この話は本当は昨日の朝起こったことなので、昨日のブログで挙げるべきだったかも知れなかったが、怖くて触れることができなかった。
今日はもう大丈夫なような気がするので挙げておく。
後で「ああ、あんなバカなことにびびっとったよね」と笑えるように。
矯正を始めてから、左上の八重歯のとなりで少し後ろに隠れていた(八重歯がある人ならわかりやすいだろうな)歯が、ワイヤーのおかげで幾分か前に移動してきた。でもまだ完璧に出ていない。
今回太めのワイヤーになったので、助手もワイヤーをこの歯に通していくのが大変だと言っていた。
そして「この歯、これから向きをどんどん変えていきたいからしっかりワイヤー通しとくわ。ちょっとだけプレッシャー感じると思うけど我慢してね。」と助手。
「ホッへー(オッケーと言っている)。」と何気なく言ったのだが、そのプレッシャーがあんなにすごいとは思ってもいなかった。
本気で前歯折られるかと思ったぐらいだ。
痛くはないのだが、もう怖くて怖くて今にも「みし...」とか音がしてきそうで、この得たいの知れない恐怖に心臓バクバクしておった。
ものの5秒ぐらいで終わったのだが、自分の中では10分ぐらいの恐怖と戦っていたかのごとく、かなりの疲労感を味わった。
本題はここから。
水曜日の早朝、私はバスルームでいつものように歯を覗き込んでいる。
「この歯の向きを変えたいから...」って、助手が言ってたな、とふと思い出してその歯を見てみる。
なんとその歯、とんでもない方向にぐるりと向きを回転していたのである。
げっ!!!!!何これ...。
そしてその歯に触れたが最後、その歯がぽろん...と抜けてしまったのだ。
悲鳴も出なかった。ガタガタ震える指が隣の前歯に触れた瞬間、その前歯までぽろん、とまた抜けてしまったのだ。
鏡の自分を向き合った状態で意識がなくなってゆく。
...そこで目が覚めた。
夢だったのだ。どうりでワイヤーが歯の上になかったわけだ。
普段は起きてすぐはうつろな感覚がするのだが、昨日の朝は意識朦朧だったとはっきり覚えている。
それでいて、口の中で歯が次々に抜けてゆくあの感触が、まだある。

(今でこそ笑い話。でも本当だったら、と思うとぞっとする)
「夢でよかった...」と安心したのもつかの間、「歯の抜ける夢って、すっごい縁起が悪いんじゃなかったっけ?しかも抜ける歯が前であればあるほど、縁起が悪いことが早めに起きるとかだったよな。」...夢から覚めても恐怖である。
昨日これを挙げたくなかった一番の理由は、ハニバニ(夫)がテキサスから飛行機で帰ってくるからであった。
昨日はテキサスもここもすごい突風が吹いていて、飛んだとしても遊園地の乗り物さながらのスリルを味わうことになっただろう。
縁起がどーのこーのというのは私らしくなかったが、「ま、いっか。」と言ってしまえるほどの気力は失せていた。
あの感触のせいだ...。いや、全ての事の始まりはあのプレッシャーからだ。
私が昨日どんな思いだったかつゆ知らずのハニバニは、「腹減った」とマックのチーズバーガーと共に元気に帰宅した。
歯が痛くてさすがに「一口かじらせて」とは言えなかったが、彼ののんきな顔とチーズバーガーの美味しそうな香りで、
少し苦痛が遠のいた。
今日はもう大丈夫なような気がするので挙げておく。
後で「ああ、あんなバカなことにびびっとったよね」と笑えるように。
矯正を始めてから、左上の八重歯のとなりで少し後ろに隠れていた(八重歯がある人ならわかりやすいだろうな)歯が、ワイヤーのおかげで幾分か前に移動してきた。でもまだ完璧に出ていない。
今回太めのワイヤーになったので、助手もワイヤーをこの歯に通していくのが大変だと言っていた。
そして「この歯、これから向きをどんどん変えていきたいからしっかりワイヤー通しとくわ。ちょっとだけプレッシャー感じると思うけど我慢してね。」と助手。
「ホッへー(オッケーと言っている)。」と何気なく言ったのだが、そのプレッシャーがあんなにすごいとは思ってもいなかった。
本気で前歯折られるかと思ったぐらいだ。
痛くはないのだが、もう怖くて怖くて今にも「みし...」とか音がしてきそうで、この得たいの知れない恐怖に心臓バクバクしておった。
ものの5秒ぐらいで終わったのだが、自分の中では10分ぐらいの恐怖と戦っていたかのごとく、かなりの疲労感を味わった。
本題はここから。
水曜日の早朝、私はバスルームでいつものように歯を覗き込んでいる。
「この歯の向きを変えたいから...」って、助手が言ってたな、とふと思い出してその歯を見てみる。
なんとその歯、とんでもない方向にぐるりと向きを回転していたのである。
げっ!!!!!何これ...。
そしてその歯に触れたが最後、その歯がぽろん...と抜けてしまったのだ。
悲鳴も出なかった。ガタガタ震える指が隣の前歯に触れた瞬間、その前歯までぽろん、とまた抜けてしまったのだ。
鏡の自分を向き合った状態で意識がなくなってゆく。
...そこで目が覚めた。
夢だったのだ。どうりでワイヤーが歯の上になかったわけだ。
普段は起きてすぐはうつろな感覚がするのだが、昨日の朝は意識朦朧だったとはっきり覚えている。
それでいて、口の中で歯が次々に抜けてゆくあの感触が、まだある。

(今でこそ笑い話。でも本当だったら、と思うとぞっとする)
「夢でよかった...」と安心したのもつかの間、「歯の抜ける夢って、すっごい縁起が悪いんじゃなかったっけ?しかも抜ける歯が前であればあるほど、縁起が悪いことが早めに起きるとかだったよな。」...夢から覚めても恐怖である。
昨日これを挙げたくなかった一番の理由は、ハニバニ(夫)がテキサスから飛行機で帰ってくるからであった。
昨日はテキサスもここもすごい突風が吹いていて、飛んだとしても遊園地の乗り物さながらのスリルを味わうことになっただろう。
縁起がどーのこーのというのは私らしくなかったが、「ま、いっか。」と言ってしまえるほどの気力は失せていた。
あの感触のせいだ...。いや、全ての事の始まりはあのプレッシャーからだ。
私が昨日どんな思いだったかつゆ知らずのハニバニは、「腹減った」とマックのチーズバーガーと共に元気に帰宅した。
歯が痛くてさすがに「一口かじらせて」とは言えなかったが、彼ののんきな顔とチーズバーガーの美味しそうな香りで、
少し苦痛が遠のいた。
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