春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

サワフジ

2018-06-30 | 樹木
府中からの配達を終えて帰りに神代植物園に足を運びました。
正門入り口からの近くの駐車場にいつものように、留め置き、早朝に仕事を終えたので10時に園内に入ることが出来ました。1年に1回ぐらいこの場所に寄ります。
寄る場所は決まってます。大温室、シマサルスベリの森2箇所、温帯スイレンの池、大温室のサワフジ、又の名称はサガリバナの状態を確認。
長い間、見続けてますが、当然花を見ることがこの温室では出来ません。  でも早朝に咲いた痕跡は残ってます。


落ち花の美しさの痕跡がすぐに目に留まります。










花茎は枝の先端につけます。多数の枝が出れば多数咲くのがサワフジの特徴です。
古い大温室が解体され長く温室の植物たちは他に移され、後に新温室に移行され今や素晴らしい光景を温室内で見せてくれてます。
多くの管理する人の努力の結果です。見事です。









   


      


樹木の大きさも10年前に比べるとかなり大きくなってます。





夜花なので見られませんが過去に沖縄や宮古島などで見てきたサワフジを載せてみます。
幻想的な花、香り。ちょうど今頃の開花が現地では見られます。










  






西表島のカヌーで見るサワフジのツアーは近年有名になり、体験者の話も
興味深く聞くことが出来ました。






サブヌーダム

2018-06-29 | サボテン

個体差の出るサボテン、エキノプシス属のサブヌーダムが昨日の夜半
から咲き始めました。外側の花弁がほんのわずかにピンクですが、ほぼ真っ白な花、薫り高く、撮影は午前4時過ぎ。
株は小さいながらも毎年咲いてくれる花は真夏の花。 もう半年も終わりを告げます。 










蕾の状態で花色が判断できます。




白色の花は闇夜に輝きを増します。





    








1月から咲き始めたサボテン花は最終段階に入ってきました。
今年も交配種作りをしてません。 交配して種を作り、撒き、実生苗を作り育て上げて、花を咲かせるその歳月を考えると?
安行では明日から植木市が始まります。10時からお手伝い。売り物はアサガオや鬼灯などなど、行ってきます。









カルドン , チョウセンアザミ属

2018-06-28 | 植物、花
アーティチョークの野生種ですが、花
茎は細かなトゲに覆われてます。花が咲く前の鬼葉の巨大さが目立ち、茎が上がり、蕾をつけた時に
始めてみる人は、驚きを隠せません。






















鬼葉は1月10日ごろにはすでにこのような状態です。霜を被ってました。強い植物です。


    


アーティチョークの花も載せて置きます。一回り大きな巨大な花。






今では注意書きがなされ、危険ですので手を触れないようにと書かれてます。
何かあれば責任が、とわれるそんな時代です。安行事務所。










川口西口公園整備

2018-06-27 | 植物、花
午前9時30分から川口駅西口全般の整備が行われました。造園部、全員参加。
自分は近くなので直接、現場に出向き、建機を動かす。
一番の工程は大広場の芝の張替えで古い芝はすべて機械で剥ぎ取り、表面に新しく培養土やカリウムなどを敷き詰める工程です。
今日は日中、とても暑く、広場での作業はさすがにへばりました。





蒸し暑く休憩時間にも若手はスマホいじり。11時ごろ。





  


商業施設のリリアの周りの絡みつく雑草も駆除の対象です。









つつじに絡まるキカラスウリたちは今日すべて駆除されてしまいました。 ザンネン。

  








大広場での仕事でキカラスウリの駆除はしませんでした。今年は他で見つかるかな。


サボテン花

2018-06-27 | サボテン

1月から咲き始めたサボテン花が終わりが近づきました。
毎年ですがこの時期に花サボテンの開花が集中します。 自分が育てるサボテンは多くは1日花で夜咲き。
まとめて咲き始めてるので、載せてみました。



左 ドリス 右 ブライダルコスチューム、花弁や形状が違います。
どちらもエキノプシス属の交配種。縁取りがピンク。









   


  


ブライダルコスチューム。





   


アオイゲンジシャ 葵源氏車、エキノプスス属。




   


原種と言われてる名品 雪蓮丸、でも白色ではありません? 多くの交配を生み出したロビビア属。








メシベの色がグリーンなのが最大の特徴です。






まだ蕾を持つサボテンたちが残ってますので、いつも訪問されてる皆様、
暫くはお付き合いのほどを、宜しくお願いいたします。感謝です。











 


タビビトノキ 伐採

2018-06-26 | 樹木
川口グリーンセンター内の大温室にある、旅人の木と言われる
オウギバショウがあまりにも大きくなりすぎて昨日、伐採されました。 立会いは出来ませんでしたが今日、現場に行くと
巨大な幹が横になってました。 とても重くベテランの職人さんたちもさぞ、大変であったと思います。






伐採された幹、重く動かすことも大変です。





   


  

3年前にベトナムのハノイで見かけたオウギバショウが最後の写真です。


  

葉柄に(ヨウヘイ)に雨水を貯めるので原産地などのマダガスカルの旅行者の
飲料水に利用されたり、大きな葉が東西方向に扇状に広がるため、旅人に対してコンパスの役目を果たしたと言われてます。名の由来、旅人の木、素敵です。
親方いわく数年前にも伐採したと言ってました。 成長スピードはかなりあります。大温室の中の王様的な存在です。




ボタンクサギ 牡丹臭木

2018-06-26 | 樹木
安行の雑木林奥にとても美しく咲いてます。花色は淡紅、
花は芳香を放ち、葉や枝は悪臭を放つ、クサギ特有の臭いですぐにわかります。 咲く姿の株はとても魅力的。
花は秋口まで咲く様子を見せてくれます。











   













  

日中の暑さの中でも雑木林は涼しいですが、ボタンクサギの香りが強烈です。しかしこの香り、悪臭ですが
毎年嗅ぎたくなるのは、なぜでしょうか?   安行事務所。





ウォーターポピー 

2018-06-25 | 水生植物
午前中に川口グリーンセンターにて親方のお供で出向く。
昼休みに久しぶりに水生温室に入る。熱帯スイレンや和名のミズヒナゲシがミナモに咲いてました。梅雨明けのような気温、
涼しげな、水生植物を載せました。












浮葉植物で6~10月にかけて可憐な花を咲かせます。
ポピーに似てることからミズヒナゲシなんて洒落た名称をもらってます。地中に根を張り水面に葉を浮かべ花を咲かせる植物。






6月の中旬に水生温室の池を大掃除したらしく、とても水中も透き通り
水も綺麗ですが、熱帯スイレンの蕾は僅かな数だけしか咲いてませんでした。 白花がひとつも見当たりません。






  










   

熱帯スイレンはここ数年昔のように豪華絢爛の時は過ぎ去りました。
育成温室に運ばれて、管理をしてると親方が言ってました。これからを期待したいです。安行地区も今日は30度を越えてました。
梅雨の中休みですかね。明日もこんな陽気で外仕事は要注意です。
 


 





多肉植物 葉挿

2018-06-24 | 多肉植物
葉挿の季節はすでに終わりを告げました。4月から多肉会社で葉挿をわずかですが
おこなって先日、表面にウッドチップを載せ、渇きを防ぐための作業を行い、すべてを渡しました。
また去年の秋口に枝垂れもの多肉を作り上げてこれも手渡しました。ほとんどが小さな苗でしたが今では思いもかけなく
立派な株になり、正直従業員と大喜びしました。



  






ドルフィンネックレス



ルビーネックレス 



グリーンネックレス






    

多くは屋外での栽培です。 屋内で栽培をすると色鮮やかな玉が目立つようになりますが
トータル的に見ても、屋外で育てるほうが多肉植物には成長や根廻も圧倒的に良い株が出来ます。   安行地区より。





緑亀の卵 セダム

2018-06-24 | 多肉植物
多肉植物の中でも極めて成長の遅い、セダムの緑亀の卵、
5月で我が家で11年目に入りました。 すでにフェンスに吊り下げて5年も移植をしてません。理由は移植の際に株自体がバラバラに
なる可能性があり、今では水溶培養液を与えてますが、好調です。培養土は見た限り根が被って又、吊り下げ鉢も株で覆われて、見る事が出来ません。










枝はすでに木化して太さが1センチを超えて直接、枝から模様入りの玉を出します。
この玉は根元のほうではすでに6~8年前の玉が残ってるのもあります。













   


  

耐寒性が弱いと言われてますが、冬場でも軒下に吊るしてます。
今年の冬の氷点下の日も外に出しても問題なく我が家の環境になれ、今再び増殖中です。