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ナイス・インだよ!

2006年10月02日 | 日記・エッセイ・コラム
会話のキャッチボールと言うが、同じ球を投げているとは限らない。

第三者として会話を聞いていると、たまに面白い機会に遭遇する。

例えば、1人は横浜ベイスターズの話をしているが、片方は
横浜Fマリノスの話をしているなんて場合。

お互いに“横浜”の共通点はあるものの、まったく違う話である。
違う話のはずなのに、お互い気がつくことなく、スムーズな会話に
なってたりするから不思議だ。


A「最近どう?」
B「全然あかんわ。騒がしくなったからね。」

A「そうやな。前から一応気にはしてたんやけどね~」
B「もう、店に行くこともなくなったわぁ」
A「オレもや。起こってからでは、やっぱり遅いからね」

B「ほんまやぁ! 怒ってからでは遅いでぇー!」

A「ほな、最近はもっぱら家で?」
B「そやなぁ~。」

A「世間の目も厳しいからな」
B「オレの場合、世間より親戚の目が一番怖いからな」

A「そう言うたら、お前のお義父さん、警察官やったな」

B「厳しすぎるんやわ」

A「でも、やっぱ起こってからでは遅いから、気をつけるのは当り前やで」
B「うん、取りかえしつかん事になったら、えらいこっちゃからな」

A「まぁたまには、受付嬢誘って行くこともあるけどな」
B「おぉー! で、最終的には・・・?」

A「最終的には、まぁその子に頼み込んで乗せてもらうかな」
B「えっ? 受付嬢に!」
A「何や、急に大きな声出して。お前はどうしてるんやぁ?」

B「オレは最近ずっと、嫁に乗せてもらってる」

A「おぉー、それが一番エエで! 誰にも迷惑かからへんし」
B「けど、マンネリやんかぁ! ちょっと新鮮味がな~」
A「贅沢言うたらあかんで! ええ奥さんやないかぁ!」

B「オレの事より、お前の方はどうなんや? 受付嬢って」
A「えっ? 嫁さんは感謝してるみたいやで、彼女に」

B「感謝してるの? ちょっと怖い話ちゃう?」

A「怖い? あぁ、年下やからちょっと頼りないけどね」
B「年下ぁ! ええな若い娘は」

A「まぁ、飲んだら乗るなってことやぁ!」
B「オレ、飲んだら余計乗りたくなるけどなぁ」
A「あほかぁ!」

B「そうやな、これ以上子供が増えてもなぁ~」

A「子供が増える? えっ? お前なんの話してるの?」

B「えっ? オレの浮気がバレた話やろ?」

A「・・・・・」

わかりますか?
Aは勿論「飲酒運転」の話をしてたんです。


・・・・お後がよろしいようで。
 











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