日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

二度目の妊娠・パート2

2006-04-18 | 苦あれば楽あり
(長くなりそうなので「二度目の妊娠」は二部構成にしました)

手術は深夜だったにもかかわらず、運よく主治医の先生も麻酔医の先生もそろっていらっしゃったのは、運が良かったとしか言いようがない。

それにしても、帝王切開って「部分麻酔」なんだよね…
子どもの誕生の瞬間に意識があるのはうれしいんだけど、お腹を切ってるときに意識があるというのは全然うれしくない!!
実際手術中に、執刀医の先生方が「もう少し切ったほうがいいんじゃないか?」「いや、これでいいんだ」などと意見が食い違っているのが聞こえてくるのは気が気でなかった。

そんなこんなで無事出産。一仕事を自分の力で終えたと言うよりは、あれよあれよと言う間に流れ作業に乗っているうちに終わった、という感じだ。

しかし、シンドイのはそれで終わりではない。
子宮収縮や手術の傷口、授乳などなど、「痛いこと」続きなのは想像していた通りだったが、意外にも実はそれよりもっとつらいことがあった。
手術終了後から数日間、足に原因不明の湿疹が出て、寝てもさめてもかゆくてかゆくてたまらなかったのだ。

変な比べ方かもしれないが、
いつかは終わる「痛み」(たとえものすごい痛みでも)に立ち向かうほうが、
いつ終わるともわからないかゆみに寝ても覚めても苦しめられるよりもマシだと思う。まさにあれは地獄の苦しみと言ってよかった。
子どものアトピーに悩んで心中までしてしまう人の気持ちが、昔は全く分からなかったが、今はそのつらさが少しはわかる。
結局湿疹は原因不明なまま自然に消えたのだが(私は“溶ける縫合糸”があやしいとにらんでいる)私の人生観を一変させる出来事の一つだったことは確かだ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございましたm(_ _)m (めすねこ)
2006-04-18 21:01:37
こういうことを経験されていると、戦友になりますよね。

私は今のところとっても順調で何の心配もないんですが、これってすごく幸せなことなんだなぁと改めて思いました。



まだ最後の大仕事が残っているので私の出産物語はこれからなんですけどね(笑)



初産は長引くって言いますしね…

無事に出産が終わったら、私も長編を書きたいと思います。
返信する
めすねこさんの (midstream)
2006-04-18 23:03:02
出産物語も、お待ちしています!



> 初産は長引くって言いますしね…

これも、大いに人によりますよ。

これからまだ「自然分娩編」が続きますので、そのへんもこれから…お楽しみに♪
返信する

コメントを投稿