会話のキャッチボールと言うが、同じ球を投げているとは限らない。
第三者として会話を聞いていると、たまに面白い機会に遭遇する。
例えば、1人は横浜ベイスターズの話をしているが、片方は
横浜Fマリノスの話をしているなんて場合。
お互いに“横浜”の共通点はあるものの、まったく違う話である。
違う話のはずなのに、お互い気がつくことなく、スムーズな会話に
なってたりするから不思議だ。
A「最近どう?」
B「全然あかんわ。騒がしくなったからね。」
A「そうやな。前から一応気にはしてたんやけどね~」
B「もう、店に行くこともなくなったわぁ」
A「オレもや。起こってからでは、やっぱり遅いからね」
B「ほんまやぁ! 怒ってからでは遅いでぇー!」
A「ほな、最近はもっぱら家で?」
B「そやなぁ~。」
A「世間の目も厳しいからな」
B「オレの場合、世間より親戚の目が一番怖いからな」
A「そう言うたら、お前のお義父さん、警察官やったな」
B「厳しすぎるんやわ」
A「でも、やっぱ起こってからでは遅いから、気をつけるのは当り前やで」
B「うん、取りかえしつかん事になったら、えらいこっちゃからな」
A「まぁたまには、受付嬢誘って行くこともあるけどな」
B「おぉー! で、最終的には・・・?」
A「最終的には、まぁその子に頼み込んで乗せてもらうかな」
B「えっ? 受付嬢に!」
A「何や、急に大きな声出して。お前はどうしてるんやぁ?」
B「オレは最近ずっと、嫁に乗せてもらってる」
A「おぉー、それが一番エエで! 誰にも迷惑かからへんし」
B「けど、マンネリやんかぁ! ちょっと新鮮味がな~」
A「贅沢言うたらあかんで! ええ奥さんやないかぁ!」
B「オレの事より、お前の方はどうなんや? 受付嬢って」
A「えっ? 嫁さんは感謝してるみたいやで、彼女に」
B「感謝してるの? ちょっと怖い話ちゃう?」
A「怖い? あぁ、年下やからちょっと頼りないけどね」
B「年下ぁ! ええな若い娘は」
A「まぁ、飲んだら乗るなってことやぁ!」
B「オレ、飲んだら余計乗りたくなるけどなぁ」
A「あほかぁ!」
B「そうやな、これ以上子供が増えてもなぁ~」
A「子供が増える? えっ? お前なんの話してるの?」
B「えっ? オレの浮気がバレた話やろ?」
A「・・・・・」
わかりますか?
Aは勿論「飲酒運転」の話をしてたんです。
・・・・お後がよろしいようで。
第三者として会話を聞いていると、たまに面白い機会に遭遇する。
例えば、1人は横浜ベイスターズの話をしているが、片方は
横浜Fマリノスの話をしているなんて場合。
お互いに“横浜”の共通点はあるものの、まったく違う話である。
違う話のはずなのに、お互い気がつくことなく、スムーズな会話に
なってたりするから不思議だ。
A「最近どう?」
B「全然あかんわ。騒がしくなったからね。」
A「そうやな。前から一応気にはしてたんやけどね~」
B「もう、店に行くこともなくなったわぁ」
A「オレもや。起こってからでは、やっぱり遅いからね」
B「ほんまやぁ! 怒ってからでは遅いでぇー!」
A「ほな、最近はもっぱら家で?」
B「そやなぁ~。」
A「世間の目も厳しいからな」
B「オレの場合、世間より親戚の目が一番怖いからな」
A「そう言うたら、お前のお義父さん、警察官やったな」
B「厳しすぎるんやわ」
A「でも、やっぱ起こってからでは遅いから、気をつけるのは当り前やで」
B「うん、取りかえしつかん事になったら、えらいこっちゃからな」
A「まぁたまには、受付嬢誘って行くこともあるけどな」
B「おぉー! で、最終的には・・・?」
A「最終的には、まぁその子に頼み込んで乗せてもらうかな」
B「えっ? 受付嬢に!」
A「何や、急に大きな声出して。お前はどうしてるんやぁ?」
B「オレは最近ずっと、嫁に乗せてもらってる」
A「おぉー、それが一番エエで! 誰にも迷惑かからへんし」
B「けど、マンネリやんかぁ! ちょっと新鮮味がな~」
A「贅沢言うたらあかんで! ええ奥さんやないかぁ!」
B「オレの事より、お前の方はどうなんや? 受付嬢って」
A「えっ? 嫁さんは感謝してるみたいやで、彼女に」
B「感謝してるの? ちょっと怖い話ちゃう?」
A「怖い? あぁ、年下やからちょっと頼りないけどね」
B「年下ぁ! ええな若い娘は」
A「まぁ、飲んだら乗るなってことやぁ!」
B「オレ、飲んだら余計乗りたくなるけどなぁ」
A「あほかぁ!」
B「そうやな、これ以上子供が増えてもなぁ~」
A「子供が増える? えっ? お前なんの話してるの?」
B「えっ? オレの浮気がバレた話やろ?」
A「・・・・・」
わかりますか?
Aは勿論「飲酒運転」の話をしてたんです。
・・・・お後がよろしいようで。