春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

樹木 実 4

2018-09-30 | 樹木
台風が本州を横断のニュース。 昨日から鉢の移動、売り物の苗木を
縛り、本日午前中に終わり、今日は早めの帰宅です。先ほどまで安行地区、晴天でしたが雨が降り出してます。 2.20分、
9月28日の晴天の日に、撮った、雑木林の中の実です。

イイギリの実です。ブドウの房の様に垂れ下がる、赤い実の美しさは秋の風物詩 鳥たちが、けたたましく食べる絶好の実、
かなり大きな大木になります。 南天の実に似てることから、別名、南天桐と造園では呼んでます。









      


ナツメの実 




  

ネムの実





  

夕方以降どうなるかわかりません。先ほど多くの関東地方の鉄道会社が夕方から運休の
ニュースが流れてました。 安行地区も3時までに帰宅の指示が出ました。 




キングプロテア、バンクシア。

2018-09-29 | 樹木
前回は切花を載せましたが、今回は鉢植えにされたそれも大輪の花
を咲かせるキングプロテアとさらにバンクシアを、安行地区花キ部からの報告。鉢には予約済みの札がついてます。

プロテアには種類がありますが、一番の豪華さはキングプロテア、常緑の低木で花の時期は、春から秋口、
前にも説明を載せましたが、南アフリカの国花、本日の株は静岡の農家からの直接の納入品で驚きました。
親方いわくプロテアは乾燥に強く、通風が絶対条件、水遣りは適度に土壌表面を見ながらの潅水。夏場の高温多湿は
この株にとっては注意が必要で、枯れる原因の一番の要素と言ってます。 王者の風格、花の王様と言われるのがわかります。
外形が25センチ近くもあります。赤、黄色、白、多彩な色彩を見せてくれます。










  


プロテア、クリームミンク


  

ホワイトキング





バンクシア オーストラリアに分布する、バンクシアには種類がありこれは
常緑低木で花序の美しさが目立ちます。 コーンとも言われ今の時期に花を見たのは初めてです。切花やフラワーアレンジに
多く使われるプロテアやバンクシア、巨大で長持ちする花、結構お値段がはります。 今日はとても強い台風接近で補強、鉢移動、
を終了です。 







  

パキポディウム、向き変え

2018-09-28 | 多肉植物

塊根植物、パキポの鉢を温室内で向変えを、天気に良い本日
行う。パキポディウムはいまや多肉植物の中ではかなりの人気、ファンが沢山います。秋口に成長を試みるために、栽培者として
わずかでも力を貸します。 鉢の中で生きる植物は土、光、水、大切な要素、どれを欠けても望ましい成長は出来ません。
植物の生きる力に、栽培者の栽培の仕方も大切な要素ですね。株はエビスワライ 恵比寿笑い。

塊根植物は肥大な根に水分を蓄えます。乾燥を好み水分の与えすぎに注意。冬は乾燥して落葉をいたします。休眠に入ります。
休眠中は自分は断水をします。 霧吹きを使うこともあります。現在の姿です。 10年以上の古株です,秋口には自分は移植はいたしません。









この姿から春浅い頃に、葉を出す前に黄色の美しい花を咲かせます。


   

同じくパキポディウムのホロンベンセ、パキポの成長期は春~秋
培養土の他に薄めの液体肥料を月に2回ばかり施してます。太った茎にトゲがありますが、サボテンのように痛くはありません。

パキポは成長スピードは遅いですが、良い株は葉や株全体にツヤがあり、長く栽培をすれば小さくても、規模は違いますが、自生地マダガスカル
と同じような株立ちとなり、夢があります。









  

秋本番になる前に鉢の移動や、一部のサボテンの植え替えが残ってますが
また台風が近づいてきました。 明日また花キ部署の鉢の移動です。被災地の方々も心配です。










パープルラウシー 

2018-09-27 | サボテン
スルコレブチア属のラウシー各種が秋口になり株全体を鮮やかな色に
染め上げてきました。 極端な暑さを嫌うラウシーは通風が最大限の条件、日の当たりも多少弱くして、日焼けを起こさせないように、夏を過ごさ
せ毎年10月ごろに秋口の成長が始まります。  赤紫やグリーンの株は鮮やかに秋から冬に向かいます。

潅水は控えめの水はけの良い培養土、トゲはほとんど無く移植には楽です。一番の特徴は下から、子吹きをして大群生になるサボテン、
更にラウシーは驚くほどの沢山の花を下部から咲いてくれます。 花期は春浅い頃。



パープルラウシー





春浅い頃の開花。





グリーンラウシー

















自生地は南米ボリビア、山岳地帯の岩に隠れるように育つラウシー
刺が少ない代わりに、動物たちに食べられないように岩に同化します。 


緋牡丹錦  サボテン

2018-09-26 | サボテン
ギムノカリキュウム属のヒボタンニシキが涼しくなるにつれて
鮮やかに色彩を増してきます。接木をしないで、株自体から根出しを試みることが出来ます。難しいことですが、観賞価値も
高くなり、見栄えも良くなり育ちます。  似てる緋牡丹は店先でよく見かけられますが 台木を使わなくては生きていけません。
接木作業を長くやってきましたが、自分自身あまり好きではありません。 特に形が。


暗緑色の中に緋色、オレンジ、真紅の色、黄色の斑の混じり合いが綺麗で観賞価値の高いサボテンでここ数年、
品薄です。 業者さん曰く、海外の方が値段は高くてもすぐに購入すると言われてます。緋ボタン錦の栽培がもっともなされてるのはバンコクです。


一番の期待株、小さいながら色の配置も良く緑も程よく見えて
これからの変化が楽しみです。 緋ボタン錦は耐暑性は強いですが寒さには弱く、明るい場所を好みます。
斑の色や成長は日の明るさに左右されます。 成長期には根が弱く、固形肥料はつかいません。その代わり
液体肥料を使い、成長を促し、株を充実させます。











  


緋ボタン錦も周りから子吹きをする株も有り、これらを成長させ良い斑だけを選別して育てます。








斑の出方も株によって違います。全体、片側だけ稜間の狭い部分に斑が出る。
いろいろの出方がありますが、成長とともに変化があります。


    

皆さんもご存知の緋牡丹、色鮮やかです、多種多彩な色彩を出しますが
根降ろしが出来ません。 一生接木で成長をさせます。接木は三角柱でこの作業はかなりの技術が必要です。 飾りには良いですが、この形を嫌らう人がいます。
私もです。今日は珍しく蕾を上げてきたので、載せてみました。 ギムノ特有の花姿とピンクの花色です。   外は大雨、帰宅準備です。
 












スダジイの巨樹 36 枝の絡み合い

2018-09-26 | 巨樹
 埼玉県川口市安行地区の九重神社の境内には2本のスダジイの巨樹が
御神木として鎮座してます。 この巨樹の特徴は上部で黒い大枝が大蛇のごとく絡みあい、異様な光景を見せてくれます。
樹齢500年、幹周り6.5m 樹高16mの巨樹は地域の人に守られながら、生き続けてます。

樹勢は極めて旺盛で2本の巨樹の空間はまさに力をもらえるスポット、多くの人が参拝に参ります。













スダジイの巨樹は幹に巨大なコブを作る特徴を有します。



九重神社は巨大な大枝を支える支柱を去年新しく変えました。支えがなければ太枝は折れてしまいます。


   


この地域は多くの社寺仏閣があります。高台の上にある九重神社は
石段を上がり鳥居をくぐり、社殿がある境内に入ります。大昔安行村の9つの村の神社がゴウヒされて九重神社になってます。
祭神はスサノウノミコトです。



   

九重神社をもっとも有名にしたのは 御神木を表した、御朱印です。
豪華絢爛、御朱印ファンは全国から参拝に来ると言われてます。 他にも多くの御朱印がそろってます。参拝の証ですね。
安行事務所。紹介です、お許しを。















花キリン 八福神 

2018-09-25 | 植物、花
真夏の暑さが終わるころに、花キリンが咲き始めます。グリーンセンター
内では正直、1年中咲いてます。  八福神とは何かと聞かれます。 色の鮮やかさ豊富さ、大きな多花性、耐暑、耐寒両者も兼ねそろえた
花キリンとは別な名称をつけられてます。  タイ、バンコク郊外の温室で作られたジッポウ会社の八福神は今では、この会社の
専売の花になってました。  今では現地から引き上げて 静岡の磐田で温室を構え、多くの新しい植物を市場に出してます。


東南アジアでは家々の玄関先には八福神の鉢植え、路地植えが置かれ、魔よけ、幸運を呼ぶ花として大切にされてます。



川口グリーンセンター温室内の花キリン。色彩の2対は苞葉で中央が花です。しべは最初は奥に隠れてますが
時間がたつにつれて、上部に上がってきます。多肉植物の中のユーフォルビア属の仲間です。








  

色違いの花キリンも咲き始めてます。



下の花キリンは八福神と言われ、ジッポウ会社からの納入品です。





  


下は東南アジア各国の八福神でホテルのロビー前、家々の玄関前、驚くほどに植栽されて、幸運を招く花、守り神、厄除けにされてました。
若いころタイに赴任してたころは、八福神などまったく知りませんでした。当時のことを思い出すと、知ってたのはバンコクでは
アデニューム プルメリア そして亡き国王のラーマ9世、プミポン国王の花、ゴールデンシャワーです。 急に懐かしくなり蘇りました。


         

埼玉県、安行地区朝から雨、お昼過ぎには大雨でした。。 








スイフヨウ 酔芙蓉

2018-09-24 | 植物、花
色違いの酔芙蓉が並ぶ姿をようやく撮れました。
安行地区で見かけるのですがチャンスがなく、今日久しぶりに巡り会いがありました。










    



アオイ科の低木のスイフヨウは3mを越す株になり夏ごろに、この場所は
八重の花と一重の花が咲いてくれます。 変化花と言われ白花、ピンクに染まる様子はとても綺麗でこの場所は、安行花街道、見ごたえがありました。




    

天気の良い1日が終わりそうです。安行事務所から夕焼けが見えます。



サブヌーダム 白花開花、サボテン

2018-09-23 | サボテン

昨日の午後8時ごろから咲き始めた、サブヌーダムの名称の白花を咲かせる
株は本日早朝に花弁を閉じ始め、遅い夏の舞台の幕を下ろしました。すべて7株月日が違いますが、花姿も異なる夜咲きの、1日花
は、夏の陽気を待ってたごとく、最終の花はいつもこの株でした。






サブヌーダムはエキノプシス属、日本名は大豪丸と言われ子吹きをしないで
大株になると言われてましたが、最近フォルモサ、通称、子吹き大豪丸の株が出るようになりました。 小さな株ながら
周りに子を吹く、エキノプシスにありがちな形態を見せてます。


8年目の実生株、7株すべて開花の2018年でした。




子吹き大豪丸。この株で実生から5~6年目です。





最終の株で一番の美形を見せてくれました。





        

何度も今年は咲く、桃色タンゲマル




地元。埼玉は今日はとても天気よく、夏のような陽気、空に秋雲が流れてます。





ヨウシュヤマゴボウ

2018-09-22 | 植物、花
群馬に配達、その帰り道のわき道に、久しぶりに
見事に色づいた、ヨウシュヤマゴボウに出会いました。 紅紫色の果実が垂れ下がる様子は、秋の風物詩。

しかし実の色はとても綺麗に目立ちますが、危険な植物、ヤマゴボウとはまったく違います。
皆さんもご存知のように、実を触り紫汁などで口に入れたり、目をこする、要注意です。お子さんたちは。
















            

埼玉館林、毎年真夏に最高気温をたたき出す地域ですが、今年はライバル、熊谷に日本最高気温を
観測されてしまいました。暑さを売りに出す地方では最高気温は町おこしの大切な要素となってます。最近
熊谷の市庁舎に出かけたときに、垂れ幕が飾られ、日本一の最高気温の町、熊谷なんて書かれていました。