日々思うこと

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人は外見で判断できない

2004-04-19 | 堅めの話
今日はボーイスカウトの活動で駅での募金活動をした。

…さて、イキナリですがクイズです。
募金に協力してくれる確率が高い人はどちらでしょう??

1.ハンドバッグを探りながら歩いてくるきちんとした身なりのおばさま
2.ポケットに手を入れて歩いている茶髪の若者

…答えは2番なんですよね~。
3年にわたって募金に立った上での実感ですから、まず間違いないと思います。

…まあ、「募金に協力してくれる」=「イイヒト」、「協力しない」=「ワルイヒト」というわけではないかもしれないが、実感としては「人は見かけではわからないものだ」という気持ちは確かなものになりつつある。


…ところで、街頭での募金活動に否定的な感想を持つ人も多いと思う。

実は私もかつてはそうだった。
ボーイスカウトで自分が募金活動に参加していなければ、今でも「そんなんでチマチマ小銭集めるより、どっかで働いて実際に人の役に立ったほうがいいんじゃないの?」な~んてクールに眺めていた側だったかも…

でも今では…

親からもらった小銭を握りしめてかけてきて、募金箱に入れた子どもが、「ありがとう」と言われて見せるうれしそうな笑顔。
一度は通り過ぎたのに、わざわざまた戻ってきてくれるおじさん。緑の羽根をつけようとすると照れくさそうに「いらないから」と立ち去ろうとする。
「ありがとうございました!」の子どもの声を受ける背中からも、うれしい気持ちが伝わってくる。

こういう、「世の中捨てたモンじゃない」的な気持ちを持たせてくれるのは、募金活動ならではかもしれない。

(…それに、先に述べたような「人間ウォッチング」ができるいい機会にもなっているし…)

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