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日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

「国風派」20代で台頭(日経MJより)

2006-03-06 | 今日の出来事。(社会編)
「和」が短期の流行を超え、長期的な消費の基調のひとつになろうとしている。
消費者の関心はしゃれた和風小物などから古来の精神文化へと深化していく。その動きの先頭に立つのは中高年よりも二十代の若者だ。社寺や茶華道、平安文化に傾倒する新たな「国風派」の台頭。底流には若年層の価値観の「近代離れ」がうかがえる。
(3月1日日経MJより)


いや~、私はそうじゃないかな~と思ってましたよ♪
(後からなら誰にでも言えるってのがクヤシイ…)
何を隠そう私自身も、「新撰組」の影響もあって最近急速に「日本」「和風」に傾倒していたりする♪(…二十代じゃないけどね…ホットケ!

日経消費マイニングの調査によれば、
「伝統的な日本料理」
「国内旅行」
「古典的な美しい日本語」
「神社仏閣など」
「京都の伝統文化」
などの項目で、「五年前と比べ関心が高まった」と答えた人の割合が軒並み増えているという。

「角帯をきちっと締めて立ち姿を変え、同時に精神面でもすっときれいに立ちたい、と思う若者が増えたようだ」(某呉服店社長)
「若い人の心構えが変わってきた。雅楽を一生の趣味と決め、息長く続ける人が多い」(日本雅楽会理事長)


この調査でとりわけ面白いと思ったのは、世代による価値軸の違いだ。
「子供・次世代に伝えたいこと」の回答を二十代と六十代で比べた結果は以下の通りだとか。

六十代では五割以上が「平和憲法や民主主義」を挙げ、以下
「高度成長を支えた勤勉さ」
「忠孝・長幼の序などの道徳観」
「科学的・合理的な考え方」と続くのに対し、

二十代では
「『雅』など京風の美意識や季節感」
「『わびさび』『幽玄』などの美意識、自然観や文化」
「『粋』『いなせ』など江戸町民の美意識や文化」
などが六十代の倍以上。
反面、
「科学的・合理的な考え方」は7.6%、
「勤勉さ」は11.4%しかない。
(「平和憲法や民主主義」も約35%。)


高度成長期や「戦後民主主義」で失ったものを取り戻す方向に、時代はちゃんと動いているようだ。
もちろん、これも「いいことばかり」ではないだろうし、行き過ぎはまた別の弊害を生むことも分かっている。しかしそれでも、とりあえずはこの動きを好意的に見守りたい。“和風好き”当事者としても…
(「だからアンタ二十代ちゃうやろ」って?いいんだってばっ!!

日本の教科書に文句つけてる国

2006-02-07 | 今日の出来事。(社会編)
Sankei Web 国際 世論調査「世界に最も良い影響与えている国」日本が1位に(02/04 12:29)

・・・「世界に最も良い影響与えている国」が日本、だというのは多少割り引いたほうがいいとしても…
…だって、「ハデな行動を起こせば敵を作りやすい=ジミなら敵を作りにくい」というだけの話、ってことがあるからね^^;
(例:アメリカ「悪い影響」…イランに次いで2位)

この記事でもっと注目が集まって欲しいのは
「日本は世界に悪影響を及ぼしている」と主張しているのは
「中国」「韓国」
の二カ国だけ、ってところだ。
よほど日本を悪役にしたいのね。そうすると自国にとってイイコトがあるんだな、と読むのが正しいんでしょう。

他の31カ国に忌み嫌われてでも、中国・韓国のご機嫌取りをすべきだとは、私には思えないな。
「日本はアジアで孤立している」と主張する中国・韓国だが、孤立しているのは一体どちらなんだろう…?w

犯罪は「社会に虐げられた弱者」が犯すもの?

2006-01-30 | 今日の出来事。(社会編)
高齢者の犯罪、全体の1割超える 法務省が対策研究へ (朝日新聞) - goo ニュース

…ほ~らね。
昨日のエントリと似たようなニュースだが、更にパワーアップしている。
「孤独感や病気に加え、年金不足や就職難などの経済的な問題も背景にあるとみられる。」なんて注釈に、隠された(見え透いた?)“意図”を感じる。
どうあっても高齢者を弱者にしたいのね。で、「結論!虐げられた弱者による犯罪を増やす今の政治は悪である」と。
…しかし孤独感や病気で「配偶者殺人」の多さ(…最近の高齢者殺人に特徴的らしい)まで説明付けようとするのはごっつ無理がないかい??

「北海道警は昨年暮れから事件を起こした高齢者を取り調べる合間に、共通の質問を始めた。将来への不安や収入の減少、孤独などが動機となっていなかったかと具体的に尋ねる。500サンプルほど集めて分析し、高齢者犯罪の抑止対策を検討するという。」
らしいんだけど、頼むからちゃんと調査してね。間違ってもこんな質問&選択肢&統計法になりませんように…

「あなたは将来に不安を感じることがありますか?」
1.不安を感じたことは一度もない・・・・・a%
2.ごくたまに不安を感じる・・・・・b%
3.ときには不安を感じる・・・・・・c%
4.しょっちゅう不安を感じる・・・・d%
5.いつも不安を感じる・・・・・・・e%
…結論!高齢者のうち(b+c+d+e)%もの人が将来に不安を感じている!!

…これを見て笑ってもらえたならホッとする。でも世の中結構そういう人をコケにした統計調査がまかり通っているのだ。
Bookmarkにある「死者は生き返ると子供たちが信じている」と煽るメディア」は私にそれを確信させてくれた。
また「猫は勘定にいれません」さんの「統計・調査」にも、いろいろなアホな調査の数々が列挙されていて、目からウロコが落ちまくりだ。ぜひご一読あれ。

(おお!見れば同じ記事についてエントリを書いておられるようです。こういうときにはトラックバックとかすればいいのかしら…?でもやったことないし…あ゛~悩む

メディアに惑わされないために

2006-01-28 | 今日の出来事。(社会編)
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 60歳以上の受刑者急増、新規入所10年で2・6倍

メディアでセンセーショナルに取り上げられるのは若者の犯罪ばかりだが、もっとこういう事実に目を向けて欲しいと思う。
数字ばかりに目を向けてはいけないと思うのだが、

全体の成人受刑者に占める60歳以上の割合は11%(03年)に上る、というのを聞くと、これはすごいな…と思ってしまう。
ドイツは(2・6%)、英国(2・8%)、米国(3・1%…55歳以上)、なのに、だ。

中高年の犯罪は、少年犯罪データベースドアで、「養老孟司先生世代の脳は狂っている」というコラムを読んで以来気になっていたことだ。
まだまだ現実の分かっていない若者が、若気の至りで犯罪を犯してしまうというのはまだ理解できるが、それなりにもう現実と折り合いがついていなければならないはずの中高年に犯罪が多いというのは、一体どういうことなのだろう。
「ゲーム脳」なんぞの「エセ科学」を取り上げているヒマがあるなら、そのへんのところをもっと研究して欲しいものだ。

えらいこっちゃ!!

2006-01-25 | 今日の出来事。(社会編)

Sankei Web 社会 陸自の最新型ミサイルデータ、総連団体に流出(01/24 07:58)
…平和平和って言ってる連中は、どうしてこういうニュースをもっと取り上げてくれないのだろう?!(かくいう私も「ブログ筋」がなかったら見過ごしていただろうけれど…^^;)
ヤマハの不正輸出疑惑といい、これといい…いくら軍縮軍縮と叫んでも、こっち方面がお粗末だったら結果的には紛争や戦争に大きく貢献してしまうことになるのに…

話は変わるが…
ねこまんまさんの「独、イラク戦争でアメリカに情報提供」でも思ったことだが、「侵略」とか「占領」というのは
「武力」をもって行われる
ものだ、と思い込んでいる人が多すぎる気がする。(だから「非武装=平和」と安易に結びついてしまうのだろう。)
しかしそれは、子ども番組の「宇宙人侵略!」のレベルから抜け出せていない、単純かつ幼稚な考えだ。
国際社会の目も厳しいこのご時勢に、そんな分かりやすいやり方で「占領」が行われるわけがない。
イジメだって堂々と行われるものより陰湿なもののほうが多い、ということを見たって明らかだろう。表立って手を出す「イジメっ子」は、実はまだタチがよいとも言えるのだ。

日本をいつまでも「人道的にナッテナイ」国扱いにしたい国たち(そしてそれにのっかる一部の日本人たち)がいる。
そうすることでどんなメリットがあるか?目に見える悪役にはならずに「侵略」を潜行させることができるのだ。自分たちの「正義の味方」面を崩すことなく。

教科書や靖国問題に飽き足らない中国・韓国は、そのうち「教科書も作ってあげましょう」「政治家も選んであげましょう」果ては「政治もやってあげましょう」と言い出しかねない。
日本人が「ドンパチ」レベルの分かりやすい「戦争」にとらわれている間に、新しい、しかも国際理解の得られやすい形での「侵略」が着々と進んではいないだろうか。


本当は別の場所で言いたかったこと。

2005-12-08 | 今日の出来事。(社会編)
18年間軟禁 母親、家庭訪問にも「会わせたくない」 (朝日新聞) - goo ニュース

HE(ホームエデュケーション)をご存知だろうか。
学校以外の教育(オルターナティブ教育)の一つとして、内外で最近脚光を浴びつつある。
教育の基盤を学校ではなく文字通り「家庭」に置いて、子どもの知的好奇心を優先しながら教育を行おうとするものだ。

なるほど、確かに教育は学校でしかできないというものではない。
学校をどのように改善しようと、学校になじめない子どもは必ず出てくるだろうし、(人間の多様性とはそういうものだ)
そういう子どもたちの受け皿になるという意味でも、HEのような代替教育形態は絶対に必要だ。
また、一部の子どもたちにおいては、その能力を引き出す上で、ときに学校教育よりも有効だろうということも理解できる。


だが一方で…
表題のニュースに戻るのだが、漠然と感じている不安がある。
それは「HEは虐待の隠れ蓑になりうる」という事実だ。
外部との接点が薄い家庭において、虐待が行われているかどうかは、外から見ただけでは分かりにくい。(だから上記のような事件が起きる。)
実際そのような「内情のわからない家庭」の話はそこここに存在する。

個人の事情でHEを選んでいる分には、もちろん全くかまわない。
しかし社会的には、「私たちは好きにやってるんだから放っておいてくれ」というだけで通ってしまっては困るのだ。
特に、曲がりなりにも公に向けてHEを推奨するメッセージを発信するなら、少なくとも上記のような問題に積極的に関わろうとする姿勢をみせるべきではないだろうか。
そうしなければ、意図せずしてそのメッセージは「家庭での虐待が増えようが我々には関係ない」という意見表明となってしまう。
そんな無責任さでは、社会的な認知は広まるどころか受けにくくなってしまうのではないだろうか。

当人たちがいくら
「私たちが家庭でやっていることは虐待ではなく教育だ。だから不安など感じる必要は全くない」と主張したところで、学校との交わりのない「家庭」において虐待が発見しにくいという事実には変わりはない。

また、「学校でも虐待は起きているではないか」という問題のすりかえでは答えにならない。
少なくとも学校で起きる問題は「18年間も表に出ない」などということは考えられないし、社会問題化すれば世論が放って置かないだろう。必ず何らかの対策がとられるはずだ。(学校評価制の導入などもその一つだろう。)
学校という場所は常に人目にさらされているからこそ、それができるのであって、家庭に同じ手法を用いることはできないだろうし、またそれを望むHE実践者も少ないのではないだろうか。
そこにこの問題の難しさがある。

私たちが生きている(生きてゆかねばならない)社会

2005-12-06 | 今日の出来事。(社会編)
女子児童を狙った犯罪が相次いでいて、ネットでもリアルでもその話題で持ちきりである。
マスコミが「現代は病んだ時代」だと印象付けるのに格好の状況が整ってしまった。それに乗ってしまっては思うツボだ。
で、例によって「少年犯罪データベース」の姉妹サイトである「少年犯罪データベースドア」から、「幼女レイプ殺人事件」の数々を引用させてもらおうと思う。(気分のいいものではないが…)
この種の事件は結局いつの時代も起きているのだということがよくわかるだろう。

もちろん、それを知ったからといってなぐさめにはならないかもしれない。
しかし、少なくとも現代が特別に病んでいるというわけではない、ということを知っておくことは、今の社会を客観的に見る目を養う上では悪いことではないと思う。


以下引用(一部)

昭和27年(1952).3.15〔23歳が幼女をレイプ殺人〕
 東京都品川区の飴製造業者(32)の小学1年生の長女(8)が行方不明となり、25日に庭に埋められている死体が発見された。従業員(23)がレイプしたあとに出刃包丁で首を刺して殺害して、下半身ハダカのまま埋めたもの。1月に雇われ、入院している母親(28)の代わりに長女の世話をしていた。

昭和29年(1954).4.19〔21歳の幼女レイプ殺人 鏡子ちゃん事件〕
 東京都文京区の小学校のトイレで、2年生の女の子(7)が授業中にレイプされて口に下着を詰め込まれたまま絞殺され、5.1に坂巻修吉(21)が逮捕された。静岡県の結核療養所に入院していたが友人を訪ねて近くの小学校でたまたま女の子を見かけていたずらしようとしたもの。ヒロポン中毒者で、この事件を契機に覚醒剤取締法が厳罰化された。「鏡子ちゃん事件」として世間で大きく騒がれた。

昭和29年(1954).5.23〔15歳が幼女をレイプ殺人 宮子ちゃん殺し〕
 山口県豊浦郡の防空壕で、小学1年生の女の子(7)が絞殺された上にレイプされた。電気工(19)が逮捕されて一旦は犯行を認めたが裁判では一貫して無罪を主張、一審は証拠不十分で無罪判決、二審の公判中、昭和31年8.25に強盗殺人未遂を犯して昭和32年に5年以上10年以下の不定期刑を言い渡された少年(18)が、15歳の時に犯行を犯したと自供した。強盗殺人未遂事件について女の子の母親が「まじめな青年だから」と減刑嘆願運動をしているのを知って良心の呵責を感じたため。昭和33年2.1に検事は控訴を取り下げて、電気工は無罪となった。

昭和30年(1955).3.6〔24歳が10歳少女をレイプ殺害〕
 埼玉県熊谷市の古物商従業員(24)は小学4年生の女の子(10)を小学校のトイレに連れ込みレイプし、口を塞いで窒息させ、死体を便器に捨てた。翌日に自首。女の子とは顔見知りで、いっしょに映画を見に行った帰りの犯行だった。浦和地裁で懲役17年の判決。

昭和30年(1955).5.6〔17歳ニートが幼女を誘拐レイプ殺人 三枝子ちゃん殺し〕
 静岡県小笠原郡で、無職(17)が登校途中の農家の二女の小学2年生(8)を自転車で誘拐、1日中連れ廻して浜松の中学校でレイプしたのち夜を明かし、翌日河原でもレイプして荒縄で絞殺、生き返らないように口と鼻に砂利を詰めてから埋めた。誘拐事件として捜索していた警察に殺害直後に逮捕される。
 農家の次男で中卒後に就職したがすぐに辞めてぶらぶらしており、家出して2回自殺未遂を起こしている。人に笑われるからと中学もあまり行っていなかった。友達はおらず、読書と映画が趣味。小学生の時に女の子の兄にいじめられた復讐だと自供。逮捕されても父親(43)は「凶暴性はなくみなさんが心配するようなことはないと思う」と語る。

昭和30年(1955).5.14〔高1が幼女をいたずら殺人 芳子ちゃん殺し〕
 神奈川県横須賀市の自宅で、工業高校1年生(16)が女の子(5)を殺害、翌日、死体が発見されて逮捕された。公園で遊んでいた女の子に絵本を見せてあげると誘って、いたずらしたが騒がれたため絞殺したもの。この犯行の30分前にもべつの少女(11)に「いい本がある」と自宅に誘いこみ、首を絞めていたずらしようとして逃げられていた。
 米軍基地職員(40)のひとり息子で甘やかされ、悪いことをして近所の人が怒鳴り込んでも親は相手が悪いと放任していた。連行時に被害者の母親が「ひどいことをしたのね」となじったが、「何をしたのだ」と平然と答え口笛を吹いていた。風俗店に通っている友人の話を聞いて刺激を受けたと自供。

昭和31年(1956).11.12〔17歳が幼女をレイプ殺害〕
 青森県弘前市の旅館の長男の番頭(17)が小学1年生の女の子に暴行して殺害した。死体を自宅の天井裏に隠して、客から預かった19万4千円を持ち逃げしたが、19日に東京浅草の旅館で逮捕された。秋田、大阪、熱海で豪遊していた。この年の大卒銀行員初任給5,600円。

昭和32年(1957).2.26〔28歳が幼女をレイプ殺人して死刑〕
 東京都田無町で、土木作業員(28)が小学3年生の女の子(8)を「映画に行こう」と誘拐し、レイプして絞殺した。福島県に逃亡していたが7月に逮捕され、無期が求刑されたが八王子地裁は死刑判決を出した。

昭和32年(1957).2.27〔22歳が幼女をレイプしようとして絞殺〕
 神奈川県相模原市の農業手伝い(22)が、近所の女の子(5)をレイプしようとして絞殺した。横浜地裁は懲役15年の判決を出した。

昭和32年(1957).12.17〔19歳が授業中の小6少女を誘拐殺人 郁恵ちゃん殺し〕
 福岡県田川市の小学校で、無職の久保章(19)が「お母さんが急病だから迎えに来た」と授業中の小学6年生の少女(11)を連れ出し山中に誘拐、少女が悲鳴を上げて逃げ出したので両手や紐で絞殺、「3万円持ってこい。警察に知らせたら娘の命はないものと思え」と身代金要求の脅迫状を届けた。翌日、ズボンを脱がされた少女の死体が発見され、犯人も特定されたが17日間も逃走して翌年1.2に逮捕された。
 家出中で、小遣銭に窮し漫画難誌からヒントを得て、登校中にたまたま見かけた少女を狙ったもの。2回の非行歴がある札付き。昭和35年6月、最高裁で死刑確定。

昭和33年(1958).5.〔少年の幼女強姦事犯〕
 小学生時代には級長もやり明朗な性質だったが、歓楽街の影響を受けた中学3年生の少年(15才)が、放課後、運動場で友人と遊戯中の小学2年の少女(7才)を「屋上にのぼると海が見えるから」と誘って校舎の屋上へ連れていき、ナイフで脅迫して強姦した事犯。幼女はおどろきのあまり失神してよろめき、約19米下の地上に転落して死亡した。少年は、このほかにも幼稚園の園児(5才)ほか4名の幼女に対してもわいせつ行為をしていた。(33年5月福岡県) 警察庁「少年非行」引用。

昭和35年(1960).7.11〔19歳がレイプ〕
 北海道赤平市で少年 (19)が強姦容疑で逮捕され、これとは別に昭和33年6.20に同じく赤平市で小学5年生の女の子(11)が草むらで絞殺された事件についても一度は犯行を自供したが、否認して少女の件は不起訴となった。
 昭和36年1.10に東京都で脅しで逮捕されていた無職(28)がレイプしようとして殺害したことを自供し、「久美子ちゃん殺し」と大きく話題になった事件が3年ぶりに解決した。

昭和35年(1960).11.7〔16歳がいたずらしようと少女を水死させる〕
 東京都足立区の小学2年生の女の子(8)が行方不明となり、14日にサンダルの見つかったゴルフ場から5キロ近く離れた北区の荒川放水路で水死体で発見された。近所の少年(16)が、いたずらしようとゴルフ場に連れて行ったが嫌がって逃げて川に落ちたと自供。昨年中学を卒業してから家業を手伝っていた。成績は普通で仕事にも真面目だった。このほかに5歳の幼女への強制猥褻もしていた。

昭和36年(1961).12.6〔中2が幼女にいたずらして殺害〕
 神奈川県横浜市の自宅近くの防空壕のなかで小学1年生の女の子(7)が殺されているのが発見され、同じアパートに住む中学2年生(14)が犯行を自供した。中2生はかくれんぼしようと草むらに女の子を連れて行き、お医者さんゴッコをした。家の人に黙っているように頼んだが、女の子が「言っちゃうかもしれない」と答えたため、まえにも悪い遊びで叱られたこともあって首を絞めて殺害したもの。4人兄弟の3男だった。

昭和37年(1962).6.3〔中3が幼女をいたずら殺人〕
 群馬県佐波郡の小学2年生の女の子(7)が行方不明になり、家の裏の消防用貯水池で死んでいるのが発見され、近所の中学3年生(14)が犯行を自供した。女の子が友達4人と遊んでいるところに中3生がやってきて「ジャンケンに勝った子にデンデンムシをやる」と言い、勝った女の子を誘い出して女の子の家が留守だったので裏でいたずらしようとしたが抵抗したため首を絞めて池に投げ込んだもの。
 中3生はほかの小学生にもいたずらしようとしたことがあり、2年前にはこの女の子にいたずらしようとして拒まれたのを恨んで女の子の家に放火している。柔道部に入っており、性格が荒かった。

昭和41年(1966).11.26〔16歳が連続幼女傷害〕
 東京都品川区の連続幼女傷害事件で無職少年(16)が捕まった。9.10に路上で遊んでいた女の子(4)の下腹部をカミソリで切るなど、幼女4人に対して傷害、暴行、強制猥褻事件を繰り返していた。同様の事件がほかにも10件起きており、少年の犯行ではないかと見られている。父親は元警官の中流家庭だった。

昭和46年(1971).7.17〔中2がいたずら殺人〕
 神奈川県横浜市の川で小学校1年生の女の子(6)の死体が発見され、中学2年の特殊学級生(13)が捕まった。いたずらしようとしたら騒がれたので、これまでも2回女の子へいたずらをして父親から叱られたことがあり、告げ口されるとまた怒られると思い首を絞めて川に捨てたもの。

昭和48年(1973).2.17〔17歳が幼女2人をレイプ殺人〕
 千葉県船橋市の空き家で小学5年生の女の子(11)が絞殺され、11.15に松戸市で幼稚園の女の子(6)の首を絞めてレイプして、元ガードマン(23)が逮捕された。昭和43年1月に船橋市で小学4年生の女の子(10)をレイプ殺人するなど50人以上の女の子や男の子に乱暴を繰り返していたことを自供。内気な性格で「大人の女性は自由にならないので子供を狙った」と話す。涙を流して人間らしさを取り戻したとして、無期懲役となった。

昭和49年(1974).8.28〔中3がいたずら殺人〕
 埼玉県北葛飾郡の幼稚園児の女の子(5)の死体が近所の民家の庭で発見され、この家の中学3年生(14)が犯行を自供した。中3生の家に女の子が遊びに来たのでいたずらしようと両腕を縛った。親に言いつけると抵抗したのでサラシで首を絞め殺害し、庭の段ボール箱に隠したもの。成績は悪く内気だが近所の人にもきちんとあいさつしていた。

(引用終)

…平成の事件まで引用したかったのだが、あまりに多いのでここまでとしたい。
続きは当該サイトで。

どこまで「人権後進国扱い」されればいいの?!

2005-11-09 | 今日の出来事。(社会編)

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 日本社会の「差別」指摘 国連人権委報告

(ホントはこういう話題は取り上げたくないんだけど、あまりに頭にきたので…)
ほ~ら、言わんこっちゃない!!
一部の勘違いした連中による「一方的通報」によって、今や国連は中国・韓国・北朝鮮による「日本吊るし上げ」の格好の舞台になってしまった。
国際社会での日本の権威を貶めることは、つまるところ
他の国々の発言権を拡大するだけ
なのだということが、この連中は少しはわかっているのだろうか。そしてそれが「どのような世の中をもたらすことになるのか」まで考えての行動なのだろうか。
「国連サマサマ」な人々には考えることすらできないのだろうな…

これがどういう影響をもたらし始めることになるか、よく見ていこうではないか。
深刻な影響が出始めてから「しまった!!」と言っても、もう遅い。失われた信用を回復するのにはさらに時間と手間がかかるだろう。その間に失うものは計り知れない。


日本における人権・差別問題なんて、中国や欧米のそれの根の深さに比べたらかわいいものだ。
おさまる気配のないパリでの暴動を見るまでもない。(正直私もここまでくすぶるものがあったとは…と驚いてもいるのだが。)
欧米では「みんな違ってみんないい」が実現できているなんて、実は大嘘なのだということがよくわかるというものだ。

翻って日本を見てみるといい。
たとえば阪神大震災という未曾有の災害のさなかにあって、外国のメディアから
「暴動も略奪も見られなかったことは、奇跡に近い」という見方をされていたことについて、私たち日本人は深く考えたことがあるだろうか。
(…そもそも、そんな見方をされていたということをきちんと知っていただろうか?)

「病巣」がより根深いのは…?
日本は本当に「民度の低い」国なのか…?
ちょっと理性的に考えれば分かることだと思うのだが…

(オマケ…ここぜひ読んでみて!)


選挙が終わって。

2005-09-14 | 今日の出来事。(社会編)

自民圧勝でしたね。感想のほうはノーコメントということにしておきます。

それにしても、かつてないほど「熱い」選挙だったんじゃないでしょうか。
ネット上でも個人のブログで政治や選挙についての様々な主張が繰り広げられていますね。
(ざっと見て感じた限りでは、今回の選挙結果とそれほど乖離したものではない印象を受けました。)

このところ個人のブログで様々な意見を読んで、一番感じたのは
「借り物の言葉」の薄っぺらさ、です。
本人はバレてないつもりなのかもしれませんが(あるいは自分でも気づいていない場合もあるかも?)「借り物の言葉」はすぐにわかるものです。
何というか、きちんと消化しないで上っ面の感情だけで安易に同調しているというのが丸わかりなんですよね。
そういう人は大体において、自分の主張したいことには響きのいい言葉を、反対意見に対しては極論っぽい「悪」のバイアスをかける言葉をどこかから借りてきています。
(ま、当たり前か…逆のワケはない^^;)

それだけなら薄っぺら具合にガッカリするだけなのでまだいいんですが、
頭にくるのは権威ある人の発言や専門用語の威を借りようとするあざとい手法がミエミエなときです。
「私の考えはコレコレ、この人の言っていることと同じなんです。」とか
「ホラ、この人もこんなもっともな(注・もっともらしく聞こえる部分だけを抜き出している)ことを言っていますよ~」
なんて感じの、主張ともいえない主張を読むのは、「時間のムダ」以外の何者でもありません。

一度感情から離れて、他人や自分を「外」から見て、自分の言葉で自分の考えをまとめられるようになってから論戦に参加してほしいものです。