ラジオにツッコミ！

日曜日、ラジオを聴くためにだけに
車を走らせるときがある
　
家にラジオがないわけではないが
どうも、ラジオの前に正座する
昭和初期スタイルでは、時間がもたない
ラジオを聴くのに、時間がもたないとは
矛盾しているようにも聞こえるが
何かをしながら聴くのがラジオの醍醐味だと
解釈する身からは
あの、ハンドルを握り音楽やトークが流れてくる
空間がなんとも心地よい
　
が、これは
我が一人の嗜好でもあると
感じると同時に、一人で聞くからこそ
楽しいとも言える
　
以前、花火大会に出かけたとき
ラジオから流れる軽快なAM放送の
おじさんパーソナリティの痛快な駄洒落を
聞きながらアクセルを踏み続けていると
　
「CDかMDないの？」
　
って言われた事があった
　
（あん？）
　
とは思ったが、口には出さない
そうか、音楽が聴きたかったのか！
と思ったが、あいにくCDもMDも積んでなかった
　
「残念ながらないけど、これ、HDDやから！」
　
と、おじさんパーソナリティに負けないように
ちょっと捻ったジョークで返したつもりだったが
伝わらなかった
　
ドライブするのに、音楽はツキモノだと思うが
他愛も無い会話とか、世間話とか
とにかく、ラジオと対話しながらの時間が
愛おしいと感じるときもある
　
ラジオとの会話
　
確かに、これは一人でいるときしか
成立しないシチュエーションだ
　

仏像

100円ショップに出かける
　
必要なモノが出来たとき、一旦は100円ショップが
脳裏に浮かぶ
安い、とにかく安さが魅力の100円ショップ
いろんなモノが揃うけど、買うものに
よっては、吟味が一応は必要だ
　
今回、買いに出掛けたのはバインダー
書類を綴じようと思いたったから
これなら充分、品質も問題なし
文房具店に行っても、２穴ファイルぐらいなら
100円なのか？と思いながら店内へ
　
おっ！
　
一体の仏像が目に入った
運命の出会いだろうか？
100円ショップで出会った仏像さん
買った
　
ご利益は、深甚しだいです

飲めればいいです

例年ならば、恵方巻き寿司やバレンタインの
話題がにぎやかに聞こえて来そうな時期だが
今年は、どうだ、不景気が影響してるんだろうか
あまり目にすることが少ないような
気がしないでもない
　
一つにはテレビをあまり真剣に見なくなったって
事があるだろうし
コンビニに立ち寄って、立ち読みしたあとに
何かを買って出てくるってことも
少なくなったってのが、影響しているかも
知れない
いや、それが殆んどの原因だろうと・・・
　
昨日も、別に買うものはなかったが
コンビニに立ち寄った
いつも同じコンビニだと面白味がないので
違うコンビニへ
まぁ、違っていっても品揃えに大差が
あるわけでもなく、コンビニはコンビニに
違いないのだが
　
品揃えの点で言えば
本の種類は、少々見せによって違うように思う
学校の近くだとか、普段の客層にも
影響されるんだろうけど
店によって、欲しい本がなかったりするから
その点で言えば、多少は店によって
差がつけてあるんだろうね
　
あっ、そうそう
カップ麺も店によって、品揃えが違う
色んな店をリサーチしたわけじゃないから
断言はさけておくとしても
店によってカップ麺の取扱も違う
そう思って考えてみれば
コンビニにも店によって違うってところも
あるんだろうね
　
そんな感じで、昨日はいつもと違う
店に立ち寄った
紙パックのお茶を二つとオニギリ
期間限定のファンタを１本買った
レジの女の子はバイトのようで
かなり若い
　
手際よくバーコードを読み取っていたが
最後の烏龍茶のパックが手につかなかったようだ
　
「あっ、あっ・・・」
　
じっと見ていたが、落ちた
　
「すみません」
　
まぁ、余裕ですよ
一瞬、取り替えるかな？って思ったけど
そのまま、少し埃を払って
　
「すみません」
　
余裕です
いいですよ、怒りません
　
そんな、穏やかな気持ちでコンビニをあとにした
　
　

カレーの日

なんだそうだ
ラジオでそう言っていたが
理由は忘れた
まぁ、大した理由ではないだろう
　
日めくりのカレンダーを見ていると
毎日、いや、毎日は少し大袈裟だが
何かしらの記念日になっていることに気付く
バレンタインデーがある業種団体の
陰謀であることは
明白な事実だが、他の記念日等の裏側にも
何か大きな力を感じずにはいれらない　
　
そんなカレーの日であるが
基本的に、どちらかと言えば
好きな方ではない
日本人と言えば、ラーメンとカレー
この二つは、国民食と言っても過言ではない
それほど、この二つを作っておけば
文句が出ることは少ないし
外食も迷えば、ラーメンかカレー
もしくは回転寿司をチョイスしておけば
大きな失敗はない
　
しかし、そんな
　
“誰もが好きなはず”
　
って言う、傲慢な態度が気に入らない
確かに、あのにおいはタマラナイ
腹が減っているときには、脳の中枢神経を
必要なまでに刺激するのは事実だが
必死に抵抗してみる自分が
可愛いときもある
愛おしいときもある
　
が、最後には何とも言えない
あの香辛料の香りに引き寄せられる
　
なんだ、結局食うのかぁ！って
そうです、食べますよ
美味しいですからね
　
それだけです
　
　

福袋

中身の判らない福袋はありかなしか？
　
何を持って“あり”と“なし”を分けるか？による
一万円相当のモノが五千円で買えることに
重点を置くならば
　
あり！
　
ってことになるし
自分の気に入るモノが入っているか？で言えば
　
ありえない！
　
ってことにもなりかねない
そういう僕は、これまで福袋の類を買った事がない
理由は勿論後者だ
闇鍋の如く、何が入っているのか判らないモノに
金を使いたくないのである
それが例え　
　
『絶対に損はしない！』
　
と銘打ってあっても、嫌だ
これと似た話がたまにある
レンタルショップで借りる“DVD”だ
パッケージから受け取る情報だけで
“あり”か“なし”かと決めなければならない
断わっておくが、この場合のDVDとは
もちろん、アダルトである
念のため
　
で、このパッケージから受け取るイメージで
選別にかけるのだが、今までイメージ通りの
モノがあったためしがない
いや、想像以上の嬉しい裏切りもあることには
あるのだが
冒頭に書いたように、それは歳者から望んでいる
ものではないし
想像通りのシーンが入っているほうが
重要なのである
　
大そうに書いているが、そうなのだ
殆んどの場合、僕の妄想の方が勝ってしまう
これはアダルトに限らず
映画などの作品でも同じ
意外と、本編のシーンがパッケージに
載っていない事があるのだ
　
僕の妄想は、作品を越えているのか？
それとも過度の期待感なのか？
これは！と思う作品にあまり出会えない淋しさを
感じながら
それでも足を運ぶ僕なのだ