春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

パイナップルコーン 多肉植物 他

2018-05-15 | 多肉植物
安行地区の親方から借りてる、温室内の遮光シートの準備のため午後から入る。
今日の温室内は通風をしなければ、もう真夏の暑さ。 急がなくては、そんな中花を咲かせる多肉植物を撮影。


ユーフォルビア属のパイナップルコーン。トウダイグサ科、見ての通り
別名、蘇鉄キリン、成長期は春、夏、ユーフォルビアは乾燥地帯に生息で、用土は乾燥気味に育てます。




徳利型の株は蘇鉄に似て、別名蘇鉄キリン。2枚は苞葉、中央が花。




キリンと言えば花キリンの改良種、八福神も同じユーフォルビア、
沢山今咲いてます。




オペサ、バリダ 
ホリダもユーフォルビア属みんな多肉植物。








レアなオトンナ属のクラビフォリ。見ての通りに似てるのがオトンナ属の
ルビーネックレス。玉の形や花もそっくりですがクラビフォリは茎が塊根植物です。




 


松葉菊に似てる姫紅小松、この時期に温室で咲いてくれて、とても懐かしいです。





通風窓はありますが、入り口を開けても温室はすでに30度近くあり

遮光シートは温室上部、横などに空間を空けて張り巡らすので、仲間と午後にやり始め3時間近くかかり、この暑さには
堪えました。 これで真夏でも一安心ですが?   多肉植物はいかに夏を過ごせるかが一番の問題、通風をしっかり、暑いと言っても
植物は太陽光線が大切、部屋の中で置いてるだけでは、丈夫な株は作れません。1年をトータルして栽培の積み重ねが大切です。



都会のど真ん中、楠木の巨樹 29

2018-05-15 | 巨樹
東京都文京区本郷弓町のオオクスは近くに東京ドームやスカイツリーを
見ることも出来る大都会、その本郷通りの脇に入るとすぐに、マンションやオフィス街に小山のような大楠の姿を確認できます。
都内最大の楠木の巨樹は、樹齢600年 幹周り9m以上 樹高25m 地域の御神木になり大切に人々に守られてます。

かつて広大な土地に多くの樹木が存在してた過去、開発伴い、この楠木だけが残り、多くの人の拠り所になった楠木が
注連縄を巻かれ、枝垂れ紙を垂らし巨樹信仰の対象になったと推測します。








巨樹と言えば主幹が折れたり、長い年月の傷跡が残るのが見えますが
この楠木にはまったく見えません。 楠木は害虫の被害がないのは防虫作用があるからですね。
大昔の社寺に沢山の楠木があるのは社殿の建設がすぐ出来るからです。弓町の楠木の巨樹は美しさと、神々しいほどの姿を見せます。









     


  


楠の若葉の色艶など、樹齢が600年の葉とは思えない美しさが漂います。


    

この光景は巨樹を見つめてきましたが全国にまれな姿です。


苔の付き方も樹皮全面に長い歳月の証です。







竹垣は中に入ることを禁止ですが、はみ出た根の生命力こそ、この楠木の真髄。

  

近くを通る年配の方は、巨樹に向かい手を合わせます。
私も僅かな時間、巨樹の目の前に車を留め置いてましたが、
すぐに場所を離れました。いつものようにこの日は手を合わて帰宅でした。