春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ジャワフトモモ 花

2018-05-17 | 樹木
鮮やかな熱帯花木の花と実。 花は白色、糸状のおしべが房のように
放射状態になって付き鮮やかさを、板橋ドーム内に見せてくれます。原産地はインド、マレーシアに見られる樹高3~10m常緑高木
熟すとコマ形の果実を、ジャックフルーツと同じように枝に直接つけます。














実は7月ごろから8月に枝から直接実を付けて、最初は白から次第に鮮やかな紅色に変化する。
洋ナシ型で甘酸っぱく香りが有り生食されて水分が多いので

熱帯で、のどの渇きを癒すために使われてた。同種のミズレンブの実を過去に食したことがあります。確かに果実はほとんど水。




 

南国の果実はとてもおいしく、外れたことがありません。強運です。見て直感でこれはダメ、手をつけてはいけないと
思う過去もありました。 多くを現地で学びました。






世界最大の果実、波羅蜜

2018-05-17 | 樹木
板橋ドームの中に英語でジャックフルーツの巨大な実がぶら下がってます。
ぶら下がりのこの大きさの果実を初めてここで見ました。 いつも時期が違い、下の机に載せられたジャックフルーツは見てましたが。
大きさは平均40センチ、40~50キロもある重さもあります。 若いころにバンコクに赴任してた頃、最大で80センチを越える
巨大な果実を見た記憶があります。  ドリアン同様、黄色に熟すると強烈な臭いを発します。ドリアンとはいささか、別な臭いです。














若い果実のぶら下がりはこんな状態です。

  

板橋ドーム内の最大の大きさであった果実がこれ。持つことが不可能。






過去を振りかえります。ベトナムで見たジャックフルーツ果実と樹木の幹の大きさ。

 

  


今年のカンボジアのシェムリアップのマーケットの通りで見かけた、ジャックフルーツ
の果実だけを売る店員さん。 偶然に出会い、舞い上がってしまいました。それも大好きな巨大なガジュマルの下での営業。





ドリアンは多く食した過去はありましたが、ジャックフルーツは久しぶり
とても美味しく、チューインガムのネットリ感の甘味たっぷり、カンボジアリエル、200リエルでの支払いで存分に食しました。南国の
トロピカルフルーツ。当時のことを考えると、ほろ苦く甘さを感じる昔の思い出が蘇ります。








カンボジア旅で載せましたが、もう一度説明を加えます。種の周りに果肉が付き、白い部分が樹脂でナイフで切ると
刃先に粘つきが絡み、水で洗い流しながら切り取って行きます。大皿に手を伸ばし頂く、果実、ガジュマルの下で食し、しばし
放心状態、一人旅勝手気まま旅を今でも思い出します。


   

近頃では有名なフルーツパーラーにはスリランカからのシャックフルーツが店頭に並ぶようになりました。 訪問して、長く見ていただき有難うございました。