閉められました。

2018-05-31 | 樹木
今年の広大な敷地の梅園内の草刈と整備が、安行地区振興センター内で
数週間行われてましたが、5月の最終日にすべて終了して、梅園の入り口は来年の2月まで、半年以上立ち入ることが出来ません。
シマサルスベリの姿だけを撮影して、親方がセンターの管理人と一緒に門を閉めました。 








4月ごろの満開の梅園、安行地区一番の梅の種類と数です。




造園業は樹木を植栽したり庭園作りだけではなく除草や垣根作りあらゆることをいたします。

    

シマサルスベリの巨木は来年まで見られません。ここの花を見たこともありません。




寒空の姿がシマサルスベリの樹皮の美しさを際立てます。




    


5月31日までの川口駅前ロータリーの清掃と新しい花壇の草花も
納期の今日に間に合いました。





    


花壇の土に肥料を入れて整備して、花壇の植え付けは女性たちの出番で
昨日無事終わりました。 植え付けは美的センスが要求され、おばさん失礼、女性の方のほうがお上手です。請け負った仕事の日報には
数年前から写真を載せてファイルに閉じることを親方からすべての従業員に伝達されてるのでおろそかにすることは、出来ません。


   

今はどの自治体もそうですが、駅前の景色など綺麗にする事が最優先です。明日から6月。季節はめぐる。








ナツツバキ属、各種

2018-05-31 | 樹木
夏椿は今頃花を咲かせ、おもむきある姿を安行地区に見せてくれてます。
何と言っても樹皮の美しさで最初は紅褐色ですが、年数がたつと樹皮が剥がれ灰色や茶褐色、などに斑模様の樹皮を見せてくれます。
この幹は磨かれて大邸宅の部屋の床柱になり、当時は建設の仕事をしてたので、その様な家をかつて見てきました。バブルの時代でした。  


花は朝方咲いて夕方には花を地上に落とします。
蕾を付けてから咲くまでの時間が相当あります。ツバキ科のナツツバキ属。








最初は18日ごろの固い蕾でした。2日前の蕾も
ほんの僅かな変化だけです。



    

幹の色艶や手触りは島百日紅にそっくりです。

  

ヒメシャラの花でツバキ科のナツツバキ属。夏椿に似てますが全体的に小ぶりです。
花弁も薄く透き通るような美しさですが、すぐに傷がつきます。






夜明け前の名称のナツツバキ属の仲間。



一日花の花は見事に地上に落ち椿、まだ清掃がしてないのでこんな景色も見られます。

  



沙羅双樹、沙羅の木のごとく釈迦が涅槃に入ったときに四方に二本ずつ生えてた
沙羅の木。





樹木 実

2018-05-30 | 樹木
シダレエゴノ木が沢山の実をつけ始めてます。5月の初めに
沢山の花を咲かせていたのが、昨日のような感じがします。 季節の流れの速さを感じます。


実の先には花ガラの後が見えます。














ヤマボウシも中央に実を膨らませてきてます。










季節の移ろいはあっという間に5月が過ぎ去ります。













海沿いの樹木たち

2018-05-29 | 樹木
海岸線には塩害に強い植物や樹木が植栽されてます。一番は蘇鉄が目に付きます。
また背の高くなるヤシ、ワシントンヤシも定番ですね。 海岸の景色の素晴らしさは、南国ムードを出すにはワシントンヤシが一番です。
また大型のカナリーヤシも南国ムードを出してくれます。 民家の庭にも素晴らしい南国のヤシ類が目立ちます。





海岸沿いの民家の前に蘇鉄とカナリーヤシが大きく育ち、羨ましいほどの景観を見せてました。








   


    

海沿いを離れると夏の定番の樹木の夾竹桃があちこちに満開。 

 


ゴクラクチョウカも伊豆稲取の駅前に見られました。

  

昔は観光客はほとんどが日本の方々でしたが、今では国際色豊かに、
東南アジアの人や中国の方が観光に来てる多さには驚きました。 学友いわく、この流れに乗る事が、今はホテルの生きる道に
つながってると教わりました。様変わりです。





伊豆半島。

2018-05-29 | 旅行
静岡伊豆半島の稲取、下田を何十年ぶりに尋ねました。
学友とは4年ぶりに出会い、地元を案内してもらいました。日本の近代化の幕開けの地、下田港
町並み、昼食を頂、満足な休暇を過ごしました。





   

伊豆は金目鯛料理が定番。今回は煮付け。 



下田港より黒船丸に学友と乗る。




ペリー通りの風景、アジサイが各所で満開、下田公園のアジサイ山は
日本一位と言われてますが立ち寄りませんでした。




160年の歴史の民家。



伊豆稲取の海、この日は快晴で水平線まで見渡せました。














わずかな時間でしたが、学友が案内してくれて大満足の伊豆の旅でした。 





ハマウド 

2018-05-28 | 植物、花
海岸の岩場や砂地に生息する、ハマウドは1m~1.5mに大きく成長する
植物でシシウド属でちょうど今頃花の咲く時期でした。茎に赤紫色の模様が美しいですが、まだ模様が入ってなく緑一色で、さらに
葉も小さく厚く光沢があり、植物が見られない海岸線にとても緑が濃くひと際目立ちます。









伊豆半島、突端の近くの伊豆稲取の海岸近くの通りの両脇に
植物が生育してるなんて、今回は予想もしてませんでした。 ハマウドは強い植物で有名で、この環境下でも
見事に花を咲かせてます。





    


  




この道は漁師の船が着く小さな入り江に向かう小道。



日曜日の午前中に海岸に立ち寄りました。この日だけの快晴で
久しぶりに学友に出会い、伊豆半島を満喫いたしました。







悪友が岩にへばり付く海藻や岩海苔を取り、食べろと強引に差し出すので
口にすると、とてもおいしく自然の味、びっくりでした。 彼の自慢げな顔、昔に返りました。















オリジナルキャリー交配種

2018-05-27 | サボテン

ロビビア属とエキノプシス属のサボテンの交配種
縁取りが僅かな薄いピンク、エキノプシス属を母体としての作り出し。







縁取りの色は蕾からわかります。







    





  

サボテンの大輪の白はほとんどが夜咲きが多く、1日花と判断されてます。
伸びあげる花茎の姿も美しく見ごたえ十分です。


サボテン花、各種。

2018-05-26 | サボテン

安行の借り温室内では各種のサボテン花が咲きそろう。
日中に咲きそろうので、中に入り撮影、温室内はすでに通風をしてますが30度を超える暑さ。自宅では交配種が
夜に咲くので、鉢を持ち帰り時間無制限の撮影。 1日花ですので機会を逃すと来年です。


ムラサキタイヨウ 紫太陽、巨大な花はエキノケレウス属の特徴。








 


キンコウマル 金晃丸、成長点付近に多数咲き。大型になるまで
かなりの年数がかかります。




親株から作り出す実生苗。

  

桜の色彩のパープルレクサス。



  

新作のエロイズの交配種、オレンジ系統の花を咲かす。



株自体は刺や形状は似てますが、交配をして花色がまったく違います。


  

昨日の夕から咲き始め日中に全開、すでに花を閉じて終焉です。


    

気温が高くなり咲き出しはいつもの時間帯ですが、花を閉じる
時間が早くなって来てます。毎年のことです。













モンパの木

2018-05-25 | 樹木
別名が浜紫の木と言われ多くが海岸線に生える小低木。この写真は親方の温室にある紋羽の木が花を
咲かせてます。昔から存在する紋羽の木で、花を咲かせても、正直目立ちませんし、多くの人が何の木と思われますが? 沖縄地方では絶対的な存在感を見せてくれる
樹木です。最高の景観を海岸線で見ることが出来ます。 原産地が熱帯アジアです。 
 










宮古島のヒガシヘンナ岬の海岸のモンパの木。
少低木と言われてますが太さも有り、生い茂る葉や花も見事です。







竹富島や石垣島の海岸線にも見事な姿を見せてくれます。葉の両面にビロード状の
毛が生えて手触りが良く、紋羽はビロードのことでこれが和名としての名称です。沖縄地方ではビョウタコノキやアダン同様
とても良く知られてる熱帯花木です。









タブの巨樹 霊気漂わせる 30

2018-05-24 | 巨樹
お花畑の近くに川口市桜町の地蔵院に昼休み訪ねてみました。本堂裏手に
樹齢500年、幹周り6m、樹高25m、のタブノキの巨樹は御神木として大切に崇められてます。樹皮はゴツゴツして圧倒的な威圧感
迫力、周りの竹林がさらに幽玄な姿を見せてます。 神が宿る巨樹として結界をはり、邪悪なものを一切寄せ付けない、巨樹として
鎮座してます。 今年から土塀の入り口が閉められ立ち入り禁止の札が立てられてました。土塀の外からの撮影です。 

過去、この巨樹の前に立ち撮影をしてたところ、今でも忘れませんが竹林から吹き付ける風に何かわかりませんが身震いをしたことがあり
すぐに退散をした過去があります。 この場所は異様な雰囲気が漂います。 写真から伺えます。













山門から本堂に入る。


    


すでに立ち入りが出来ないので前の写真を載せてますが、樹皮には触ることを禁止の掲示版がありました。
タブの木の特徴が良く出てます。同種の写真を載せてます。











この場の雰囲気がすごく、長居は出来ない場所で、立ち入り禁止は何かしらの
事情があると判断いたしましたが?