春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

熱帯スイレン 3

2018-08-31 | 水生植物
昨日の10時前の熱帯スイレンの姿です。水温が22度に下げられて
早朝の花々はこの時間帯が美しさが一番目立ちます。  しべの状態の良い物と好きな白花だけの撮影です。

名称は最初のジェネラルパーシング、ホワイトデトライト、ホワイトパール。














    





色彩豊かにミナモを彩る熱帯スイレンは数百種、中でも自分の好みは白色。春先から咲き始め
来年の寒さが増す、1月まで数は少なくなりますがグリーンセンターの水生温室で咲き続けます。  安行地区。










パンパスグラス 風に揺れる

2018-08-31 | 植物、花
大きな花穂を雄大に突き上げ、風に揺れる姿に魅了されて
長く撮り続けて来ました。 イネ科の多年草、今の時期から茎を上げて3m以上の大きさにもなる強い植物、季節をまたぎ、
冬の時期まで残り、大雪の日に雪をかぶる姿を撮るチャンスを今年も待ち続けます。  また夕日に輝く、通称。金キツネ、銀キツネ
の豪快な花穂の見事さは、見る人を魅了します。舞台の幕が開きました。






パンパスグラスと呼ばずに、仲間たちは金ネズミ、銀ネズミで呼んでます。








      



    


3年前の10月の撮影ですが、自然環境に左右され、あれから撮影のチャンスはありません。今年こそは?


  




花穂は特に丈夫で,余程のことがない限りは、今の時期折れることは
ありません。花穂も数ヶ月、風に揺らぎ季節を過ぎ去ります。 この風情が素敵で多くのファンが居ます。
9月の舞台の幕は開き始めました。




オオオニバス、浮葉に乗る。

2018-08-30 | 水生植物
昨日、川口グリーンセンター、水生温室内の正式名、パラグアイオオオニバスの浮葉に
お子さんたちを乗せる、夏休みのイベントが行われました。 多肉の植え替えが終わらず、行く機会を逃しました。そこで新聞の切抜きを撮り、見にくいですが
こんな状態と判断してください。 水生温室内でこのイベントが行われたのは10年ぶりでした。



浮葉の表には刺があり、緑の工夫した座布団を置き、子供たちを乗せてます。すごくにぎやかな光景でしたと
係りの人が言ってました。







育成係りの方が抱きかかえて、緑の座布団の上に載せて、ハイ、ピース、夏休みの思い出。映りが悪く申し訳ない、





今年はこのイベントのために、オオオニバスをこの場所に配置したと改めて理解しました。




裏の浮葉の様子は見ることが出来ないので、裏返しにして見せる、貴重な試みです。





     

9時半ごろにグリーンセンター内に入り、温室内はまだ27度でした。お客様はわずかでした。明日で8月も終わります。








植え付け開始、多肉植物

2018-08-29 | 多肉植物
多肉植物会社で8月の中旬から移植などをおこなう予定が
猛烈な暑さのため植え替えを遅らせてましたが、ここにきて涼しくなり始め、一挙に昨日から移植をはじめ、やっと目安が
付きました。 真夏などは移植は自分はいたしません。 この時期は多肉植物には無理が生じます。
移植が終われば成長が9月ごろから始まります。 

ミニプラグの小苗をバラして小さな鉢に植え替える。手間のかかる作業ですが、売り物で細心の注意が必要です。
売り物には明記版が必要で、小苗のころから名称を記入して置き、差し込んで起きます。





困ったことにエケベリアの明記版がありません。数百種のエケベリアなどわかりませんが
似てる範囲内の名称を書き込み入れる予定です。   左からアトミー、エケベリアでは無いです。ブルーミニマム 黒爪ザラゴーサ
 ザラゴーサ 各






    

培養土の配合土は 赤玉4 鹿沼土2 クン炭 軽石 バーミキュライト ゼオライト
各1を入れての培養土を作ります。 多肉植物は根が細く、塊のような培養土では細い根が成長をしません。根は細かい土の中で伸びてゆくのが原則です。
どんなに水分を与えても根が動かないのですぐに、細い枝ものなどは枯れてしまいます。
わずかな根が出ても細かな土に移植をしなければ、立派な苗木には成長をしません。 長く栽培を繰り返してきた栽培士の方々は知ってます。
 


ドルフィンネックレスは細かな培養土で秋口近くで繁殖をいたします。セネキオ属は培養土、光、通風、潅水、
これらの要素で大株に成長をいたします。大きくなればすぐに株分けをするのは危険です。せっかく成長をして根が丈夫な株を大きくなったのを
分けるなどはいたしません。





  


理由がわかりませんが、流行のマサイのヤジリ、すぐに買い手が付きます。

   


お馴染みのコダカラベンケイソウ、


   

今日で多肉植物の植え替えと培養土の配合作りが終わり、安心しました。 9月には園芸部の樹木待機所の幹巻きが始まります。
1年に2回の移動日、場所は抽選で52社の造園、園芸所、これがまた大変。









イチョウの巨樹 33 樹齢700年。

2018-08-29 | 巨樹
安行地区、安行花街道の延長線の道を約2キロ先に、埼玉県安行、峰が岡八幡神社
の境内には、樹齢700年、幹周り8.2m 樹高20mのイチョウの巨樹が、地域の皆様方に長く、守られ御神木として境内に鎮座してます。

主幹はすでに数百年前に、雷にうたれ途中で折れてますが、幹周りからヒコバエを出して長い歳月をかけて、巨木になり
通称、千本イチョウの巨樹名称で、峰が岡八幡神社の本殿横に、必勝祈願、安産祈願の御神木として崇められ、生き続けてます。










毎年、1月の中ごろに、注連縄と枝垂れ紙を新しい物と交換して、邪悪なものを
一切寄せ付けない、結界を作ります。枝垂れ紙は破けやすく、そのつど神官の方が変えてるのを見てきました。



        

ヒコバエを出さないイチョウの巨樹は1本立ちで、樹高も高く姿も見事です。しかしヒコバエは寝周りを強くして、巨樹を
支えます。風雪に耐える力は膨大です。東北地方にあるイチョウの巨樹は多くがヒコバエを出し巨樹を支え、生き続けてるのが現実です。






峰が岡八幡神社は境内が広く、2の鳥居が朱塗りで参道は石組み、さらに進むと山門から本殿を眺めることができます。
境内は多くの樹木に覆われ、静かなたたずまいを見せてくれます。巨樹の周りには柵は設けていませんが、根廻を踏みつけることの
無いように、立ち入りを禁止してます。


        


巨樹の定義があります。地上から1.3mの幹周りが5m以上、3~5mまでは巨木の名称です。
環境省と日本の巨樹のデーターベースを管理してる人の定義がありますが、樹木の種類によって違いが両者にはあります。
巨樹は全国に約3500本、ベスト3はクスノキ、イチョウ、ケヤキ、この3樹木が選ばれているのは間違いありません。  安行事務所。




色付き始める、樹木の実

2018-08-28 | 樹木
昨日の雨には驚きました。今日の安行地区は久しぶりに
過ごし易い朝を迎えました。 猛暑の中でも樹木たちは実を色付かせて来ました。
最近、目に付いた実を載せてみました。


コムラサキ、サンゴジュ、ハナミズキ、色付きを始めた実だけです。9月が目の前ですね。










      


この安行花街道は毎日、通りますが綺麗な実を見せてくれます。















花々で季節感を感じると同様、実の色付きに季節の流れを感じます。



雑木林 ヒガンバナ

2018-08-27 | 植物、花
季節は正直です。1週間前に出向いたときは何も見えなかった、
ヒガンバナが雑木林の中で咲いてます。 それもいわゆる、白花ヒガンバナが2つひっそりと咲いてました。雰囲気が良く、暫く眺めて
歩きだし、離れた場所にはヒガンバナが少なめですがポツリ、ポツリと咲き出し、厳しい残暑でも。花々を見ると季節の流れを
感じます。今日も安行地区は猛烈な暑さでしたが、雑木林の中で自然の営みを感じ取りました。



白花彼岸花は彼岸花とショウキズイセンの雑種と聞いてます。色素の関係で
色が変化したと、聞いてます。自分はマンジュシャゲの和名が好きで良く使いました。













      






少し歩き出すと彼岸花がポツリ、ポツリと咲き始める場所に来ました。1週間前にきた時は熱風が吹いてましたが
今日は雑木林は何かとても過ごしやすい気温で驚きました。花数は例年になく少ないですが、この場所は秋と感じ取りました。






    


晩夏の季節が後、1週間ですね。    安行地区より。




トケイソウ 各

2018-08-26 | 植物、花
実が生る、クダモノトケイソウはとても奇抜な花を咲かせます。
トケイソウは観賞用もありますが、多種多彩な色も見せてくれて、ネットフェンスに絡ませて鑑賞をすると面白いです。







クダモノトケイソウの実です、時間が経つにつれて赤みが増します。




           各種トケイソウの花、個性的です。



           


いつもなら雑木林の中では秋の山野草などが僅かですが見られますが、今年は見られません。キツネノカミソリも
見られなく、林の中でさえ、熱風が吹いてました。

鬼蓮、オニバス 

2018-08-25 | 水生植物
今日も猛烈な暑さで、園芸部の花々や樹木待機所の苗木には午前中と午後に
毎日水遣り、ホースでの水遣りですが敷地が大きく、1時間かけての仕事が毎日続いてます。当番制です。


昼前に川口グリーンセンターの育成温室を訪ねました。わずかな時間だけ入れてもらいました。一般の人は入れません。
オニバスの鉢植えが、花を咲かせてくれてます。大きな浮き葉に似合わない小さな紫の花の美しさ。8~9月頃が開花時季です。





表面、裏面に生えるトゲは硬く、とても鋭いです、今の時期に大きな葉を水面に広げる
浮き水性の水草と言われ1種のみの、オニバス属です。オニバスの花は浮き葉を突き破り蕾を葉の上に出し開花します。










水生温室に立ち寄るとオオオニバスが巨大な浮き葉を広大に広げ、純白の大きな花を咲かせてます。
水生温室も横窓が開けられてますが、とても暑く、普段の8月下旬の温室内の気温を超えてます。









  


温室を出ると、空に積乱雲がモクモク、どう見ても真夏の空ですね。

花サボテン ブライダルコスチューム 3

2018-08-25 | サボテン

前回6月10日,8月16日、に咲いた株と違う株、多くの花弁を持ち
縁取りがピンクのホワイト系の大輪の花、直径10センチ弱、交配種の中でも一際,見事な花姿、
何世代も交配を繰り返して生まれた、ブライダルコスチューム、実生苗頂いてから8年目、今年も
綺麗に昨日の夜半に咲き、早朝に終焉となりました。


















毎年、残暑が始まり終わるころに、花サボテンは秋に向けて、再び花を
咲き始めます。 今年はいまだに真夏模様。 でもサボテンに限りませんが、植物は再び成長をはじめる、涼しい秋口を感じてます。