都内の大動脈、環状八号線 通称環八の脇の街路樹のイチョウの2本
の木に囲まれたジャカランダは何年も苦難の道を歩き続けてきました。
約30年前に遡りますが当時の環八の前に、給油所があり当時の社長が、鉢に
植わったジャカランダの苗木を街路樹の中に植え込んだと言われてます。
長い月日を経て、ジャカランダは大きくなり花を咲かせるようになり、
2013年に私も車窓から、何の気なしに見た紫の花に驚き、近くの
コンビニに車を停め置き、見上げたジャカランダを今でも覚えてます。
大昔宮崎の南郷町のジャカランダなど思い出が蘇ります。ここ数年、大田区役所の
ジャカランダの伐採命令が何度も出て、市民が大反対して新聞にも載り
騒がしくなってます。
更に去年の台風17号で主幹が折れ、高さは無くなりましたが、脇枝の大きな
場所から数多く、紫の花を沢山咲かせてます。 厳しい環境下
更に主幹が折れる、多くの試練が訪れる、それでも花を咲かせる蒲田ジャカランダ。
下は蒲田陸橋からの眺め。
主幹折れの状態、去年と昨日 傷跡
樹高がかなり低くなりました。 しかし花は見事に咲き続けてます。
実はこの給油所には建機時代に立ち寄ったことがありますが
当時は全く気が付きませんでした。10年前以上です。
時代の流れを載せて見ます。2013~2020.給油所跡地~駐車場
蒲田陸橋から500mの場所にこれからも
蒲田ジャカランダは生き続けます。
帰り際に若い方が来られ、ジャカランダを見上げ花の撮影をしてました。
1年に1回しか来ない場所に、去年も御夫婦で来られた人、
今年も見に来られた人に出会うとは、この方は
蒲田ジャカランダのブログを去年見て、今年初めて花の時期に来られたと
仰ってました。 出会いは突然です。