春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

象の足 ケヤキの巨樹 48

2019-01-31 | 巨樹
埼玉県さいたま市中央区、日枝神社境内には
県下一のケヤキの巨樹が御神木として鎮座してます。 樹齢400年 幹周り9.1m 主幹は折れてますが樹高25m 最大の特徴は
巨大な姿を支える根廻、通称、ゾウの足の凄さにあります。 ケヤキは特に地上に根を張る性質があり、
巨樹ならではの凄さを見せてくれます。

またケヤキは特有の病原菌地中のウイルスが木に上がり、巨大なコブを作り上げて樹木を弱らせてしまいます。
このケヤキも昔から大コブが沢山見られ、そしてコブが巨大になり重みに耐えかねて地上に落ちてしまいます。
そこから腐り始めて多くのケヤキの巨樹が亡くなってきました。














巨大なこぶが落ち中が空洞になってますが、それでも生き続けてます。











Ⅰの鳥居が巨樹の前に、2の鳥居が小さな本殿の前にあります。
驚いたことに去年立ち寄った時は古い建物の本殿がありましたが、新設の本殿が工事中でした。地域の人の
心の拠り所の古い本殿でした。












午後からの所沢帰りに急に立ち寄り、路上駐車で
5分で撮影をして安行地区に帰りました。 巨樹の元気な姿を見られ安心をいたしました。










剪定作業、駅前通り 終了

2019-01-30 | 樹木
今年初めての川口市役所の依頼の剪定作業を終わる。
カナメモチの中苗の樹木、両サイド駅前通り約100本、納期は1月いっぱいでしたが、本日終了、

写真添付つきの報告書を明日川口市役所に提出、1月納期は厳守のお役所仕事、雪や雨が降らずに一安心でした。
親方にも確認を得て、皆も一安心。














パッカー車、小型クレーン車を使い手際良く、行う事が
基本、もちろん安全が最優先の路上での作業です。2人一組、2チーム、脚立やクレーンを使用、剪定ハサミの大小を使用。
カナメモチの剪定は細かな枝を剪定して、太い枝はそのまま残すことが基本、大きく刈り込むと枯れることがある。
年に2回ほどの剪定をする。この場所は姿をタマゴ型に樹形を整える。 




        

無事終わり、明日は1月最後の日、季節の流れが早すぎます。帰宅します。







白翁玉 開花 ネオポルテリア属

2019-01-30 | サボテン

安行事務所の窓際で、本日咲き始めました。
日が差し込む窓際は気温も上がり、朝からすでに咲き始め、1週間以上咲き続ける
玉翁、白翁玉も開花時期が長く、多数の蕾をこれから咲いてくれます。  冬から春にかけて
咲き始める、サボテンの代表です。











    



  


1月16日頃、で咲き始めは一花。





朝から事務所内で咲き始め、仲間の多くが見て外仕事に向かいました。
私たちも街路樹の剪定作業に出かけます。 風がなく今日ははかどります。行ってきます。




多肉植物 ラベル付け

2019-01-29 | 多肉植物
育て上げた各種の多肉種に値段、名称ラベル付を
行う。 名称を理解してなければ、ラベルを貼ることが出来ません。
値段は見てのとおり250~300が限度、これは店頭に並ぶときの値段で、すべてお得意さんからの
支持票を見て、出荷から付けます。


今が旬の虹の玉、乙女心 オーロラ ツキトジ ペンデンス各種、火祭りなど色付きの良い
多肉を限定してます。多肉の寄せ植えは会社は今の時期は作りません。


















2月になれば本式的に多肉植物の発注が始まります。








推定樹齢2000年 クスの木 巨樹 47

2019-01-28 | 巨樹
九州を除き本州最大の巨樹の楠は熱海近くの、来宮神社の
境内奥の場所に御神木として拝められてます。 あくまでも推定樹齢2000年 幹周り23.9m 樹高26m 樹形は見ての通り
大きく2つに株別れして、1つは昭和49年の台風で大きく損傷をして地上5mの場所で折れて、今は鉄板で中に
水か入らぬようにふさがれてます。 


実は来宮神社は御住職様がご子息に変わられてここ数年、煌びやかな本殿や境内の社務所もすっかり
近代的になり、カフェまで敷地にでき、いまや若い方々などが、大勢こられすっかり昔の姿がなくなりました。
熱海では異質の神社になってますが、これは部外者がとやかく言えません。 年間に訪れる参拝客は
驚くほどの人数になってます。  大楠の回りも様変わりしてます。   観光タクシーの運ちゃんは嘆いてましたが?


正面からの撮影ですが、この巨樹の前に五色の垂れ幕で覆われた大きな賽銭箱がありますが、カットしての撮影です。
東西南北からの眺めです。大楠からご利益のための賽銭箱?




















唯一手を添えることが出来る、裏側の場所。見ての通り、本来は楠の樹皮は
暗褐色で縦割りの樹皮ですが、すでに上の部分はまったく異質の樹皮になってます。








    



      








昔に撮影した10年近くたってますが当時の入り口は
奥の場所にもあり境内は森に覆われてました。 そこに幽鬼漂う、クスの巨樹が見えますが、前に近づくことさえ
ためらうような姿をしてました。 周りは荒れ果てて、崩れかかった小道、賽銭箱もありますが、薄汚れ
、樹木の2つに分かれる株の真上に、蛇がうごめ、絡みつく様な姿を見せてくれてました。 巨樹の本当の姿を
見せてもらった過去でした。







  


生きてゆくためには巨樹も人の支えが必要です。
元気で再び巡り合える日を。  熱海に出向く最大の目標はこの楠に出会うために出向きます。




















海岸沿いの ヤシ類

2019-01-27 | 樹木
夏の海水浴でにぎわう、熱海サンビーチの前にヤシ類が植栽されて
南国のムードを漂わせてます。塩害に強いヤシは好んで海岸沿いや堤防付近に各地に植栽されて、全国で見てきました。
とりわけ伊豆の海岸沿いには、蘇鉄やヤシがとても多く見られ素敵な風景を見せてくれます。

相模湾の海の色の鮮やかさ、初島、遠く大島も見える快晴の日でした。

大型のカナリーヤシは沢山の実をつけて、冬の季節とは思えないほど鮮やかです。















  


  


お馴染みの不死鳥 フェニックスヤシ、海岸では定番のヤシです。




  


ヤシの中でも、もっとも背丈が高くなるワシントンヤシ、真夏の
海岸には欠かせないヤシ。 見上げる姿の雄大さ。



  



  







熱海は長い不況の波に飲まれ、海岸沿いの有名なホテル郡は
多くが廃業をいたしました。2年前にこの海岸に立ち、ホテルの解体や一部を手直しして、また海外の会社が買い取り、名を変えてシステムを
変え新しく出発してます。 昔は新婚旅行と言えば熱海が定番の時代は大昔に過ぎ去りました。
 大野屋や水葉亭などは日帰り温泉などに代わり、お客様の集客率を高める手段に出てます。
時代の波なのでしょう。 昔を知る私どもは懐かしさだけがこの熱海サンビーチから思い出しました。
 
今は海外からの観光客に期待を寄せてます。  新装になった熱海駅ビル、中にはお土産やさんが多数、店舗を構えてますが
これまた離れた熱海のみやげ物通りと共存が難しく、昔のように通りが賑わいを失ってるのを見てきました。
開発は難しい課題を、過去に沢山見てきました。  難しいことを載せましたが熱海を楽しめました。








熱海梅林 満開

2019-01-26 | 樹木
糸川のあたみ桜と熱海梅林は早春の熱海観光の名物。
入り口の前には観光バスなどが停車して、お客様が中に入るので混雑、入り口から撮影、中には入りませんでした。
山の上からの眺めが素晴らしく,見晴らしの場所で満足いたしました。

入り口の手前には、冬至梅 寒紅梅 などが満開、そこはかとなく梅の香りが漂ってました。











    



  



    










早春の樹木の花と言えば 梅と桜と答える人が多数です。
川口安行の振興の梅園は今日除いてきましたが、蕾は膨らんでますが開花の樹木は見られません。
早いものです1月が終わりに近づいてます。 今日の夕方から天候が崩れると言われてます?

















あたみ桜 糸川遊歩道

2019-01-25 | 樹木
平塚で所要を午前中に済ませ、2年ぶりに熱海に出向いてみました。
熱海の駅前は開発が行われ、新駅ビルも3年前に新築されロータリーも広くなり、観光地の雰囲気も
一新されてます。これも良し悪しがあり、昔のたたずまいを好む多くの人がいることも、忘れてはなりません。

午後の僅かな時間で回るのは、お馴染みの観光タクシーを利用します。 割引のクーポン券を持つので安価で乗車できます。
一番は近くの糸川遊歩道のあたみ桜です。  すでに満開でした。











糸川の有名なライオン橋の付近で、ライオンの口の中から桜が見える
撮影はこの場所の定番の写真です。 曇りがちですがすぐに太陽が出始めました。







  


あたみ桜は1月~2月に咲く桜、インド原産の寒桜の一種、タクシーの運ちゃん曰く
明治の初期にイタリア人によって熱海にもたらされ、その後に地域の人の努力によって熱海市内に広まりました。
後にあたみ桜と命名され、昭和52年に熱海市の木に指定されてるとの説明です。


熱海には各場所にあたみ桜が点在して、この場所は山から流れ落ちる川の両岸に見事でした。
観光タクシーならではの案内で始めての場所で、天候も青空が出て春爛漫でした。











  






糸川のあたみ桜祭りは9回で歴史は浅いですが、日本でもっとも早い
早咲きの桜で枝に早期、後期に花芽が付くので例年1ヶ月以上楽しむことができます。早春の熱海の梅園と双璧になってます。
熱海市内はすでに桜の花満開、春爛漫でした。   安行事務所。






昇竜丸 ツルビニカルプス属  サボテン

2019-01-24 | サボテン

サボテンの中でも極めて成長の遅い、ツルビニ属、その中でも
ショウリュウマルは刺のネジリが広がるような姿から、美しい花を咲かせ、5日以上開花
してくれます。  ツルビニカルプス属は刺の少ない株の多い中、昇竜丸は刺を湾曲しながら、他頭数に
成長をしてくれます。 刺は柔らかく突き刺さるような刺ではありません。年数は15年弱。











マミラリア属の銀河3、すでに花を咲かせてますが、今年の花の
開花はこの株ではこれが精一杯の開花です。良く咲いてくれました。白刺に紅花、綿毛の中で1センチ弱の花が目立ちます。










かつて大昔、話題をさらった、銀河3重連王冠咲きは
このときは異常なほど、咲いてくれました。 毎年挑戦してますが出来ません。 すでに過去の夢をまだ追ってます。
人の力ではどうにもなりません。