goo blog サービス終了のお知らせ 

日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

「公職選挙法に関するご注意」

2007-07-20 | 今日の出来事。(社会編)

…という注意書きが、いつの間にか編集画面に出るようになったのね。
でも、記事の紹介くらいならいいかな?


不可解な日本メディアの安倍批判

 ≪日本経済は悪化?≫

 7月の最初の10日を東京で過ごした私は、日本のメディアの多くが安倍内閣に否定的な見解を示しているのを知り、驚いた。もし、私が日本のことをよく知らなかったら日本経済がきわめて悪い状態にあるからに違いない、あるいは日本にとって通常最も重要な国内問題である経済と、外交問題での日米関係の処理を安倍首相が誤ったからに違いない、と思っただろう。

 しかし、これら経済、外交などの面で安倍内閣はうまくやっているように思える。日本経済は劇的ではないにしても堅調な成長を続けており、株式市場も上向きだ。米国で聞いたように、私は日本でも超富裕層と一般庶民の間の格差があまりにも大きく、より大きくなってきているとの不満の声を聞いた。グローバリゼーションは日本や他の先進国で超富裕層を生みだしつつあるようだが、中流層もなお、うまくやっているようにみえる。ほとんどの日本人が自身を中流だと考えているのは、いうまでもない。・・・(以下略)

 ≪安全保障への脅威≫

 小泉前首相と安倍首相が十分に理解していることは、日本が北朝鮮によって容易ならぬ安全保障上の脅威に直面し、かつ膨張を続ける不透明な中国の軍事力という現実に直面している事実なのだ。日本は核武装した狂人や中国人民解放軍に単独では立ち向かうことはできないのだ。

 小泉前首相は、靖国参拝と、それゆえ日本と中国、韓国との関係を不必要に損なってしまったと批判された。私は、日本の首相には靖国に参拝する権利があり、中国や韓国は政治的動機のみで靖国参拝を批判していると考えるが、安倍首相は北京とソウルへの訪問によって、日中、日韓関係を改善したようだ。さらに安倍首相は、日豪共同宣言に署名することで、両国の安全保障協力を強化した。

 だから、私はなぜ日本のメディアが安倍政権をお粗末だと論じるのか、不思議に思っている。もちろん、私は安倍内閣の3人の閣僚が辞任(1人は自殺)したことを知っている。どの場合も、私は適材が任命されたと信じる。しかし、ひとたび問題が起きると、いかに大臣としての能力があったとしても、個人的な問題が職務遂行を不可能にしたことを熟慮した後、更迭されたのである。


 ≪成功ゆえの苦しみ≫

 久間防衛相の辞任は、私が東京にいるときに起きた。しかし、これまでと同様、安倍首相は早まったり、感情的になったりせず、慎重に公正に行動した。そして、安倍首相は辞任を受容する時だと判断したとき、非常に有能な小池百合子氏を後任に選んだ。

 私は小池氏がアラビア語や英語を流暢(りゅうちょう)に話すというだけの理由で「有能だ」と言うわけではない。彼女が国家安全保障の専門家で、十分な政治的指導力を発揮していたから「有能」と言うのである。

 私は米国テネシー州の我が家に戻り、中高年の人々に日米関係を教えている。学生の1人が私に尋ねた。日本の女性は、今も男性と平等の社会的地位を与えられていないのか、と。私はアメリカにはいまだかつて女性の国防相がいたことはないと答えた。

 東京を去るにあたっての私の結論は、安倍首相はこれまでの成功ゆえに苦しんでいるということである。彼は国内経済と外交政策という膨大で重要な問題を非常にうまく処理してきたので、彼を批判する他の理由を見つけるしかないメディアもあるのだ。

 年金問題は一過性というより永続的な管理の問題であり、安倍首相はなんとか解決しようとしている。しかし、2001年以来の日本政治の成功に苛立(いらだ)っているメディアもあって、それらは安倍首相の行動のことごとくを失敗とみなすのに忙しいのだ。


大臣の頬のバンソーコーにまで難癖をつけるようなヒステリックさにはうんざりしていたので、たまにこういうクールな論を読むとホッとする…
なんでもそうだけど、「あらさがし」ばかりしてると評価すべきところを看過してしまうという、大きな過ちを犯すことになる。
もちろん、それは逆も言えるけれど…

ところで、ネット上などで個人が政治についてあれこれ言っている記事をたくさん見るが、「ヒステリックかどうか」を見分ける簡単な方法がある。
記事の中にある、ただの印象や感情(特に意味のない罵倒語)の語を消してみるのだ。
それで、その記事が「本当に中身のある記事かどうか」がわかる。
中には、それをやると残りは何もなくなってしまうような記事もある…全くやれやれ、だ。

(ところで公職選挙法…大丈夫だよね?^^;)


最新の画像もっと見る

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヤマ親爺)
2007-07-20 18:11:30
キョーレツな個性を個性を持って民衆を引っ張っていくタイプにはウダウダ言いながらも同調してしまうんですよね。
誰にでも優しそうな安倍さんだと、なんでも文句をつけたくなるのでしょうか。
麻生さんも揚げ足取られてますが、マスコミ、もうイヤだね。
返信する
全くです。 (midstream)
2007-07-20 18:46:02
今度は麻生さん…「またか!!」という感じですよね。
揚げ足取りしか能がないマスコミはもうたくさんです…
返信する
うぅ・・・ (duca-me)
2007-07-21 23:09:58
やっぱうちのPC、変換が変・・・(-_-;)>好色千巨砲
何でもかんでも疑わなきゃいけない今の時代を先達たちは望んでいなかったと思うんですがね(爆)>大戦で戦った方々
返信する
Unknown (midstream)
2007-07-22 11:55:21
イヤ、duca-meさん的には正常運転でしょう(^o^)>PCの変換
それにしても、「いいところと悪いところを両方きちんと評価する」というのは、意外に難しいのでしょうかね…
返信する
Unknown (よね)
2007-07-24 22:04:23
「公職選挙法」
よし、うちのPCはまともだ。

本題。

http://blog.goo.ne.jp/gooa_yone/e/d6e36ec4db37eb8436cd82a94387282f

信じたくない私がいます。
返信する
よねさん、 (midstream)
2007-07-25 11:36:17
うわ~…これマジですか?!
いくらなんでもこれは…

というわけで、「給食ネタ」いただきました♪
ありがとうございます!
(スミマセン、今ネタなくて困ってるところだったので…^^;)
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。